すぐに飽きてしまう
こんばんは。
一年の終わりに自分について振り返ってみると自分はつくづく飽きっぽい人間だなぁと思います。今年一年に限ったことではありませんが…
大学まではまじめに通い就職し習い事も続けそれなりに友達もいましたが、結婚してからというもの趣味も仕事も友達も、ここが居場所ではないと感じてしまい、身に付いていかないのです。後悔も多々あります。家も持ち家で10年たちますが次はどんな家に住もうかといつも考えてしまいます。家庭は円満で主人が一番の理解者です。可愛い娘も2人います。それがなおさら将来的に一人になった時私は仕事も趣味も友達もなくどう過ごすのだろうと不安になります。継続は力なりとわかっていても、自分の中にあった理想がすぐに崩れてきてしまいます。
しっかり仕事して、休日には打ち込める趣味があり、年に一度は友達と旅行に行く。無いものが欲しくなります。
叱咤激励、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分で手にして保ち育てていく楽しみにも目覚めてほしいなと思う
なるほど〜理想がすぐに崩れる。
求め過ぎるから、求めるだけだから、かなと思います。
たとえば、理想に近づいたとき、見える世界があると思うのですよ。思っていた通り、または思っていたのとは違う…。到達して、良くも悪くも崩れたときに、自分はどんなふうに求めていたのか、大きく求め過ぎていたのかもしれない、納得してしまうかもしれないけれど、その先を見ていきませんか。
求めるだけでなく、生み出していきませんか。居場所がないと感じたときに、自分から繋いでいこうとしませんか。自分で変化を楽しんだり、もっと向こうへと膨らませていきませんか。
相手や その場に求めるだけでなく、どうしたらもっと楽しめるのか、極めていけるのか、その趣味や習い事や環境を広げていけるのか、繋いでいけるのかを考えてみませんか。
ただ、習った、得た、楽しんだ、だけでなく、もっと深めていくにはと考えてみませんか。その先に、新たな目標・目的が生まれてくるんじゃないかなと思うのですよ。
誰だって、無いものが欲しくなりますよね。だから、自分で手にして、保っていく、育てていく楽しみにも目覚めてほしいなって思います。その環境つくりにも努めていきませんか。
安らげる瞑想などがおすすめです。
凪の海 様
前回の問答の回答で、自分へのねぎらい。とありましたね。
私はそれがもっと必要じゃないかなと思いました。
いろいろ飽きたり、長続きしない。集中できない。
将来が何となく不安。無いものが欲しくなる。
このような感情に振り回されるのは、あなたのせいではなく、あこがれや理想と異なる現実に脳がいたずらをしている状況だと推察します。現実から逃げたい、居場所にふさわしくないという反応をしているようですね。
不満足の部分に脳が自動的に拒否反応を示し、不安に陥れたり、集中できなかったりさせているのです。脳は、拒否することに対しては敏感です。なぜなら、拒否すること、嫌なことを瞬時に判断しなければ、身を守れないことがあるかもしれないからです。本能的に反応したりします。
この反応には、先の回答僧の、自分へのねぎらい、安らぎ、なだめ。が大切です。
心と体と(脳を含めて)安らぐことで、拒否反応が減ります。
そして、自分へ思いやり優しさを向けることで、心の落ち着きを取り戻し、安心や安全感を感じるようにすると、自分の居場所も「今、ここ」と感じるようになります。そうすると、自分に対して、勇気、強い気持ちを持てるようになっていきます。少し時間はかかりますが、瞑想や座禅・ヨガ、などをして自分へ思いやりを向けてみませんか。
今は子育て中で、仕事もされているようですから、日々忙しくされて、理想の生活とかけ離れている状況で時間に追われているようなストレスも溜まっているかもしれませんね。そんなときこそ、少しの時間でもいいので、安らげる瞑想などが必要なのです。自分の為にどうか取り組んでみてください。きっと気持ちが変わっていくと思います。参考にしてください。一礼
追伸:早速にお礼メッセージありがとうございました。また心がモヤモヤしたりする時は、どうぞ遠慮なくご相談ください。ご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
釋様
中田様
返信ありがとうございます。年の初めにありがたいお言葉が染みました。そのお言葉を大事にして、過ごして行きたいと思います。
もっと自分を大事にして、自分の世界をあたためていきたいと思いました。
本当にありがとうございました。