回答 1
有り難し 3家族や仕事のトラブルから引きこもりに近い状態になってしまいました。今は人の間で生きることが怖いし、どうすればそんな今を脱却できるのかわかりません。
昔はよき人間であろうとしました。自己啓発にも取り組んだ方だと思います。仕事でもいい職業人であろうとして、出来る限りの努力はしたつもりです。でも結局中途半端に聞き分けのよかった分か、都合のいい人として傷つけられるだけでした。
家族の間においても、仕事においても、あったことをなかったことに、なかったことをあったことにされることが続き、責められ、ある時から患っていたうつ病が完全に悪化してとうとう何もできなくなってしまいました。
最近は、ほぼ引きこもって各種手当で生活をしています。それでも足りない部分があり、嫌々ながら親に頭を下げ、いただいたお金も使っています。そんな自分も嫌いになりつつあります。
また働くにしろ、もう仕事に本気にはなれないし、見合うお金がもらえるかもわからない。何よりもう都合よく扱われたくない、あることないこと、あったこと・なかったことで傷つけられたくない。すべてが怖いです。でもこのままじゃ生活することだってままならない。それでも何かしようとしても心も体も動かず、本気になれない状態です。
そうこうしているうちに、自分が良いと思っていることは本当に良いのか？「誰かにとって都合が良い」からそう教え込まれた、そう思わされているだけではないのか？そんなことを思うようになりました。
例えば道徳として、「悪いことをしたら謝る」というものがあると思います。自分もそう教わりました。でもそう教えたはずの親も、社会に出てからは周りの人間も、そんなことをする人はいませんでした。それを守った私がいいようにされるだけでした。
かといって、人を騙し、人を食らうような生き方をすればよいのかとも思いましたが、それもできませんでした。
もう何が正しいのかもわかりません。何か自分にとって現状を打破することをしようとしても、それは「誰かにとって都合のいいこと」であって、本当に「自分にとっていいこと」「自分が望んだ、願ったこと」なのかと思うとブレーキがかかってしまいます。
何がいいことで、何が悪いことなのか。これから何を信じて、どう生きていけばいいのか。どうすればまた社会に出られるのか。何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。
お坊さんからの回答 1件
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拝読させて頂きました。
あなたは今まで善き人であろうと一生懸命に仕事でも家庭の中でも頑張っていらしたのですね。そして人からあることをなかった様に言われたり、なかったことをさもある様に言われとても傷つけられていらしたのですね。そして人も何も信じられなくなってしまったのですね。
今ご自宅でひきこもっておられ何が善いことで何が悪いことなのか、これからどう生きていけばよいのか、どうすればまた社会に出られるのかと悩み迷っておられるのですね。詳細な今までのあなたのことやあなたのお気持ち全てはわからないですが、今もあなたは何も信じることできずとても苦しい思いをなさっておられるのかと思います。あなたのそんな辛いお気持ちを心よりお察しします。
あなたは今まで社会の中で善き人になろうと本当に頑張っていらしたのかと思います。人に対してもあなた自身誠意を尽くし、人を信じて精一杯生きていらしたのかと思います。あなたのその様な生きる姿勢はとても尊いと私は思いますし、あなたは本当に素晴らしい方だと私は思います。
その様なあなたの頑張りを世の中や社会の人達は自分の都合のいいように考えて、あなたをだまし利用してきたのですね。
確かに世の中や社会には他人を自分の我欲の為に利用し平気でうそを言いだます方々も沢山おります。その様な社会中で真面目に人に対して誠実にお向き合いなさっておられる方々はだまされてしまったり深く傷つけられたり、大変な被害を受けてしまいます。そして他者を一切信じることできなくなってしまう方々もおられます。
よく耳にする「正直者はバカを見る」という言葉を耳にしますからね。その様な愚かな社会や人達は人をだませたとしても仏様や神様やご先祖様をだますことはできません。「天網恢恢疎にして漏らさず」という言葉があります。どんなにうそを取り繕うとしても神仏やご先祖様をだますことはできません、うそいつわりを言って我欲を通している自分から決して逃げることはできません、必ずその報いを受けなければなりません。
どうか先ずはあなた自身を心からいたわって大切になさって下さい、あなたは決して独りではありません。あなたのその誠実な姿を仏様や神様やご先祖様はいつも優しく見守っていて下さいます、あなたを善き方へお導きなさって下さいます。あなたを心から応援してますね。あなたをお待ちしております。至心合掌
ご回答ありがとうございます。
お言葉をいただき、何故か涙が溢れました。変えないでいいものもあるのかもしれないと思えて、少し気が楽になりました。
ただ…そう聞くと、ふと思うのです。
神様や仏様がおられるのなら、何故あの時助けてくださらなかったのか。今助けてくださらないのか。報いが下るのならばあの時にこそ下ってはくださらなかったのか。
未練なのか、あるいは住職様が仰ってくださったほど誠実ではない、未熟な人間なのかもしれません。
せっかくお言葉をくださったのにごめんなさい。心からお礼をお伝えするにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、それを待つといつになるか、かえって失礼になってもいけないので、取り急ぎ。
