愛犬を殺してしまいました
愛犬を自分の手で殺してしまいました。
私の不注意で病気にしてしまい、苦しんでいる姿を見て耐えきれなくなったからです。
もう苦しんでほしくないという身勝手な理由で苦しめてしまいました。
こんなことをした自分がこのまま生きていていいのかわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談、読ませていただきました。あなたは、思いやりから愛犬の苦しみを楽にしてあげようと言う思いでなさったのですね。しかし、ご自分がしてしまった事を恐ろしく思うのですね。そして取り返しが付かないことをしてしまったと思っているのですね。確かに今から思い返せば他の手立てもあったかも知れませんね。例えば獣医師に見せて助からないのであれば安楽死もあったかも知れません。
しかし、あなたの愛犬はあなたが愛情の故に苦しみから解放するための行動を取ったことを恨んでは居ないと思います。
そして起こってしまった事は元に戻すことはできない訳ですから、あなたはその子の為に手を合わせてあげてください。
無量寿経と言うお経にはワンコも成仏すると説かれています。
私たちは生きて行くためにさまざまな動植物のいのちをいただいています。手を下さなくても殺生を繰り返さねばならないのが人間です。ですから食事のときに私たちは「いただきます」と言う感謝を忘れてはいけないのです。
あたなは「生きていていいのか分かりません」とお書きです。答えは生きていなければならないのです。生きてあなたの愛犬を供養するのがあなたの役割だと思います。
しっかりとあなたの愛犬に手を合わせましょう。合掌
質問者からのお礼
お忙しい中ご返信をいただきありがとうございます。
自分の行いを受け止め、この子がどうか救われるようにしっかりと手を合わせて供養をします。
この子にしてしまったこと、してあげられなかったことだけではなく、これからしてあげられることにも目を向けて自分の役割を果たしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。