何もかもが辛いです。これからどうすればいいんでしょうか
よろしくお願い致します。
何もかもが辛くて、安心できることが一つもありません。
今は下記のような状況にいます。
・・・・・・・・
・地方の田舎、閉鎖的で逃げられない環境で育ち、経済的な問題もあるので、今すぐ逃げられる状況ではありません
・子どもの頃はずっと両親から虐待、学校では教員・同級生・上級生・下級生から苛めを受けていたため、地元にいるだけで疲れ切って体調を崩してます
・子供の頃は何を言っても「わがまま」扱いで、今も自己主張をするのが怖くて、頼まれたら断れずに何度も体調を崩してます
・性的な虐待にも遭ってしまい、痩せて綺麗になるとまた嫌なことを言われたりされたりしそうで、「自分磨き」するのが怖いんです
・今は過去のトラウマ症状で精神科、ストレスでアレルギーを発症したのでアレルギー科に通っていますが、事情で本当に必要な治療を受けられていない状況です
・すぐ誤解されてしまい、気づいたら悪者にされた事が何度もあるので、相談したくても「事情を説明するのが怖い」と判ってもらえません
・子供時代はずっと「働かざる者食うべからず」、無理やり家のことをさせられていたため、持病だらけで具合が悪い今は罪悪感で苦しいです
・病院の検査で「他の人よりもずっと過敏な体質」と判ったんですが、ずっと無理させられて来て心も体もボロボロです
・何をしても、また「駄目だ」「下手くそ」「あんたの頑張ってるは頑張ってるつもり」などと叱られて否定されるのでは、と常に不安です
・誰も信用できなくて、安心できる場所がなくて、頼れる人も友人もいません
・「人から言われた・許可されたこと」以外をやると、またわがままだとか自分勝手だとか言われそうで怖いんです
・地元で働くたび人間関係で疲れ切って長続きしない、在宅ワークは自己否定が酷くて苦しい状態ですが、相談してもまた「甘え」「わがまま」などと言われる気がして苦痛です
・周りから「○○ちゃんはいいけどお前はダメ」と言われたり、馬鹿にされて笑われ続けたので、怖くて自己主張できないのが苦しいんです
・・・・・・・・・・・
こんな状態ですが、何とか少しでも苦しみから抜けたいんです。
そのために、どうかアドバイスを頂けないでしょうか……。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
周利槃特
周利槃特という方がいました。
お釈迦さまのお弟子さんなのですが、とても頭の悪い方でした。
どのくらい悪いかって、自分の名前も覚えられないほど。
もちろん教えや作法も覚えられない。
なので他の僧侶などにもバカにされ、毎日非常に辛い思いをしていました。
そんな自分にいよいよ嫌気がさして、お釈迦さまに「どうして私はこんな頭が悪いのでしょうか。こんなに頭が悪くては何も悟ることなどできません」と言ったところ、
お釈迦さまは「心配することはない。お前は自分の愚かさをきちんと知っている。世の中には自分のことを賢いと思っている愚か者がたくさんいる」と言い、
彼にほうきを渡して「ちりを払わん、垢を除かんと言いながら、掃除をしなさい」と言いました。
周利槃特は言われるがまま日々掃除しました。
どんなにバカにされても、めげずに掃除し続けました。
お釈迦さまは「だいぶ綺麗になったね。根気よく続けることは大事だ。でもまだ一カ所汚れているところがある」と仰いました。
「はて、どこだろう?」と思いながらも掃除を続けた周利槃特は、ある日悟ることができたのです。
…というお話です。
お釈迦さまがいっていた汚れたままの一カ所とは、心の汚れのことでした。
周利槃特はそのことに気付いたのです。
みみさん。
どんなに安心したとしても、掃除して綺麗になったところにまた埃が現れるように、不安も現れるんです。
これはみんな一緒のことです。
だから、諦めずまた掃除をするのです。
そして、思いがけないところにゴミがあるように、誰しも自分で気づいてもいないような愚かさを持っています。
みみさんを中傷する人たちも、中傷できるような賢者じゃありません。
中傷する人たちは愚かな人たちであり、心の掃除すらできてない人たちなんですよ。
そんな人たちの影響を受けてはいけません。
どんなにバカにされても、怖くても、不安でも、自分のできることをひたむきに続けましょう。
外見の自分磨きより、周利槃特のような「心の自分磨き」が必要なことです。
質問者からのお礼
お答え下さって、ありがとうございます。
そういえば今まで、ずっと中傷されてきた?ためか、頭のどこかで「相手が全て正しい。私は中傷されても仕方ない人間でしかない」と思い込んでいた、と気づけました。
きっとしばらくは毎日が大掃除かもですが、出来ることを続けてみます。
頂けたアドバイス、大事にいたします。
本当にありがとうございました。