仏壇の今後について
私は現在、叔父と祖母の位牌と仏壇を持っています。
お墓はなく、お骨は集合管理してくれる所にあります。
管理費などは曾祖母の息子さんがしていると聞いたことがありますが、10代のころに聞いた話です。
本来は曾祖母から継いで母が持っていた仏壇だったのですが、私が手を合わせたりお花をお供えするのが好きなので、4年前
「それだったらあんたが持ていればいい」
と言われ、私のマンションに来て頂くことになりました。
その矢先、母の部屋が大雨で水浸しになり、仏壇が駄目になり、こちらへ来るのと同時に小さい仏壇を買い、お性根入れをしてもらいました。
その半年後くらいに母と喧嘩をし、一切連絡を取らなくなりました。
プロフィールを読んで頂ければ分かるのですが、現在母・妹・弟とは疎遠になり、一切連絡を取っていない状態です。
そして2年前、私は現在のパートナーと一緒に住む事になり、仏壇と一緒にパートナーの家に引っ越しました。
そして昨年再婚し、名字が変わりました。
これが今までの仏壇の流れです。
ここまでは良いのですが、今後、例えば私が急に倒れて居なくなった時、仏壇の行き場がなくなってしまいます。
旦那は神仏に興味が薄いので、何がなんだか分からないとよく言っています。
いつ何があるか分からないので、今出来ることや、しなければならないことがありましたら教えて頂きたく質問を投稿した次第です。
仏壇の中にある掛け軸の文字から、宗派は浄土真宗大谷派です。
お忙しいとは思いますが、何卒よろしくお願い致します。
・人の顔色ばかり窺ってしまう ・自分の存在で不快になる人がいてはいけないと思う ・上記のように窮屈にならなくても自分に影響力はないと分かっていながら、どこかで過大評価していると思う
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
何でも相談出来るのがお寺。繋がりがあれば安心ですよ。
プロフィールも読ませてもらいました。複雑な環境の中にありながら、お仏壇をお迎えし、お念仏のご縁に恵まれたのです。
お仏壇には、御本尊の阿弥陀如来がいてくださるでしょう。阿弥陀さまは、あなたの一生涯を支えてくださる仏様ですから、南無阿弥陀仏と、どうぞ大切になさってくださいね。
いつ、何があるかわからない。それは、全ての人に言えることでしょう。この世は無常ですものね。だから、仏様を頼っていくのです。お仏壇は物ではなく、大事な拠り所となる信仰ですから、必要なのですよ。今まで通りに大切になさったらいいと思います。
それでも、その先の心配があるのなら、お寺と繋がっておきましょう。お住まいの近くにも、浄土真宗のお寺はたくさんあると思います。あなたの想いを伝え、何かありましたら永代にとお願いされるのもよろしいかと思いますし、お仏壇のこともどうしたらよいかを相談しておきましょう。
本来は、何でも相談出来るのがお寺なのですからね。繋がりがあれば安心ですよ。
もし、それでもどうして探せばいいのかわからなければ、私にご相談くださいませ。オンライン個別相談もありますし、あなたにとってどうするのが一番安心で納得できるのかを、一緒に考えていきましょう。
質問者からのお礼
中田三恵住職樣
まず、この度の有り難いご縁に深い感謝を。
そして、回答をくださりありがとうございます。
今までは、別々に暮らしながらも母と共に生きていくべき人生、という考えでいました。
ですがそれは互いにとってただの共依存でしかなく、今回、自分の人生を生きる事を選びました。
結果、妹弟とも疎遠になるという心淋しい状況になってしまいました。
私が再婚することでご先祖様が孤立状態、自身の身内に連絡・相談しないのは自分のエゴではないかとずっと考えていました。
しかし、この度のご教示に触れ、とても救われました。
今のままでも良いのだと思えました。
手を合わせるときは、心からの感謝をたくさん伝えています。
これからもそうします。
それと共に、拠り処である仏壇がある日突然粗大ゴミになってしまわないよう、近くでお寺を探し相談もしたいと思います。
もし見つからずに困った時は、中田三恵住職樣に個別相談をしたいと考えていますので、その時は何卒よろしくお願い致します。
本当に、本当にありがとうございます。