老いた母が話を盛った回答受付中
いつもお世話になっております。
私の母について、相談があります。
去年の9月のお彼岸の頃に父が倒れて意識不明になりました。
私は遠方に住んでいるため、数ヶ月に一度、会社に許可を取って休みをもらい、実家に帰っていました。
「父の状態が悪化した」と連絡があるたび、私の生活は左右されていました。精神的にも辛かったです。それでも、「仕方のない事」と我慢していました。
今週の月曜に「父が危篤」と連絡があり、私は会社の各方面に謝って休みをもらい、今実家にいます。
しかし、直接医師から話を聞いたところ、「いつ死ぬと言える状態ではない。ただ、尿量が減少していて、膀胱に外科的処置をするかどうか、確認の電話を母にした」との事でした。
父の命を餌に話を盛っていた母に、内心怒りを覚えます。
私の生活を振り回されている感じが、腹立たしいです。
ただ、彼女も高齢なので、我慢はしますが、いつかキレてしまいそうです。
お坊さんからの回答 2件
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お気持ち心より受け止めさせて頂きます。
拝読させて頂きました。
あなたがそのお話を聞いて実家に戻ってお怒りになるお気持ちもわかるように感じます。詳細なあなたのことやお母様やお父様のことはわからないですけれども、あなたのそのお気持ち心より受け止めさせて頂きます。
私も以前同じような気持ちのなったことがあります。以前私は首都圏で中間管理職のサラリーマンとして多忙を極めていました。そんな折に父が危篤であると連絡を受けて実家に戻りました。しかし危篤ではありませんでした。医師の話を聞いて私の心は怒り心頭になってさっさと帰ってしまいました。
「何でそれくらいのことで大事な仕事があるのに呼び戻すんだ!」と心の中で叫んでいました。
都内に戻って自宅に着く間際にまた父が危篤だと連絡が入りました。またか!と思いました。「本当にいい加減にしろ!この忙しい時に振り回すな!」と心の中で叫んでいました。
しかし本当に父は危篤状態になっていました。始発電車に乗って帰りましたが父の意識はもうろうとしていました。
その後父は亡くなっていきました。父にしっかりと向き合う時間は取れなかったことを今でも深く後悔しています。
思えば自分の心の余裕のなさや大切なことがわからなかったことを今もとても後悔しています。
あなたのお母様の心の状態はわからないですが、どうかあなたとお父様やお母様との限られた時間を大切になさって下さいね。物理的には大変かもしれませんけれども可能な範囲でお会いできる機会を作ってみて下さいね。
あなたやお父様やお母様が与えられた命を時間を心から大切に生き抜いていかれます様に切に祈っております。至心合掌
覚悟と対応も、あなた方ご夫婦でも話し合っておきましょうね。
危篤だなんて言われたらヒヤリとしますし、何をおいても飛んで行かねば!と、全ての手を止めて、実家へ向かう予定を組まなくてはなりませんよね。
(お父さん無事でいてよ)と祈る気持ちで、頭が真っ白にさえなります。こんな慌てた時には、ケガや事故の元。
お母さんも心細いのか、また医師からの言葉を重く受け止めてしまうのか、あなたへの連絡が切羽詰まったものになるのでしょうね。
難しいところですが、お母さんも冷静でいられないようでしたら、直接 病院への問い合わせも必要な段階にきているのかもしれませんよ。
お母さんからの情報も、大切な連絡になりますから。「落ち着いて。病院の先生は何て言っていたの?どのような状態なの?」と、より詳しく確認しながら、飛んでいく必要があるかどうかを見極めていきましょうね。
遠く離れていると、いつでも飛んでいける環境ではありませんが、悔いのないよう、ご両親との時間を大切になさってくださいね。また、こういったことも起きてくるだろうとの覚悟と対応も、あなた方ご夫婦でも話し合っておきましょうね。
質問者からのお礼
Azuma様、中田様
ご回答ありがとうございます。
そうですね…私はどうしても、若い時の母と対話をしているように錯覚してしまいますが、母も高齢者なので、とっさの判断がつかなかったりお医者さんの言うことが分からなかったりするかもしれないですよね。
私は私の事情でついイラっときてしまいましたが、父がいない家の中で、母は心細かったかもしれません。
お医者さんの電話をこちらに回してもらうなど、対応ができるかもしれません。
とりあえず、兄弟にも大げさに色々言っていたようなので、訂正しておきました。
話を聞いていただき、ありがとうございます。