ご近所問題と犬の声と、自分の投影回答受付中
お世話になっております。ご近所付き合いについて相談させて下さい。
隣の犬達がうるさいです。
室内犬2匹いますが、1匹がめちゃくちゃうるさくて、
庭でて、こちらの姿を室内から見つけるとホントずっと吠えてる。
散歩にも行かせて貰ってないみたいです。
しかも、建売で隣接してるのですがなぜか我が家の方によく来る。そしてよく吠えてます。
今は夏だからこちらも窓を閉めててまだ我慢出来るものの、風通しの良い時はこちらも窓を開けてて、向こうもあけてるので、犬の声がして、窓開けたいのに開けられない。
他のお宅の方も吠えられてて「なんだありゃ?!」て呆れた顔で見てました。
飼い主は、こら!とか、だめ!とかは言うものの、狂ったように鳴く犬を止めたり窓を閉めたり、そういうのは全くなしです。
うるさくてすいません、と謝られたのも1度のみ。
また秋になると、悩まされる…と思うと憂鬱になります。
もう、段々家に向けて吠えてるように聞こえてきて、「犬はなくから仕方ない」と思うものの、憎ったらしくなります。
このお隣とは過去にトラブルがあり、
突然乗り込み突撃で恐怖に落とされたことがあります。
こちらがBBQについて「事前に知らせてくれると有難い」と言ったところ「BBQするなと言われた!」と勘違いし、突撃して来て、謝罪はなしです。
それから向こうから挨拶することもなく、無愛想で隣が大嫌いです。
多分、謝らない、自分勝手な生き方が、実は私は羨ましいのかもしれません。
自分の中の「ちゃんと」が強いので、ちゃんとしてない隣にイライラするのだと思います。昔からヤンキー等がちゃんとしてなく大嫌いでした。
投影だと分かりつつも、犬の声には正直困ってます、私は静かな緑の中森林浴とかしながらのんびりすごしたくて一軒家買ったので…
何かアドバイスや志を教えて頂けたら…よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
気持ちが別のことに向くようなものを探してみませんか。
過去の質問も読ませていただきました。BBQの一件のお宅が犬も飼っておられるのですね。何もかもが、あなたに影響しているのは苦痛でしかありませんよね。
犬の躾や、部屋の見通し(犬が気づきやすい)や、隣人の価値観などにおいても、あなたの家側に向けて被害が向いている状態なのでしょうね。あちらは、問題がないという認識でしょうから、改善もあまり望めそうもなく…。直接に伝えることも、トラブルを生みたくないから言えないということですよね。
耐えるしかない状況のようですが、出来るだけ気にならないようにするためには、家よりも外で過ごす時間を増やすことだろうと思います。日中に仕事など、家から別の場所に移動することで、隣人の一件から離れられます。仕事でもスポーツクラブでも図書館でも、何でもいいのですが、家から離れているほうが気が紛れるのではないでしょうか。
また、窓に防音のカーテンなどで対策をしたり、出来るだけ家の中を快適に、外からの影響を受けないようにしたいものですよね。気持ちが別のことに向くようなものを、あなたなりに探してみませんか。
私は、仕事や運動、他の活動、ボランティアなど、そういった繋がりがあるおかげで、気持ちをそちらに向けていられます。家のことだけでは、息が詰まりますものね。
お悩み拝読いたしました。
率直に申し上げますと、すっきり納得の解決策というものは無いように思われます。拙僧もマンション住まいだったころ※、隣人トラブルのようなことは経験がございます。息子もやんちゃな盛りでわが家がうるさく両隣の方たちにご迷惑をかけているのでは内心ずっと気がかりでいました。(※お坊さんなのにマンション住まいというのはいささき珍奇に聞こえるかもしれませんが、いろいろあるんだろうなと軽く聞き流してください(笑))ところが、引っ越しの際にご挨拶に伺うと、両室の方ともネガティブに思うどころか、息子の成長を喜んでくださっていたそうで表情や言葉からもそれが本当であるように拙僧には感じられたものです。
一軒家になりますと、おいそれと転居するわけにもいかず、余計にお互い神経質になってしまうようなところもございます。どちらか一方が嫌な思いをしたり無理な我慢を強いられるというのはおかしいと思いますが、人としての基本的な価値観や考え方の異なる人(隣人)との関係においてその不公平さを解消するのは極めて困難でしょう。
