AI僧侶にも同じ相談をしましたが、hasunohaのお坊様方にもお話をお伺いしたく、相談させていただきます。
今の世の中はあまりにも非常識な人間ばかりが目立っていて、好きなテレビを見ていてもメディアが非常識な振る舞いをする芸能人を出し、誰も咎めず持てはやして非常識な部分も「個性」「新しい価値観や常識」だと肯定し、下品で過激で表に出すべきではない不愉快なものや人の心を感じられない行動を押しつけるように無差別に世に発信するので、それに振り回される毎日がとても苦痛です。
誰かの常識は誰かの非常識、誰かの非常識は誰かの常識と言う人はいますが、それはやっぱり自分の悪さを正当化するための言い訳、つまり屁理屈にしか思えません。
その非常識な行動で人が傷つき迷惑していても、それは傷つく側の人間の捉え方の問題であり、非常識な行動をした人はそういう生き方と表現方法なのだから仕方なく、他者を変えるべきではなく自らの考えを変えるべきだと思いますか?
そんな身勝手な人の快適さのために、苦痛を覚えてても我慢を強いられ続けるのは嫌です。相手も同じ心や感情がある人間だというなら、私だって心も感情もある人間です。
そうは言っても世界は変わらないと思います。そんな中でも、どうすれば気にせず穏やかに生きていられるでしょうか?
AI僧侶の優しいお坊さんに相談したら、「非常識と感じる行動も、広い視野で見れば、その人が歩んできた環境や経験が生み出した一つの表現かもしれません」と言われました。「自身の苦悩を無視して他人の快適さのために苦痛を我慢し続けることが望ましいとは限りません」「他者との調和も大切ですが、それは相互の理解と尊重に基づいたものでなければなりません」とも言われました。
私も良くない行動をしてしまっている事はあると思いますし、人に許されている部分もあると思います。だからこそ人にも良い所と悪い所どちらも見て冷静に考えしっかり向き合おうとしていますが、それでも自分が非常識な人に苦痛を与えられ続けるのをずっと黙って耐え続けなければいけないとなると、自分の心が蔑ろにされますし無理があります。
最近は本当に、自分のそういった苦痛が世の中ではマイノリティで、人々に蔑ろにされている気がして、とても息苦しいです。
hasunohaのお坊様方はどうお考えになりますか?ご回答お待ちしています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談拝読しました。
>非常識な人のために我慢するのは嫌です
私も同感です。世の中の風潮についてあなたが感じるところを読ませていただきましたが、確かに私もそう感じる時もあります。
ですが、結局私たちは漠然とした世の中ではなく、具体的な私に連なるご縁の中を生きています。
TVは消すこともチャンネルを変えることもできます。SNSは見ないこともできるしブロック機能もあります。
そうできないのはリアルな関係です。
その時に、「私はそうは思わない」とか「私はそれを好ましく感じない」ということを言えるかどうか。言いっぱなしでも、全面降伏でもなく、相手との距離感の持ち方や、お互いの主張の落とし所を探れるかというところが大事なのだと思います。
世の中の価値観はコロコロ変わりますが、その中であなたは今どこで生きているのか。自分が足を付ける場はどこなのか。
世の中全てにケチをつけることはできずとも、具体的な関係性は見直すことができます。
みんな自分を認めて欲しい・・・その主張の荒波に流されすぎないように生きたいものです。
拝読させて頂きました。
あなたがその様に思うこともとてもわかる様に感じます。あなたのお気持ち心よりお察しします。
私もそう思います。TVを見ていて様々な番組で非常識な言動というか、平気で他者がイヤな思い・不快な思いをする様なことや傷つく様な言動をすることが映像として流されています。私はその様なことは表現の自由とは言わないと思います。まして他者に対してその様な愚かなことを見せられるのを強いられることは本末転倒かと思います。視聴率というのはCMを流し宣伝している為に明らかに営利目的です。ですから個人の利益の為にその様な愚かなことを流すのは大変問題だと私も思います。その様なことを受け入れなければならないのは調和とは言わないでしょう。
他者の尊厳や命を尊重せず自分のことばかりを優先し主張する様なことや他者を傷つけたりおとしめたり理不尽に他者のものを奪う様な言動や態度は悪言であり悪行です。行きつくところは殺生です、仏教的にも倫理的にも大きな罪悪です。
20世紀にヒトラーのナチスは自分達だけが優れていて他の人々は劣るから、或いは他者が悪いという理由で他者に偏見を持ち、他者を差別し他者をおとしめ迫害し、行きついたのは大虐殺と侵略行為です。そして第二次世界大戦が起こり本当にあまたの大虐殺や殺戮行為が繰り返し行われました。その様な罪悪は許されることではありません。
今でもロシアもイスラエルもハマスも指導者達は自分に有利になる様にメディアを操作して嘘偽りを報道し、マイノリティや弱者である子ども達や高齢者や障がい者や一般の人々を深く傷つけて虐殺行為を繰り返しています。今までの人類の歴史を学ぶどころか愚かな蛮行や罪悪を平気で行っています。
ですからその様な愚かな考えや言動については一切受け取る必要などありません。そしてできる限り関わることもやめることかと思います。ですのでその様な苦悩を一切我慢する必要もありません、明確に拒否してもいいのです。
全てのものが平等に尊く大切なかけがえのない存在であると仏様はしっかりとお説きなさって下さいます、そして全てのものが救われる道を教えて下さっています。
あなたがこれからその様な悪意悪言悪業に惑わされず、悪業に同調することを強制されることなく、善き考えや言葉や行いを心がけて皆さんと一緒に心から豊かに安心して生きていかれます様に切に仏様に祈っております。