パートナーを蔑ろにしてしまう
昨年末、結婚記念日にパートナーの風俗利用が発覚しました。
当時、我々はセックスレスになっており、自分の方から改善を求め、話し合いの場を設けようとしましたが、拒否。
そういうことはなくても、仲睦まじい夫婦だと自負していましたし、自身に不貞行為の願望が芽生えても理性でもって摘んできました。それが愛情だと思っていたからです。
その後、怪しい時期があり、自白などはなく、あくまで憶測でしたが、泣きながら浮気やそういう行為を他の人としないでほしいと訴えました。
しかし、実際はそれより少し前から利用を始め、自身の懇願を聞いてもなお利用を続け、計3回通っていました。
自覚症状や、過去のトラウマなどをきき、性依存症の可能性を加味し、通院を進言し自助会などにも参加を始めました。
自分では、これで少しは進めたのだろうかと思う反面、奥底で信用し切れず、定期的に情緒が不安になり、相手に蔑ろな態度をとってしまいます。
わかってます。
過去の相手の行動全てが愛情がなかったわけではないと。自分が変わらねばならないこともわかってます。でも、ここまで苦しい思いをしながら、相手を病院まで繋げて、今なお辛い自分がまた労力を使って自分を変えないといけないという納得しないといけない自分が変わらないといけないそれが、うまくできません。
でも、今まで2人で根ざしてきた根っこが半数以上腐って根の意味をなさなくなった時木は立っていられるのでしょうか
相手を蔑ろにしてしまう自分も、蔑ろにされた過去や相手のこと、全てもう過去なんだからと笑えるのはいつになるのでしょう
あんなに愛していたのに、蔑ろにしてしまうのが辛いです。相手のことは夫婦というより、もはや、蔑ろにしてもいい親友のような関係です。
相手は夫婦に戻りたいと言いますが、戻り方もわかりません。
どうやったら改善できるのでしょう。
自分を変えるには環境を変えるべきとよく聞きます。やはり、離婚した方がいいのでしょうか。それさえも考えるのが億劫です。
お時間のある時にご縁があればよろしくお願いします。
一部の人間に対して執着して自分を卑下する 高望みし、自分に落胆する 自己顕示欲が強く、どこか焦燥感を抱えている
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どうぞ、夫君のお心の内を聞いて下さい…
『今なお辛い自分がまた労力を使って自分を変えないといけないという納得しないといけない自分が変わらないといけない』…ご相談内容のこの一節からもあなたの真面目さが伝わってきます。一生懸命に考え、考え抜き、そしてきちんとした結論を出さなくてはならない…そんなお気持ちでいらっしゃるのかなと感じました。
でも、そもそも人間ってそれほど賢くも、真面目でもないのかも知れません。私も真面目さだけは他人様に引けを取らない…と思っていますが、その分、「自分の考え、行動は正しい」→「相手の考え、行動は間違っている」という結論にどうしたって持っていく性分だと自覚するようになりました。でも、それだと相手の居場所・立場が無くなるんですよね…当たり前のことながら。実はこれは私が還暦を前にしてやっと気付いたことです。
『風俗利用は良くないこと』です…と言い切ってしまうと夫君の立場が無くなります。また風俗に関係した仕事に従事している方々の人格を否定することになります。
ましてや『根っこが半数以上腐って根の意味をなさなくなった』とまで結論付けられた夫君はあなたの傍には居られなくなるでしょう。「風俗に楽しみに出掛けた」のか、「風俗に逃げてしまった、居場所を求めた」のかは夫君にしか分かりません。
多分、このような回答はあなたの求めるものではないと思います。
ですので他言は費やすことを止めておきますね…。
『もはや、蔑ろにしてもいい親友のような』夫君との夫婦関係を継続するのは難しいように思います。
ただ、一点『親友のような』の一節に、一筋の関係継続の光明を感じます。
どうでしょう…親友ならば、「適当に仲良く、楽しく」やっていくことだって出来るのでは無いでしょうか。
どうか、一度 夫君のお話しを「一方的に聞いてみる」時間を作って下さい。
その場では決して口を挟まず、一切の反論などは行わないで夫君のお心の内を聞き抜いて下さい。「親友からの相談」と思えば、不可能ではないと思います。
仏様が あなた方ご夫妻の今後をご心配下さりつつも、温かく見守って下さっています。
質問者からのお礼
お答えいただきありがとうございます。
己の主張が正しいと思う反面相手の主張も聞くべきと思い、どうして風俗を利用したのかその経緯、風俗に対して逃げなのか、娯楽なのかなど簡潔にレポートにまとめてもらってます。書面の方が自分の中で整理しやすいかと思ったので。
しかし、それすらもしんどいといわれ提出を延期してます。なぜ突き詰めねばならないのか、論理立てて考えなければならないのか、と。
正直提出されることは今後ないのではないかとも思います。
これは聞いてやろう、理解してやろうという私の無理解や、傲慢さなのかもしれませんね。
風俗公認にしようと提案したら怒られました。思わず、笑っちゃいました。
私も風俗利用すればよかったです。
真面目に生きなければよかったです。
風俗従事者に対しての否定的な考えはありません。それを取り巻く日本社会のあり方には疑問を抱きますが。
風俗に関しては、自分自身の労いだったと言ってました。罪悪感はあれど、続けてしまった。原因は通院でわかるでしょう。
己の視野の狭さと、心の狭さを再認識できました。長文でまとまりのない内容となってしまいましたが、お目通し、回答ありがとうございました。