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やっぱり許せない、、

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有り難し有り難し 4

何度も似た内容失礼します。
隣家からたびたびいろんな嫌がらせをされ、引っ越しましたが、、未だに思い出してわーってなる時あります。
まだ完全に関係も切れてはいません。切れるなら切りたいですが。
どうしたら楽になれますか?
こちらも悪かったですが、、でもこちらがしたことの300倍はやられたと思います。相手は複数ですし、こちらは精神病院に入院までして、引っ越しまでして、、脳MRIで脳の一部萎縮してるて言われましたが隣家ストレスのせいなような。
でも向こうはなんだか、正義気取りなんです。迷惑かけられたから何でもやっていい、こっちが被害者だ!みたいな。おかしいです。

2023年8月28日 4:14

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

許せないものって、どんな人にも一つや二つはあるはずです。われわれ“坊主”だって例外ではありません。誰が見ても立派なお坊さんが、心のなかでどうしても許せないものを持っている、そういうこともありましょう。

でも、仏教者(よりよく生きようとする者)ならば、(もちろん在家出家に関係なく)自分の許せないものを、攻撃しようとしたり破壊しようとしたりしてはいけません。許せないものを無理に許そうとがんばったり、(周囲や自分自身にたいして)許しているふりをしたり、そういうことはしなくていい。もしも今ここにお釈迦さまがいらっしゃって、ナラナラさんのお悩みを聞かれましたら、きっと許せないものがある今このままのナラナラさんを受け入れてくださるんじゃないかなと思います。

人間なんて、みんなどこかおかしいでしょう。おかしいところのない人間なんていない、と思います。わたしたち人間において、「完璧(欠点がない)」ということはありえない。けれども、すべてを受け入れることが出来たとき(あるいは、もとよりすべて受け入れられていたことに気が付けたとき)、「欠点があるからこそ完璧(尊い)なのだ」と私たちは気付けるのではないでしょうか。

そわか合掌

2023年8月28日 16:01
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有り難し
おきもち

個別相談可能
「抜苦与楽こそ“お坊さん”の仕事」 これは拙僧のささやかな信条です。「仏道修行」という旅のなかで得られた仏法の妙味を、御縁をいただいた皆さまと分かち合い、喜び合えますことなどは、もう本当に本当に有り難く、心の底から嬉しくもなり、おのが修行の励みともなるものであります。一つ一つのよき御縁に感謝をし、命のままこの道を行こうと思っております。是非、ともに仏法を探究いたしましょう。そわか合掌 ※唐突に安居(あんご:瞑想修行・自己対話に集中する期間ほどの意)に入ってしまう時などもあり、あまり沢山の回答は出来ないかもしれません。ですが、ご回答出来る時には全身全霊を尽くし、御相談者さまのお心に、たとえわずかでも仏法の妙薬が浸透し、またその妙味を味わっていただけますよう精一杯心を砕き言葉を紡がせていただきます。 ●その他、拙僧文章(ぶんしょう)について… ・心の支えとしている仏教書は、池田魯参先生の「『摩訶史観』を読む」と「天台小止観」 ・瞑想スタジオ「そわか」主宰(現在はオンライン中心) ・瞑想の先生、人生コンサルタント ・サッカー好きな一児(中2)の父
どのようなお悩み事でも、安心して打ち明けてください。つまらぬ正論や説教臭いだけの綺麗事は申し上げません。人がどのように理屈をこねようと、すべての物事は❝あるがまま❞。 現在、八方塞がりで藁をも掴もうというご心境の方、仏法(仏教)に救いをお求めの方は、是非いつでも真剣にご相談くださいませ。その苦しみこそ、あなたを導くほとけの慈悲なのですから。 そわか再拝

質問者からのお礼

なるほど、と思いました。
難しさもありますが。

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