生きることに情熱的になれない
いわゆる過干渉気味の両親に育てられました。親の気持ちや望むものを優先しないと、否定され罵倒され怒鳴られる、失望したような顔をして拗ねるといった家庭で育ちました。常に緊張した状態で心が安らぐような環境ではありませんでした。
しかし残念ながら私は運動音痴で勉強もそこまでできるわけでもない、友達もいない、特別な才能もない、という親が望むような理想的な子どもではありませんでした。私もこんな自分が嫌いでしたが、どうやったら努力して乗り越えられるのか分からず、自己否定的になり勉強も投げ出し毎日をただダラダラ過ごして時間つぶしをする、という10代を送るようになりました。
大学進学はさせてもらいましたが、学生生活も就活もうまくいかず4年間の学費が無駄になりました。こうした親に対する申し訳なさや、自分という存在が許せない、常に自分自身を責め続けるという状態になり、生きること自体が苦しくなってしまいました。すべて自分で選択した結果、いまの状態になっているのだから自分で責任を取らないといけない、ということは分かっていますがそれが見えない借金のようになって背中に重たくのしかかっています。
自分はこう生きたい、という確固とした信念もなく、したい仕事や夢もありません。両親から離れて暮らしてはいますが、周りの人たちの顔色を伺ったり、否定されたり罵倒されるのでは、と常に正しい選択をしなければいけない、と緊張感が常にあり、そのせいで心が慢性的に疲労している感じで鬱に近い状態になっています。
本来の自分自身に立ち直り、純真無垢な気持ちで毎日を一度でもいいから夢中になって生きてみたいです。3歳のころの何も知らなかった子ども時代からやり直せたら、とそう思ってしまう時があります。
過去からのしがらみを解放し、今一度、親や周りの顔色をみることもなく自分らしく生きてみたいです。どうしたらいいでしょうか。
過去に執着し、未来が見えない
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衣食住を得られれば充分
まずは衣食住(凍死・餓死・雨風や天敵の対策)さえ得られれば、動物としては勝ち組です。
夢とかは無くても問題ないのです。
路地裏のゴミ箱を漁ってでも、生きていれば充分です。
人間である前に動物であることを思い出して、難しく考えず、死ぬまで生きればそれで合格だと思いましょう。
大学を出られる知識があるだけで、人類史上ではエリート。
海外では、水を沸騰させれば殺菌できるという知識すらなく下痢で死ぬ子供たちがたくさんいます。
あなたは、古代人が驚くような知識を持ち、江戸時代の将軍様でも食べたことがないご馳走様をコンビニで買えます。
何も惨めに感じる必要はない。
あなたはエリート貴族です。
質問者からのお礼
ありがとうございます!心がホッとしました。