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母との関係で悩んでいます

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約三年半前に母が歩けなくなり、母が入院中母の飼い犬の面倒を見ながら
ちょうどコロナと重なった事もあり、実家からリモートで仕事を続けていました。
今は実家を売却し一昨年前母とわんこがこちらに引越し同居しています。

母は今は2本杖(ノースポール)を使えば歩けますが、長時間は難しくすぐ疲れてしまいます。
犬の世話は基本私が行っていて(外でしか排泄できない子で、日中基本2時間毎外に連れ出します)
土日も日用品や食材を買いに行ったり、家事、犬の面倒をみていたら終わります。

幸い母は料理は可能なので、母の体調が良ければ私が仕事の平日は昼夜母が作ってくれます。

ただ、母は料理する事が昔から嫌いなので、今の生活を不満に思っています。
日記に私の文句をつらつらと書いてあったり、
ずっと私の為にご飯を作る事が苦痛であるような事が書いてありました。
(朝と水土日の昼は私が作り洗い物は全て私です。)

母はほぼ家にいて、私も家に居ないと生活が成り立たず母と距離を置ける時間がない状態です。

そんな中、昨年末、私が婦人科系の手術を受ける事になり
手術の為わんこを預ける日程を考慮したり仕事を調整したり、母に家の事で説明したり、初めての手術だったりで
いっぱいいっぱいになり心がパンクしたような状態になりました。

この事や、入院中の久々の一人時間が昔の自由な生活を思い出してしまったりで、退院後大きな喧嘩をしたりしました。

ずっと母に対して思っている事で
母の辛さが十分分かっていない部分はあるとは思いますが
元気な身体を未だに求めている事に腹が立ちます。
現実と向き合い、今の体調と付き合いながら何が自分に出来て何に幸せを感じられるかなど考えてほしいです。

何かやりたい事はないのかと以前聞いてみたのですが、今更やりたい事などないと言われて終わりました。

一緒に住むまでは、母の事を嫌いだと思った事はほとんどなかったですが、今は受け付けなくなっていて、、
会話も気の抜けたような返事しかできない事もあります。

私のマイナス思考な考え方や器の小ささにも問題はあると思いますが
この先も母と一緒に生活していく為、どのような考え方で日々過ごしていけば良いか分からなくなってしまいました。
正直、母より長く生きて母が亡くなった後また自分の人生を生きていきたいと思う日々です。
何かご助言頂けたら幸いです。

2024年1月22日 19:36

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お母さんは外出はしていないのでしょうか?
例えばスーパーに買い物に行くとか、公民館や図書館や美術館、カラオケや映画館や喫茶店、お寺や神社など外出することが増えるとストレス発散にもなり家庭内での喧嘩も少なくなると思うのですが。
運が良ければこちらで新しい友人もできるかもしれませんし。
足が悪いのでしたらリハビリやデイサービスも他の人との交流になり良いと思います。
日曜日は料理はせずに外に食べに出掛けるのもいいですよ。
最近は料理が苦手な人はヨシケイなどの食材配達サービスを利用している人も多いです。
いずれにしてもお母さんのやる気次第なのですが家に2人だけでいればお互いにお互いを意識して疲れるので、時々でも外に出かけて一緒に別のことに意識を向けられるようにできたらいいですね。

2024年1月23日 16:00
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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外部の方々と関わりながら

拝読させて頂きました。
あなたはお母様との生活についてとてもお悩みなさっておられるのですね。お母様のおケガからご実家の売却によりワンちゃんとの一緒の生活でなかなかうまくいかないのですね。詳細なあなたやお母様のことはわからないですけど、あなたのそのお悩みわかる様に感じます。お気持ち心よりお察しします。
基本的にあなたもお母様もそれぞれの人格があり生き方や価値観や生活感も違うものです。そして人生もあなたとお母様とでは違ったものです。
その様な中で毎日衣食住を共にしていくことはなかなか難しいものかと思います。
ましてやあなた自身もご自分の体調面のこともあるでしょうからお母様が望む様な食事も含めて生活を送ることはなかなか難しいと思います。妥協というかお母様がある程度ご納得なさって頂くのであればお互いの合意にも至るのでしょうけれども、思い通りにいかないことで余計に感情的になってしまうのであれば、一緒に生活してお互いを傷つけ合ってしまうことになりかねないです。
お母様も歩くことが大変かもしれませんけれども、できればあなたもお母様もそれぞれに別の方々とのお付き合いやコミュニケーションを増やしていくことをおススメします。そこでもお互いの悪口を言い合うのではなく、別の趣味や興味や関心あることで様々な方々と交流なさってみてもいいかと思います。確かに他の人との出会いや交流はなかなか見つからないかもしれませんけれども、ネット上でも今は様々な交流の場もあるでしょうし、それぞれの地域や街でも様々なサークル活動やボランティア活動が活発に展開しているでしょうからね。
お母様もあなたも別に相手に気兼ねするよりはほんのちょっとでも興味や関心のあることやイベント等にも気軽に参加してみましょう。おそらく都心部でも神社仏閣をはじめ様々なところで面白いイベントも開催されているでしょうからね。できるだけ外に目を向けてみて様々な方々と関わりを増やしていきましょう。お母様のサポートについても地域の社会福祉関係の方々に積極的に関わってもらってもいいでしょうからね。
あなたもお母様もこれから様々なものごとや方々との関わり合いの中で心健やかに充実した毎日を生き抜いていかれます様に切に祈っております。至心合掌

2024年1月23日 16:03
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ご回答頂き誠にありがとうございます。
外部との関りが必要と本当に感じています。
くだらない事を適当に話して笑えるような場所や時間を持ちたいです。。
少しずつでも、今の生活に変化を加えていきたいと改めて思いました。

母は私とは違い、人に誘われて外出していたタイプのようで
ひとりで出掛けることは、今は病院以外ではほとんどない状況です。
(母一人で出掛ける場合はタクシーでの移動となります)

また、初めての病院等でどうしても私も付き添う必要がある場合などは
ペットシッターさんにわんこのお世話をお願いしている状況です。
(実家は一軒家だったのですが、マンションではうるさく吠えたら迷惑なのと
 排泄を長時間我慢させるのもかわいそうで、一人お留守番させるのが難しいのです。。)
その為ふたりで気軽に出掛けるのは難しい状況です。

母は興味や関心事が少ないですが、母が歩いて行ける範囲で
何かないか探してみたいと思いました。

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