自分を見つめ直す為にお寺で働きたい
回答 3
有り難し 57初めて相談させていただきます。
就活中の大学生です。
在学中にアルバイトも兼ねてお寺で住み込みで働きたいと考えているのですが、その心構えについての是非を伺いたく、相談させて頂きました。
とても個人的な話で長くなりますが、最後までお読みいただければ幸いです。
私は将来、海上自衛隊で働きたいという夢を持っています。
大学で体育連盟の部活を行っていたため体力的には問題ないのですが、日本を守るという仕事で必要になる強い責任感や精神力、人を引っ張る力というものが自分にあるのか、とても不安です。
強いリーダーシップのある方はみな自分の軸をしっかり持っている人なのだと思っています。私も自分の軸を見つける、または構築するために、自分を見つめ直すことが必要だと思い、様々なことを考えた結果たどり着いた結論は仏教の考え方によく似ているところがありました。
大学生のうちに仏教の世界で生きている方々の近くで生活し対話することで、自分の考えをさらに醸成し、ぶれない軸が作れるのではないか、これからの人生の指針が少しでも定まるのではないかと思い、住み込みで働けるお寺でのアルバイトを探しているところです。
また、死を覚悟することもある職場で働くことになりますので、お坊さんのお話をできるだけ沢山聞いて、自分なりの死生観を獲得したいと考えています。
長文、散文になってしまい申し訳ありません。お寺で働きたいと考えた理由は上記の通りです。
質問は以下の内容になります。
①-1 学生アルバイトで住み込みで働けるお寺はあるのか
①-2 働ける場所がある場合、女性でも大丈夫か
②自分の軸を見つめ直したいという個人的な理由だけでお寺で働きたいというのは、お坊さんとしては浅はかだと思うか、また仏教の考え方に大きく外れてはいないか
③お寺で働ける場合、お坊さんのお話を聞ける機会はあるか
長文になりましたが、読んでいただきありがとうございました。
相談に乗っていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分なりにあれこれ盛り合わせない
①-1 アルバイト自体は有る所にはありますが、住み込みはまず無いでしょう。僧籍があればまた別ですが、もしあったとしても長期でお務めできないと厳しいのではないかと思います。
①-2 パート・アルバイトなら女性も多いです。（むしろ女性の方が多いのではないかと思います）
②坐禅会や各種講に通った方が断然おすすめです。
③パート・アルバイトさんは檀信徒さんに安心してお参りいただく環境を調えるための裏方さんです。どちらかと言うと法話の時間に持ち場についておらねばならず、法話は聴けないくらいのつもりでいた方がいいです。ただ、これはひとつひとつのお寺で全く違いますので、そのお寺次第ではあります。お茶の時間などで話せるかもしれませんが、やはりお坊さんのスイッチが入っている坐禅会などに求めた方がいいですよ。
…と一応、回答しましたが、本音は止めておいた方がいいと思います。自衛官になるなら自衛官の色に染まってこそ、自衛隊として活躍できるものです。変にお寺の色をつけたり、自分なりの色を濃くしてしまうと自衛官としての学びにいちいち濁りが出てきてしまうでしょう。
満水のコップに新たな水は入りません。ただこぼれるだけです。自分という器に何を入れて任官するかではなく、いかに器の中を空にして任官するかを考えましょう。これもまた仏道です。
（ぶっちゃけ、変に色がついたり我が強い人は入隊してから煙たがられるとも聞きますし…。仏教としては、どんな動機であれ仏道に親しむことは素晴らしいですねと言いたい所ですが。）
先に自衛隊に入った方が良いと思います。
「日本を守るという仕事で必要になる
強い責任感や精神力、人を引っ張る力」
最初からそれらを持ち合わせている人などいないでしょう。
入隊してからみっちり鍛えられると思います。
お寺で働かなくても本や通信教育で学べます。
http://www.chubutsu-tsukyo.jp/
海上自衛隊で働きたいという夢が
せっかくあるのですから
それを優先し実現しましょう。
逆にがっかりすることも
ホモさびさん、凄い使命感をもって自衛官になりたいのですね。恐れ入ります。ご自愛下さい。
私は精神修行のためにお寺にお勤めしたいと言うのは素晴らしいですが、一歩引いて観た方が私は良いと思います。どこでもそうですが、内部には入るとoffの僧侶も観てしまい、ひょっとしたらあなたのイメージが崩れ仏教を学ぶどころではない可能性もあります。実際はそれを含めて仏教です。
夏の暑い時、暑いという僧侶と暑さに耐えている僧侶、涼しいところに行く僧侶どちらが本当の僧侶か？
答えはすべて本当の僧侶です。それは教えに、ウソをついてはいけない。耐え忍ばなくてはいけない。どうしたらこの状況を変えられるかを考え行動しなくてはならない。
それを踏まえて、バイト先を探して下さい。ホームページやバイト情報誌などに載ってますよ。
仏教の質問ならハスノハでリモートでも受け付けてますから、いつでも質問してください。
