事実を捻じ曲げられて悔しい
私は学生時代父に酷い扱いを受けていました(詳しくはプロフィールをご覧いただければ幸いです。)
今では父と距離を置いているので、たまに会えば普通に話すことができます。
しかし、父は私にした扱いを忘れているどころか、事実とは違う思い出話をするのです。
私が知らないと言うと、「忘れたのか、冷たいな」と、あくまで冗談っぽくですが、私を責めるのです。
あの頃を忘れているはずはありません。思い出したくなくても何度も何度も思い出しています。その度に何度も泣いて死にたくなります。
当時はとても辛く、私もたくさん反抗しました。しかし、父の思い出話ではずっと仲の良い親子のようなのです。
学生だった私に支離滅裂な内容の罵倒を浴びせたことを、そのおかげで私が更生したかのように話すのです。私は世間一般に言うような不良ではありませんでした。本が好きで、性格が暗いからという理由でよく怒られました。
その経験から私は「自分は何をやってもだめだ」と思い込んでいました。しかし、やっと過去の事だと割り切って目の前の事に集中して努力してまともな生活ができるようになりました。そんな今の生活を、父親は「自分の説教のおかげでやっと分かってくれたんだ」と言うのです。
とても悔しいです。
事実を捻じ曲げてまともな話が通じない相手とはどのように接すればいいのでしょうか。
悲しくてつらいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させて頂きました。
あなたは幼い頃から父親からひどいことを言われ本当に死にたい程の辛い目にあわされていらしてとても苦しんでいらしたのですね。そしてようやく平静に過ごすことができる様になったのですね。そんな中で父親はあなたがやっとまともに生活できるようになったのは自分のおかげだと事実を著しく捻じ曲げられてとても悔しい思いをなさっておられるのですね。あなたのその辛さはあなたでなければ心底はわからないとは思いますが、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
あなたがご成長なさったいらした詳細な経緯はわからないですけれども、親や周りの大人が勝手に事実を捻じ曲げて自分の都合のいい様に認識しているケースはとてもよくあると思います。子どもにとってとてもひどい仕打ちや暴言や暴力等の虐待を平気で行っている者もいるのです。しかも大人は自分の言っていることは正しいと確信してやっている場合が多いと思います。その様な場合に大人は自分のやっていること言っていることは悪だと罪悪であるという認識が全くないです。つまりやっている本人は悪人・罪人であるにも関わらずその悪業の意識がありません、一層罪深いことです。
ただその様な悪業を必ず誰かがしっかりと見ています。本人に全く自覚がなくても仏様や神様やご先祖様がしっかりとその言動や態度をご覧になっているのです。そしてその本人はいずれ自ら犯した罪とがを認めざるを得なくなり、深く反省し、誠心誠意懺悔し、傷つけてしまった方々に誠意をもって謝らなければならないでしょうし、その報いを受けることになるでしょう。それはその者の定めです。
ですからあなたはその様な愚かな言動について一切相手にする必要はありません。適度に距離を取りましょう、同じ様なことを繰り返えし言ってきたとしてもほおっておきましょう。罪人のたわごとでしかありません。
あなたにはあなたのこれからの未来があります。あなたがこれから様々な出会いがあるでしょうし、素晴らしい方々や出来事もあなたに恵まれていくでしょう。そしてあなたは心から安心して生きていくことができるのですからね。
あなたがこれからの未来を心から豊かに本当に素晴らしい出会いに恵まれながら幸せに生きていかれます様に切に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。