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夫の風俗利用発覚後の再構築について

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結婚5年目、3歳の子どもが1人おります。
ここ3年は夫の下半身の調子が悪いと夫婦関係を断られていました。何度か試しましたが、うまくいかず。夫は性欲ももうないと言い、半信半疑でしたが無理強いをすることもできず、うまくいかなかったときの夫の悲しそうな表情を思い出すと、私が我慢をするしかないのだと言い聞かせていました。
しかし2週間程前に夫が風俗を利用していたことが発覚。話をきくとここ2年で3回利用したということでした。下半身の調子が悪かったことは事実で受診もしていた。治療をして良くなり性欲もでてきたが、自分から拒否しておいて私に夫婦関係を持ちたいと今さら言い出せなかった。友人に相談したところ風俗(性行為ではない)を紹介され、マスタベーション以外でもできるのかを試したかったので利用した、ということでした。
レスではありましたが、真面目で優しく、家族思いの夫がまさか風俗を利用するなど考えたこともなく裏切られたと感じ、とてもショックでした。
とはいえ、振り返ってみると私にも落ち度はあったと感じています。レスになってからは夫への気持ちを押さえ、愛情表現やスキンシップを控えて自分を守っていたように思います。
上記も含めて夫婦で話し合い、再構築することに決めました。
以前より早く家に帰ってきてくれたり、たくさんスキンシップをとって愛情表現をしてくれるようになり、数年振りに夫婦関係ももち、夫なりに努力してくれているのだと感じていました。
しかし昨日、残業中の夫に対しフラッシュバックのように不安が込み上げてきて押さえきれなくなり、今どこにいるのかと電話してしまいました。夫はもちろん職場におり、帰宅後に話し合ったのですが、夫としては私に疑われたことで今まで努力してきたことが報われないと感じたと号泣していました。ただ、疑われるような状況を作ってしまったのは自分だからと謝ってもくれましたが、なんだかもやもやとしてしまいました。
もちろん私も一時的な感情に任せて電話をしてしまったのは良くなかったと思うのですが、発覚してからまだ2週間で、私の気持ちの整理がついていないのも事実です。
とはいえ再構築を選んだからには私も夫を信じる努力をしなければならないことは頭では分かっています。しかし、気持ちが追い付かないのです。
時間がたてば裏切られたショックはうすれ、また夫を信じられるようになるのでしょうか?

2023年3月16日 0:21

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

信頼の坂は傾きが違う

 ご相談、読ませて頂きました。まず読み取れるのは、お互いがお互いを大切に思っていることです。それは確かなのではありませんか?
 そして、これは一般的なことなのですが、信頼というのは上げていくのはゆっくりしかできず、一方下がる時は一気だ、ということです。どんなケースでも多分当てはまります。
 旦那さんも辛いでしょうが、これはやはり時間がかかること、少しずつしか積み上げられないと腰を据えなくてはならない、と理解してもらわねばならないでしょう。
 今は情報がすぐに、かつ本人に都合よく入ってきますから、その情報通りでないと不安になるのは分かります。けれどそれは、生き物の変化に沿わないものです。せっかくここまで話し合い、お互い変化していこうというのですから、ジグザグしながら信頼を上げていこうと、その都度お互いの気持ちを伝え合うのが大切だと思いますよ。
 幸か不幸か、同じようなケースの相談が、ここhasunohaには多く寄せられています。その中でもあなた方ご夫婦は、良くやっていると感じます。
 私は結婚して25年近くになりますが、いまだ妻と衝突し、お互いの気持ちを話し、変化し続けています。そうしてお互いが信じられるようになっていく。その途上にいると自分にも言い聞かせています。「結婚はゴールではない」、いやゴールというのは一生を指すのでしょう。それを探し続けるのが人生で、どこまで行っても先がある。変化がある。長い道のりと感じるでしょうけれど、「絶望しなくてもいい」、諸行無常。それが仏教の人生観だと思います。

2023年3月16日 0:55
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

あたたかいお言葉をありがとうございます。
お互いがお互いを大切に思っていると拙い文章から読みとっていただき、ありがとうございます。
まさにその通りだとハッとさせられました。
今回の出来事でお互いに傷つき、そのことにばかり気をとられ気持ちが揺らいでいたのですが、根本的には夫のことを大切に思っており、これからもずっと一緒に過ごしたいと思っています。
そのためには一筋縄ではいかないと思いますが、話し合いながら、おっしゃっていただいたようにジグザグしながら進んでいきたいと思います。
優しくあたたかいお言葉をいただき、心が軽くなりました。
また気持ちが揺らいだときは、いただいたお言葉を何度も読み返したいと思います。
時が経ち、いろんなことがあったねと笑い合える夫婦を目指したいと思います。
本当にありがとうございました。

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