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働くこと、やりたいことに誠実になるには

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

これまで、ずっとレールに乗ったように選んできた人生です。
小説家、は夢としても出版とか文章にかかわるお仕事に興味を持ってきましたが、
20数年前、親は将来性のない文学部に行かせる学費はないといわれ、受験勉強の時は、死ぬ気になってやらなければ将来つぶしの効く仕事に就けない、と好きだった書籍を処分されてしまい、この先大学入るまでトンネルで、なんだかまた抜けた先にもトンネルが待っていそうと、活力を失っていきました。
せっかく法学部なんだから司法試験を目指しなさいと言われた時はそれでも抗弁しました。
何故やりたくもないことでリスク取って弁護士の就職先を見つけるのが困難な時代にそんなことをいうのと。
発達障害もあり就職に失敗し、それでも数年間のニートみたいな公務員浪人を支えてくれた両親には感謝しています。
しかし、公務員歴17年、私の障害にとっては最も適性に遠い所にあるらしく普通にできることが数えるほどしかない中、パワハラもあり、よくしてくれる人にも愛想をつかされたりです。
それでも今は少しずつクレーム対応とか人の嫌がるところに活路を見出して、あれほど嫌っていた法学部で学んだ法律の知識で、「君は他の人と違ってまだ諦めてない、ってところがあるからこうして助けてあげるんだよ」などといううれしい言葉を頂いたりもしました。
しかし、それでもなんだか8時半から20時過ぎまでパートタイムで懲役刑と苦役労働をさせられている気分が抜けません。
官公庁もどこか全体主義に通じる正常と異常を隔てる不健全な空気があって仕事自体社会にいいのか逡巡してもいて動機が定まりません。
それでも、人のために奉仕したいという思いは芽生え、まして給料を頂いているのだからと前向きに取り組めるようにはなってきました。勤務時間がやりたいことへの時間とトレードオフなのは苦しいです。

しかし、やりたい事への努力が実が入らないことを責めてしまいます。
コロナ前に通信制大学で文芸創作のコースに入りましたが、好きな事に思い切り集中できてません。
もしかしたら思い切りやらないことで無意識的にじぶんで言い訳の材料を作っているのか、親からのかつての趣味への没入に対しての叱責が罪悪感なのか。
友人もなくワイドショーばかり見ている同居の父の意識はいまだに緊急事態かのようで頼むから外出控えてくれとカフェや図書館にも行けず友達も減りました。

2023年1月15日 11:33

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

やめないけどつづける大切さ

人に言われた事を行う
人に評価される事を行う

これだけでは人生は豊かにならない

物書きなどアートは心の拠り所

私も同じです

中学生の頃自分の歩けるレールがない事に気がつき
すぐに学校と親元を離れました

とにかくお金にならない事
絵や音楽、運動
できない事、できるようになりたい事に
重点を置き取り組みつづけてます

私の場合は沢山の人の中で声を聞き取ることが難しく
テストの結果が100点満点中殆どが10点台になる程ケアレスミスが多い学生時代でした

輪をかけるように
字を書くにも力が入り過ぎて自分でも読めない汚い字しか書けませんでしたから
その頃の自分ではどうしようもない
分析ができるようになったのも
お坊さんになってからです

未だにこの点には苦労しておりますが
苦手も少しずつ工夫してできるようになるものですね

例えば
私の文に句読点が無いのは自分なりの工夫です

このハスノハの回答も
人の為である前に自分の為
それほどたくさん回答も出来ませんが
辞めずに続けるようにしております
字が書けない内的な理由もわかってきて
ベンさんのお仕事と同じく
自分を自分でコントロールする術をなんとか見つけられるものなのですね

さて
やりたい事があるのは稀な事
それだけで可能性に溢れています

ただ出来ない理由を並べる人が多いのは残念な事です
時間が問題なのでは無いのです
同じ事をやる方が何も考えなくて済むからです

脳をいつもと違うタスクに向かわせる為には先に訪れる徒労を受け入れる事
つまり失敗する勇気が必要です

とにかく一歩踏み出すは勢いで良い
そして続けなくていいから
絶対やめない事です

この決意を持ってやるかどうかで人生の質は当然変わっていきます

誠実とはそういう継続の経験から生まれるのだと思います

合掌

2023年1月16日 8:09
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有り難し
おきもち

山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロ...
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質問者からのお礼

丸山晃俊様

ご回答いただきありがとうございます。
それも個人的な苦難を乗り越えていらっしゃったご経験からのお智恵、ただただ寄り添っていただけている実感が温かく身内に広がり読むたびに励まされます。
私も音や人の声に包まれると思考が取り止めもなくあちこちへ引きずられて目の前の人の会話を聞きそびれたりするのです。
少しずつですがこの10数年で積み上げてきた今の自分のことも晃俊様はお見通しですね。
休日にバスで職場の前を通っただけで吐き気がおさまらなくなった過去からよく頑張ったなと自分に労いの言葉をかけたいです。
なかなかわかってもらえない境遇なので。
そしてそれはやはり自分の信じる美しい文物や自分の表現したい思いに支えられてのことなのだなと改めて思いました。
改めて諦めてはいけないと思いを強くしました。

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