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お仏壇の魂抜き魂入れについて。回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 4

実家をフルリフォームする為に一時的に仮住まいを予定しているのですが、その際にお仏壇の魂抜きが必要になると思います。

1.実家から出る時に魂抜き
2.仮住まいに入る時に魂入れ
3.仮住まいを出る時に魂抜き
4.実家に帰ってきた時に魂入れ

これだと4回必要になりますが
仮住まいと言っても3〜4ヶ月を予定していたりお布施の事も考えると

1.実家から出る時に魂抜き
2.実家に帰ってきた時に魂入れ

2回がお布施の事など色々含むと理想ですがこれは故人に対して失礼に当たるのでしょうか?
仮に仮住まい中に魂入れをしない場合は魂はどうなるのでしょうか?
お位牌が故人の家だとしたらその間は家が無いって事になりますよね??
また下世話な話になってしまいますがお布施に失礼にならない額などもあったりするのでしょうか?

長文になってしまいすみません。
よろしくお願いします。

2025年4月3日 20:13

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

しっかりと菩提寺に相談しましょう

拝読させて頂きました。
あなたがお家のリフォームなさるのにお仏壇の魂抜きや魂入れについてどうすればいいのかと悩んでおられるのですね。ご質問頂きありがとうございます。
あなたがおっしゃる様に厳密になさるのであるならばその様な手順となると思います。とはいえあなたがご心配なさる様にお布施をどうしたらいいのかと悩んでしまいますよね。
私はあなたがご無理のない範囲でお気持ちをまとめてお納めなさればいいと思います。
先ず菩提寺の御住職にリフォームのお話や手順や時期のご説明なさってみてどの様に魂抜きや魂入れすればいいのか、お布施はどうすればいいのかを素直にお伺いなさってみて下さい。
それぞれ御住職によって考え方や手順も違う場合があると思います。またご都合もあるでしょうからね。しっかりと伺いそれからあなたのお考えも再度ご相談なさってみて確認しながら進めて下さいね。
あなたが菩提寺の御住職にお話しなさり魂抜き魂入れをなさりリフォームも無事に完成なさっていきます様に、皆様がこれからも仲良く健やかに毎日生きることできます様に心から仏様や神様や皆様のご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
きっとこれからもずっとご先祖様は皆様を優しくお見守りなさっていて下さいますでしょうからね、どうか安心なさって下さいね。

2025年4月4日 8:56
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

「魂入れ」や「魂抜き」の「魂」は、「仏様」

こんにちは。亀山純史と申します。
私がもし、このような相談を檀家さんから受けたなら、どのようにお答えするだろうかという視点で、回答させていただきたいと思います。(宗派によって考え方が異なるかもしれませんので、ご参考までに、ということでお読みください。)

まず、世間一般で言われている仏壇への魂抜きや魂入れについてですが、ここで言う「魂」とは決して故人様の魂ではなく、仏様を指しています。つまり、仏壇への魂入れとは、仏壇への入仏、すなわち仏壇に仏様をお迎えするためのお勤めです。
仏壇をリフォームするために別の場所に移動させたり、仏壇そのものを処分されることがありますが、その際には仏壇から仏様を移動させる意味でのお勤めを行います。そして、新しい仏壇を購入された場合や、リフォームが完了し新しい場所に仏壇を安置された際には、改めてその仏壇に仏様をお迎えするお勤めをいたします。
なお、リホームが完了するまでの期間、新しい仏壇を購入するまでの期間、仏様は今まで通り私たちのことを見守ってくださっておりますから、何もご心配はございません。

以上のような考えに基づき、私は対応させていただいております。ご参考にしていただければ幸いです。

2025年4月4日 10:49
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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

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