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なくなった人のほうが大事な母

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身内をなくして10年以上たちますがなくなった日のことは今も鮮明でおもいだすことがあります。他にもおもいだすことはいくつもありその度悲しくなります。
でもそれは身内をなくした人は皆そうでおもいださないことはないです。
母と話していてなくした身内のことになると思い出話以外に言い合いになることがあります。誰か助けられなかったのか、なぜなくなってしまったかの話になり、挙げ句私のせいにされ、母は子供の時のことまでもちだしてきました。
そんな数十年も前のこと話されてもどうしようもありません。
いい加減にして!といい、それきり連絡もとってません、もう4ヶ月たちます。
このことで、母は目の前の私よりいつまでもなくなった子のほうが大事なんだとよくわかりました。今までも過去の話で私があんなこというからでしょと何度いわれたことか。済んだことをいつまでもいわれどうしてほしいのかと。
母は誰かになくなったことの責任をとらせたいから10年たっても物言える私にいうのだなと。父には何言ってもきいてないので母はもう諦めていて私に唯一いえるからひどいこともいうんだなと。でももうこんな母と関わりたくないです。
私からしたら、じゃ、今までの私に対する心配やらは何だったのかといいたいです。母の言動が矛盾しすぎててつきあえません。4か月前のことがあるまでは母の葬儀くらいは死後してあげようと思ってましたがもうどうでもいいです。
本当に心配なら母のほうから電話か手紙でもくるはずなのでそれもこないのだからそれまでの関係だったということです。これできっと母がなくなるまであわずにおわるんだろうなと。仕方ないです。言い合いの挙げ句、正月にきてほしくなかったとまでいわれ誰がこちらから連絡なんてしますか。
言動にかなりの矛盾があり疲れるから関わらないほうがいいなと。今更言っても直るわけもなくこちらが嫌な思いするだけです。
ただ、なくなった身内の墓地のことと相続の話がすんでないから話さなくてはならなかったんですが現状それもできてないままです。
こんなことがなければ料理の作り方ききながら作って料理ノートの内容がふえるはずでした。
親子も1度大きな亀裂が入ると修復できないですね。
母がどうにか連絡してくるまで放っておくしか。そうはいっても母もあと十数年の寿命だと思うのでこれきりでも仕方ないです、こういう結果を招いた母なんですから。

2023年5月5日 22:50

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
あなたのそのお母様への思いを読ませて頂きました。今までの詳細な経緯や関係性はわからないですけれども、あなたがその様に言われて関係を断ちたくなるお気持ちもわかる様に感じます。お気持ち心よりお察しします。

わからないですけれども、お母様は自分のせいだと心の奥底では思っておられるのかもしれませんが、そのことを認めたくはないのかもしれませんし受け止められないのかもしれません。お母様自身ただどうすればいいのかわからなくなってしまいあなたに責任転嫁してあれこれと責めたりしてしまうのかもしれません。
ですからお母様が根本的に考え方や姿勢を変えない限りはあれこれと周りの人達をいたずらに責めてしまうことばかりに終始してしまうかもしれんからね。
それは本人が意識して自覚しない限り変わりよりがありません。
ですから適度に距離を取って危害を受けない様にすることが望ましいかもしれません。

人の命は誰しもわからないものです。どんなに素晴らしい医師に診てもらっても、どんなに環境の良いところで育ててもらっても、どんなに優秀であったとしても様々な巡り合わせの中で与えらた命にはそれぞれの天寿があり限りがあるのです。

そのことを受け入れてられないならばその人は永遠に迷い悩み恨み憎しみ続けていくことになるでしょう。つまり永遠に迷いの世界から救われることはありません。

いずれにせよあなたはお母様と離れることです。あなたはあなた自身の人生や命を大切になさって生きていきましょう。

あなたがこれからの未来を本当に大切なことを理解なさって毎日を心おおらかに豊かに生き抜いていかれます様に切に祈っております。

2023年5月6日 15:18
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