ひとつだけ至極当たり前のようなアドバイスになってしまいますが、こじれてしまった紐の結び目をほどくような姿勢でのぞまれてはいかがでしょうか。人間関係などは、紐よりも厄介で、無理に引っ張って解消しようとすれば余計にほどけなくなってしまうものです。
今うるさいお犬さんも、ひょっとしたら老いていずれ大人しくなるかも知れませんし、隣人とて何かの拍子でこちらに思いやり持ってくれるようになるかもしれません。性急さと期待は持ちすぎずに、春を迎えて雪解けを待つ生き物たちのように気長にのんびり辛抱いたしましょう。
秋になり窓を開けて自然の風を感じたいときには、ぜひお散歩なさってください。自然の風のなかで歩けば、健康増進、筋力向上、精神安定とご利益がたくさんございましょう。
あまり深刻に思わず、気楽に過ごしていただくのが一番なのではありませんか。
そわか合掌
周りの方々と相談して改善を求めましょう
拝読させて頂きました。
以前からのご相談の近隣の方のことですよね…。あなたがとても辛い思いをなさっておられるのかと思います。詳細なあなたやその方々のことはわからないですが、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
おそらくペットの犬の鳴き声は周りの方々にもかなり響いていて皆さん迷惑なさっているのではないかと思います。それ以外のことでもルールを守っていないかもしれませんからね。
ですから地域の皆さんと一丸となって改善するようにその方々に要求しましょう。班長さんや町会長さんや民生委員さんや自治体の環境整備課の担当者や市会議員さんにも相談して改善を求めていきましょう。
その方々が恨んで怒鳴り込んできたらすぐに110番通報しましょう。相手が暴言や暴力を振るってきたら決して迷わずに110番して警察署に対応してもらいましょう。地域住民がとても迷惑していることをしっかりとその方々に伝えて改善してもらいましょう。
犬は然るべきしつけをして訓練させていけばある程度ムダ吠えしなくなります。その犬種や性格にもよりますが指導してくれるところは調べればおそらく近隣にもあると思います。その方々が自主的にしつけをさせるべきです。そうした方が本人達の為ですし、何より犬の為です。
地域で共に暮らすということは皆さんがお互いのことを尊重し合い思いやり助け合い、ルールを守っていくことが大切です。
その方々が速やかに改善なさり、皆さんとお互いのことを尊重し合いルールを守り、あなたや皆さんが安心して毎日を生きることできます様に、切に仏様や神様やご先祖様に祈っております。至心合掌
声帯の手術の可否、自分を納得させられるか
犬の鳴き声を小さくするための手術があるとネットで出てきました。
お隣さんと手術代を折半してでも、そのような手術をしてもらえないか交渉してみてはどうでしょうか。
お隣さんが手術を嫌がるなら、「だったら室内で飼って、庭に出す時間を減らしてくれ」と言う。
心理学的には、まず大きな頼みごとをされて、それを断った場合、相手は断ったという負い目を感じるので小さな頼みごとを承諾しやすくなるそうです。
また反対に、最初に簡単な軽い頼みごとをOKした場合に、次により大きな頼みごとをしたときに受け入れ易くなる場合もあるそうです。
なので、何段階かのフェーズに分けて交渉の駒を進めていく作戦を立てましょう。
仏教的には、どんな音声も空気の振動にすぎないので、その空気の振動に意味付けして怒ったり悲しんだりしてしまうのは私達人間(受け手)側の心の問題なのかも知れませんね。
ですからあなたがおっしゃっる「投影」という見立ては正しいのでしょう。
まぁ、悟っていない私達は、ついつい音に意味付けして喜怒哀楽を感じてしまいますよね。
それでも、「空気の振動だから殴られたりしたわけではないので痛くも痒くもない」と意識してみるのも良いかもしれませんね。
また、あなたが「声帯手術なんて犬が気の毒」「室内で飼うなんて犬が可哀想」と思うなら、
それは、あなた自身が選んだことになるので、自分を納得させやすくなるかもしれません。