かげぐちを言われるのは嫌な気分ですよね。

　質問を拝読したところ、「悪口を言われた」という確たる証拠はないようですね。はっきりと名前を言われたところは聞いていない。また「避けられた」というのも、たまたまかもしれない。かけぐちの原因も、質問を拝見した限りでは、あなたが直接聞いたわけでもなく、ただのあなたの想像ですよね。

　１年生の時の経験のようですが、今はどうですか？質問の内容から、今はされていないようですよね。

　だからもう気にしないで。

　仏教に「和顔愛語」（わげんあいご）という言葉があります。「やさしい顔と親切な言葉」という意味です。人には常に「和顔愛語」で接しましょう、という教えです。

　あなたも、その苦手な男子も含め周囲全ての人に、笑顔で接しましょう。嫌いな人を見ると、つい眉間にしわがよってしまいますが、そこを我慢して笑顔です。そして「こんにちは」などと挨拶をしてみましょう。笑顔で挨拶をする人に対し、悪い事を言ったり殴ってきたりということはできません。

　なかよくなれるといいですね。

光禪

・曹洞宗／静岡県／50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。

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