考えのクセを変えたい
こんばんは。
「何か最悪なことが起こったら、どうしよう。」とふと考えてしまいます。
私の生育歴が影響していることも、
なかなかすぐこのクセが変わることも
難しいかもしれないことはわかっているのですが、
昔から頭の中で最悪な状況などを想像して
(親に見つかったらとか具体的なこと、想像できないほど恐ろしいことが起きたらなど抽象的なことなど様々)
どうしよう…と不安になったり
頭痛がするほど恐怖を感じます。
このようなとき、自分の気持ちや考えと
どのように付き合ったら少しづつでも
ポジティブになれますでしょうか。。
自分の子どもはとても可愛く、
私の人生でこんなに幸せなことがあるなんて、とても嬉しいしありがたい気持ちでいっぱいです。
子の成長を日々喜びたいし、毎日を大切に過ごしたいですが、
ふと不安におそわれ暗い気持ちになってしまいます。
御助言頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
過去に執着してしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「と、私は考えた。」で思考を終える
仏教では、私たちが頭で考える概念や観念を、実体のない空虚な幻みたいなものだ、だから執着に値しないものだと見ます。
これを無我とか空(くう)と表現します。
あなたが頭で考えたことは、あくまで考えたことにすぎず、実際の現実とは違う、妄想雑念なのです。
それを踏まえて、何かを頭の中であれこれ考えた後に(妄想雑念の締めくくりに)、「と、私は考えた。」と付け加えて終わるようにして下さい。
特に、同じ情報の中で、同じ内容を繰り返し考えてしまう思考の堂々巡りに陥ったときは、「と、私は考えた。」と妄想雑念アプリを閉じましょう。
あとは、
「心は無常である」
「心は瞬間瞬間に浮かんでは消えており、思考も感情も台風みたいに必ず過ぎ去る」
と覚えておきましょう。
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまいましたが、ご回答ありがとうございました。過ぎ去るものと思うと、心が少し軽くなります。