自分を見失いました
回答 1
有り難し 10初めて相談させて頂きます。
仕事に、家族の事に、悩まされ続けた結果、自分を見失ってしまい生きるのが辛くなりました。
転職して10ヶ月、店長を任せられるようになりましたが、直属の上司から毎日他のスタッフの前で「おどおどして頼り無い」「お前にはお店愛が無い」など吊しあげを食らったり、自分はこう考えますと言うと真っ向から否定され続けます。自分の信念を曲げるな、お前には信念が無いから舐められると叱咤されますが、では自分の信念はこうだと言っても「夢物語だ」と否定されて…完全に自信も無くし自分も分からなくなってしまいました。スタッフには、心地よく働いてもらいたいし長く続けて欲しい。そのためなら私は頑張れる…と思っていましたが頑張れる状態では無くなりずっと辛いです。
家に帰れば母からは事あるごとに「親を粗末にしている、馬鹿にしている！」などと喚き散らすためいちいち顔色を伺わないといけないため気の休まる時がありません。
ふと、自分は今まで他人の顔色ばかり伺ってきて、自分を出すことも憚られて、否定ばかりされて、自分の人生を生きていないのではないか？と思うようになりました。
でも今の私は自分が分からないので、どうすればいいのかも分からず辛いです。
私にはまだまだ頑張りが足りないのか。
行き着くところがそこしかないのですが、ではどう頑張ればいいのか？それすら分かりません。
どうか教えて頂きたいと存じます。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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笑顔でいきましょうよ！
おつらいご心中お察しいたします。
まず『私にはまだまだ頑張りが足りないのか』『ではどう頑張ればいいのか？ それすら分かりません』という問いに対しては、「今すぐ頑張ることを止めて下さい！」とお答えさせて頂きます。
もうあなたは頑張っています。いえ、頑張りすぎです。ずっと頑張って生きてきて、今も頑張っていて、これからも もっと頑張ろうとなされているようですが、そのような御自身のお気持ちに対して、心身共に悲鳴を上げているような状態ではないでしょうか。
まずはお力抜いて下さい…鏡を見て、力無くででも結構ですから笑ってみて下さい。
仏教では「和顔愛語」と申します。和顔施は無財の七施の一つで「人と会うときにはにこやかな顔、笑顔で接すること」を言います。
先日ラジオで懐かしい『恋するフォーチュンクッキー』が流れましたが、その中に「ツキを呼ぶには 笑顔を見せること」と歌われていました。
これは真理を突いています。仏教的にも「正（まさ）しく！」と思います。
あなたは真面目です。真面目すぎです…かく言う私もそうだから良く分かるのです。私はちょっとした人の行動が不真面目に思えて腹が立つ方です。
そんな時はやり過ごしましょう…人は人です。笑い過ごしましょう…。
笑顔で過ごす…単純ながらこれ程難しいことはありません。でもだからこそチャレンジする価値があるのです。
どうぞ『今後』ではなく、『今』（！）笑顔のお暮らしを始めて下さい。
すぐに笑えないよ…とおっしゃるならば、ともかく思い悩むことを止めて、少なくとも沈んだ表情を人様にお見せすることを止めましょう。
言うは易し…なのですが、それこそ笑顔を見せるために私も「頑張り」ますので、どうしても「頑張る」のなら、「明るい表情作り」に頑張って下さい。
ツキが、いえ きっと明るく穏やかなお暮らしが恵まれますよ…。
質問者からのお礼
小林 覚城様
有難う御座います。
「頑張るのをやめる」…この一言で涙が止まらなくなりました。仰るとおり同じ頑張るのなら、自分が今を明るく過ごす事を頑張った方が良いですよね。いつも笑顔でいて明るく照らせる事も、立派な自分自身だと言えますね。私もそんな自分自身になりたいです!最近笑顔が無くなってきて、ツキを遠ざけているように思えますので（汗）少しずつでも引き寄せるようにしていきたいと思います!
