子供が産める人への妬み
一昨年、子宮癌になり子供が産めなくなりました。
結婚も出産もこれからという時でした・・・。
癌と診断され手術で子宮と卵巣を摘出する以外に治療法はないと医師に言われた際は命を守る為、また、母に治療を懇願され理解・納得して治療を受けました。でも、時間が経つと共にこの先の人生を生きていく上で子供が産めない現実を思い知らされ辛さが増していきます。
街中で子供連れの女性を見かけると虚しい気持ちになります。
友人の妊娠・出産の知らせに祝う気持ちになれません。不妊治療や妊活に励む女性を冷ややかに見てしまいます。
また、離婚して独りで娘を育てる姉が、仕事のストレスや気に入らないことがある度に姪を怒鳴ったり叱ったりする姿を見ると「何故、こんな人が子供を産めるんだ。子供が可哀想過ぎる。母親失格。神様は不公平だ。」と思ってしまいます。
全て自分の妬みでしかない。妬んでも現実は変わらない、自分が益々辛くなる虚しくなるだけ。わかっていてもどうにも出来ません。辛く苦しいです・・・。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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できることはまだたくさんあります
あなたが無事でよかった。
子供のいる人に嫉妬するのは仕方がないことです。
でも、あなたには子供を産むこと以外にできることがたくさんあります。
仕事、趣味、人生のパートナーを探したり。
また、あなただからこそ、あなたのように子供を産めない人に共感して励ましてあげられるでしょう。
また、生みの親より育ての親といいます。
他人やお姉さんの子供の為に何かできることがあればそっと支えてあげてください。
将来のことを考えると暗くなるので、今日は何をしよう、明日は何をしよう、と1日1日をしっかり楽しみを見つけながら歩んでください。
質問者からのお礼
「無事で良かった」この言葉にハッとしました。
子供が産めないことにとらわれ、癌になっても生きている今がある。それだけでも、奇蹟かもしれない、恵まれているのではないかと・・・。
癌になって命を産み出すことは出来なくなったが命を守れた。そのことに感謝し、家族や友人・周りの人に優しさや思いやりを忘れず、これからの人生を送りたいと思います。
辛く苦しい思いを受け止めて下さり、ありがとうございました。