憧れの仕事と現実
質問です。去年大学を中退し、某テレビ局に入社しました。その理由は小学校低学年の時に見たドラマに大きな影響を受け、いつかあんなドラマを作る側の人になりたいという夢がありました。
無事入社して少しのことでした。私は編成で見習いをしていました。その時、自分が見ていたドラマの続編を作る企画が出たと少し噂になりました。面接の時も自分はそのドラマに強い影響を受けたと熱を込めて語ったので、そこでも僕はそのドラマにかける情熱を色々な人に話していたら上司にそのドラマの制作部に入れてもらうよう根回ししていただき、なんとプロデューサーのアシスタント(AP)という仕事をさせていただくことになりました。
夢見心地でしたが、数日で現実に引き戻されることになりました。予算の不足、厳格化するコンプライアンスによる演出や表現の制限、コロナ後のドラマの制作体制の大きな変化、その他諸々で制作も一年遅れてしまい、プロデューサーの方も意気消沈してしまい、仕事の多くを私に任すようになりました。
最初は嬉しかったのですが、分刻みのスケジュールや、僕のようなアホの脳がいくつあっても足りないくらい発想力や想像力、計算などが求められ、毎日のように叱られ指摘され、自信を失いました。
家に帰っても勿論仕事をしなければいけなくて、睡眠時間も削られ、出社するたびに他の人に、顔色が悪いと言われます。
それでも途中で投げてはいけないという気持ちはありました。
そのドラマが好きだという気持ちだけで過酷な仕事もなんとかやりましたが、近々制作状況はかなり悪化し最悪中止になるかもしれないという話が出てきて、ではいままで自分のやってきたことはなんだったんだ?。となりました。
大好きなドラマの続編が白紙になる悔しさや自分の無能さや情けなさから仕事への情熱を失いました。久しぶりに同級生に会うと、みんな楽しそうでした。楽しくないのは自分だけかなんて思ってしまいます。
こんな時の心の持ちようを教えて欲しいです、よろしくお願いします。
恋愛体質、一人の人間への執着。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こちらが勝手に理想を描き過ぎていたというのも、落差の原因かも
どんな仕事も大変さはありますが、テレビ業界も厳しいでしょうね。不規則なイメージがありますし、予算によって内容も質も変わってきますでしょうし、起用する俳優さんやスポンサーの影響も大きい。コンプライアンスも大事なこと。そんな中で、作品は、多くの人の手が加わりながら出来るのでしょうね。
大々的に宣伝されたもの、お金をかけたものが、良い作品とも限らない。マスコミに誘導される情報もあるでしょう。
今は、新聞、雑誌、ラジオ、テレビのマスコミだけでなく、インターネットの媒体もありますから、ますます厳しい業界になりますよね。
中に入れば、経営面が見えてきますから、運営理解をしていきながら、やりがいを見つけることですよね。
どんな仕事でも理想と現実があるでしょうし、こちらが勝手に理想を描き過ぎていたというのも、落差の原因かもしれませんね。
それでも、あなたが居る場所は、そこですから。その中で、目標ややりがいを探していく。また仕事だけでなく、プライベートの充実でバランスをとっていきましょう。
あなたの意見が通る立場まで、あなたが力をつけ、這い上がっていく貪欲さがあってもいいんじゃないですかね。
拝読させて頂きました。
あなたの状況を読ませて頂きました。あなたの不安や心配なお気持ちやおつかれを読ませて頂きました。
ひとまずゆっくりあなた自身をいたわり休めてあげてみてはいかがでしょうか。心身共に限界に達してしまっては続きません。
ゆっくりあなた自身疲れを癒してみてしっかりと回復なさって下さい。
そして冷静になって現実を見つめてみて一つ一つ確認なさっていきましょう。
あなたの未来はこれから一層広がっていくのですからね。
あなたが心身共に回復なさり英気を養ってこれからの未来にお向き合いなさっていかれます様に、素晴らしい作品を生み出していかれ充実した人生を皆さんたちと一緒に生きていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援してますね。
しっかりと休んで仕切り直してこれから頑張って下さいね!
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo様。お忙しい中ご回答ありがとうございます。そして温かいお言葉本当にありがとうございます。多くの人間がもう諦めかけているこの現場の中で自分だけでもという気持ちで努力くしてきました、それも水の泡になりそうで辛かったですが、元気が出てまいりました。今素敵な新人の役者の方と出会い、この人のためにも諦めずに行こうという気持ちでおります。時には自分を労ろうと思います、本当にありがとうございました😊
中田三恵様。
お忙しい中ご回答、誠にありがとうございました。まさに中田様の仰られるように、番組は様々な人が集まり、色々な思いがあります、役者さんとの相性も難しいです。
まさに中田様の仰られるように私は些か理想を抱きすぎていたのかもしれません。私がどんな苦境でもこの仕事を辞めようという気にならないのは、やはりこの仕事が好きなのと、夢だったからかもしれません。
仏様の巡り合わせでしょうか、今とても素敵な新人の役者さんと出会い、その人との出会いで自分の考え方も変わっていくのを実感しています、これからはその人を活かすために実力をつけることを目標にキャリアを積みたいと思います、中田様の優しくそれでいて力強い回答で何か背中を押された気分です、本当にありがとうございました。
私の座右の銘は「初志貫徹」であり、その
言葉を貫くためにどんな仕事を請け負ってもやり遂げようと身体が壊れても仕事をしていました、今思えばあまりにも無理をしすぎていました、これからは休みながら一つ一つ課題をクリアしていきたいと思います。初めての質問でしたので回答がつくか不安でしたが、とても素敵なお二方にアンサーをいただき、次は踏み出す勇気がいただけました、ありがとうございました😊