母のネットワークビジネス
いつもありがとうございます。
私の母がネットワークビジネスにハマりかけていて困ってます。
紹介料が母に入るようにするために、
名義を貸してほしいと言われ、
断ったところ、無視され続けています。ヒステリックになってしまい、過去や現在のことを引っ張り出してきて責めてくるのでとても辛いです。
朝の挨拶や、LINEでも無視され、
辛い日々を3日間程すごしてます。
何卒、アドバイス頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
諸行無常
ハマっているときには、誰の言うことも聞かないものですよね。お母様はお母様で「こんなに価値があることがなんで分からないの?」という意識だと思います。
よくぞ名義貸しを断りましたね。
今後、その断ったことを感謝されることがくるのではないかと思います。
ビジネス自体を悪いと言うわけではありませんが、ネットワークビジネスがうまくいく人は限られた一握りの人たちだと思います。ネットワークでうまくいくなら、ネットワークに手を出さずとも、普通の商売でうまくいくのではないかなと私は思います。
私にも学生時代に手を出した経験があります。気持ちよく友人全員が私の周りから居なくなりました。その時は本当に良いことを教えてあげてるのになんで伝わらないの?って思っていました。もちろん違法性もない、ちゃんとした商品でした。でも、本来のビジネスの知識もなく、ネットワークビジネスのクロージングだけうまくなっていっても怪しさだけが増していき、そんな人たちしか周りにいなくなっていくのですよね。私は半年ぐらいでやめて、その後もいろんなところから声をかけられましたが全て断って今に至ります。なお、収入はプラスになったことはありませんでした。幸い、友人たちとの仲は戻りました。
代表的な仏教用語に諸行無常というものがあります。
諸行無常とは、全ての現象や事象は常に変化をし、永遠に不変のものなど存在しないという考え方のことです。
これは、生老病死といった人間の生涯や、四季の移り変わり、天気の変化など、目に見える全ての現象が絶えず変わり続けていることを示しているのですが、この考え方は、物事に執着することの無意味さを説き、人々に無常の理解と受け入れを促す役割も果たしていると言われます。
物事に執着することの無意味さ。
不変なものなど何もない。
それを理解していれば、にゃんにゃんさんがお母様に必死に説得に行かなくても、タイミングでいずれ熱が冷めると思いますよ。
貯金を全額突っ込む!なんていう異次元のことにならないようにだけ、様子見ておいた方が良いですが、基本は放置するより仕方ないかなと思います。
朝の挨拶もLINEも無視される辛い状態とありますが、これは辛いけどにゃんにゃんさんから引き続き挨拶した方が良いと思います。無視されても何日でも、自分から。大変ですが、がんばって。変化するのを楽しみに。
合掌
質問者からのお礼
鈴木貴雅様
ありがとうございます。
諸行無常というお言葉が、
本当にしっくりきました。
気持ちが軽くなりました!!
平家物語の一説を思い出しますね。
ありがとうございました!