過去を乗り越え優しい母になりたい
回答 1
有り難し 16私は、5月に出産を控えています。
どうにか、自分の過去を乗り越え、人としても母としても優しく前向きに生きていきたいと思っています。
その一方で、過去を思い出し、辛く、前向きになれない自分がいつもいます。
私は、おそらく物心が着く前から、28歳で両親と連絡を断つまで、ずっと心理的虐待と、身体的虐待を受けてきました。
・幼稚園児の頃、母指定の髪型を嫌がったら、土下座して謝るよう強制された
・食事を床におかれる
・カバンの中身をすべて床に撒かれる、粉々にされる
・彼氏が出来たらなんとか邪魔をしたり、汚い言葉をひたすら言われる
・お前なんか殺されればいいと言われる
・夜寝てると、蹴られる
・なんとか一人暮らしをすると100km離れているにも関わらず突然家に来る、意味のわからない手紙を送ってくる、暴言を並べたメールや凄まじい数の着信など
書き出したらきりがないのですが、私もこのことから中学生の頃から精神を病み、自傷行為や自殺未遂を繰り返してきました。
精神科に通い、なんとか両親と絶縁(引越し、住所をマスキング)し、理解のある夫と出会い今に至ります。
もう、今更過去や親は変えられないし、私の人生なのだから、私自身や夫含め今関わりのある人、これから出会うわが子を大切に大切に前向きに生きていきたいです。
その反面、自分自身が今まで辛かったこと、もっと幸せに生きてきたかった、なんであんな親の元に生まれたのか等、親を恨み憎しむ気持ちを捨てきれず、苦しい気持ちがいつもあります。
こんな気持ち、私はどのように対処すれば、どのように考えれば、私自身成長していけるでしょうか。
普段人に話せる内容でもなく、こちらでご相談させていただきたく記入しました。
よろしくお願い致します。
過去に執着してしまう
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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反面教師を貫こう
プロフも読ませていただきました。いままで壮絶な人生でしたね。現在あなたが立ち直れたことを心から嬉しく思います。そして素晴らしい伴侶に恵まれ、新しいいのちを授かったのですね。おめでとうございます。
親ガチャって言葉は私は好きじゃないけど、あなたの話しを聞くとハズレ引いちゃったとしか思えないですよね。でもね、反面教師って言葉があるけど人間て辛い目に遭った人ほど優しくなれるって事があります。これは私が坊さんになって実感した事。私は自死遺族との分かち合いや希死念慮者との手紙相談とかしているけど、本当に辛い経験をした人はとても慈悲深い人になるのです。実は仏教を学んでいるとそうなると教えられるけど、実感として本当にそうなのだと思っています。
と言う事はあなたはとても愛情深い優しいお母さんになれる確率が高いと言うことです。
でもね、子育てって思った以上に大変だと思います。いまの若い世代はちゃんと旦那さんも子育てを手伝う風潮にはあるけどね、実は私は坊さんになる前に会社を経営していて超多忙の毎日だったのです。それで子育てはほぼ全て妻に任せてしまいました。そのしっぺ返しで娘はずっとママっ子のままです。まぁ仕方ないですね。
あなたの旦那さんはきっと子育ても手伝ってくれると思うけどもしもお仕事が忙しくてあなたばかりに負担が掛かったとしてもね、その時こそ親を反面教師と思ってお子さんに愛情を注いでくださいね。ストレスを赤ちゃんにぶつけないように。
そして、万一メンタルやられるような事があればいつでもhasunohaに気持ちをぶつけて下さい。あなたなら大丈夫。応援します。合掌
質問者からのお礼
宮本龍太様
お忙しい中、お返事ありがとうございます。
あたたかい御言葉に、涙がでました。
親ガチャという言葉は私もあまり好きでは無いですが、ハズレとは本当にまさにうちだよなあと思ったりしています。
心身ともに、まさにボロボロになりましたが、それでも生きていくと決めたのだからなんとか、捻くれずにやっていきたいです。
子育ても、未知のことしかありませんから想像以上に、しんどい…こともあるかもしれませんが、頂いた言葉を読み返しながら辛い時はご相談させていただき、頑張っていきたいです。
本当にありがとうございます。
