お寺で働きたい、できれば得度したい
私は在家ですが空海様のことが好きで、貧乏な中何とかお金をやりくりして憧れていたKというお山に行きました。
そこで男性のお坊さんの中に、一人私と同年代の女性の方がおられて、ついつい宿坊で働きたい、できれば得度もしたいという願望を話してしまいました。
女性は笑ったりバカにせず逆に喜んで真摯に優しく話を聞いてくれ、お山での生活や女性の立場(男性社会だそうです)、得度のことなど細かく教えてくれました。
その女性も在家出身で、最初はお台所の手伝いをしていたのが、書道をしてるのでご住職の指示で寺務に替わり、ご住職から得度のお許しをいただき、仏様のお仕事もさせていただけるようになったとのことでした。
でも、おつとめなどに出ることは許されず、お盆のお檀家さん参りにも出られないらしく、「男性のお坊さんが滞りなく拝めるように本堂の準備や書き物をするのも、大切な勤めなんですよ」と、何のご不満もなさそうににこやかに言っておられました。
私はそんなのおかしい!?今は男も女もない時代なのに!と、つい怒ってしまいました。
それですぐに、激しく後悔…
私は気に入らないことがあると感情的になってしまうところがあり、この女性のような方だからこそ得度を認めてもらえたのかなぁ?やっぱり私ではダメなのかな?と、すっかり落ち込んでしまいました。
そのあとお山の、そのお寺様ではない別のお寺様に面接に行って落とされてしまいました。受け答えの仕方に気を付けていたのですが、どうしても聞かれてないことまでベラベラしゃべって変な主張をしてしまい、それが原因なのかなぁと悩みました。
うまくまとまらなくてすみません。やっぱり私のような者には、お寺様で働くこと、ましてや得度は厳しいのでしょうか。厳しいご意見でも結構です。何かお言葉をいただけませんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
何を求め、どんな自分になりたいのかで、進む道も違ってくる
そうでしたか、お寺へ参られたのですね。
仕事で求められるものも、お寺によって違いますし、得度式を受けるとなると僧侶として仏門に入るということにもなります。
お寺の仕事と、僧侶の生き方は、また違ってきますので。あなたが本当に何を求め、どんな自分になりたいのかで、進む道も違ってくるでしょう。
仏法を学び、教えを自分にいただいていくわけですから。まずは、お寺に足を運びながら、仏法に触れ、聴聞を重ねていきませんか。
宗旨によってもいろいろです。
あなたの拠り所なる信仰を大切に。
質問者からのお礼
中田様ありがとうございます。
私は人の心を受け止めて寄り添えるような人間になりたいです。そのためには人の話をちゃんと聞かないとだめなのに、いざ会話になると私のことばかり話してしまって…
そうですね。私は仏教のことをほとんど何も分かってません。ただ空海様が好きというそれだけで信仰してます。
地元のお寺様に通いながら焦らず考えてみます。助言ありがとうございます。