恋人に必要とされない気がしてしんどいです
私には3年前から関わりを持っている恋人がいます。私は女性ですが、相手も女性の方です。
ネット上で知り合って、今まで顔を合わせたことは無いのですが、毎日ほぼ24時間連絡を取り合って、家族同然のように会話をしてきました。
相手はうつ病を患っており、私と話すことだけが生きがいだと言っていました。私もそれが心地よく、ずっと彼女と話すことが私の中での支えになっていました。
だからこそ、彼女がいればもう何もいらないとすら思っていたため、他の友人関係や人間関係があまり上手く取れなくなっていきました。
そんな中、つい最近彼女が多くの友人に囲まれ、あたかも私がいなくても大丈夫かのようになってしまいました。
喜ばしいことなのは分かっているのですが、心の奥深くで「勝手に自分だけ遠くに行っちゃって」と相手への不信感が募っていきました。
先日、どういうつながりなのかと聞いたところ、「鬱のピークに誰かと話していなければどうにかなりそうな時に、知らない人と話せるアプリを入れて、そこで知り合った人と馬が合ってだんだんと輪が広がっていった」と答えてくれました。
最近はその人たちと関わることで憂鬱な気持ちがあまり感じなくなったとも言っていたので、良いことなのは分かります。
ですが、毎日のように私と話していた時ですらまだ日々鬱に悩まされていたのに、急に現れた人々によってすぐ鬱が治りかけたという現状に不甲斐なさと嫉妬心すら覚えます。
最近は返信も遅くなって素っ気なくなってきたため、もう彼女は私のことが必要ないのではないか、と感じる毎日です。
薄々感じてはいたのですが、相手が自分を必要としてくれる安心感と、私も相手を必要とするこの関係に依存していたと思います。
相手もまだ私が一番好きで、今後他に好きな人はできないと言っていましたが、疑心暗鬼な私は言葉の何から何まで信用することができなくなってしまいました。
これから私はどうするべきでしょうか。いっそ別れたほうが楽になれるかと思いますが、まだ私は相手のことが好きですし、話していたいと思っています。
ただ、最近彼女のことを考えると胸が痛く、涙を流すようになってきました。
自分のリアルを充実させればいいとわかっていても、もう他人と関わることが苦手になった今の私にはとてもできそうにないと思います。
長文失礼いたしました。
年下や同い年で自分より能力が優れている人を見ると、「どうせ私にはこんなことできない」と嫉妬してしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
何も失っていない。広がっていく繋がりの扉の手前にいるだけだよ
不安なとき、寂しい時、辛い時、あなたは毎日毎日 彼女を支え続けてきたのですね。
彼女との時間の長さ、打ち明けてきた心の奥、話す時間が「生きがい」だと言われたら、特別なもの・特別な関係だと思い込んでいったのも、頷けます。
相手がいたら、他に何もいらない。
相手の存在が全て。そうやって、相手以外の周りから距離を取ることは、依存であったと言わざるを得ません。あなたも、わかっていながら、彼女に支えられてきたのでしょうね。2人とも、ここまで生きてこられたことは、必要だった関係なのです。
ただ、いつまでも永遠でもなく、それぞれの居る環境が、それぞれが生きる場所。彼女が先に、そのことに気がついたのでしょう。あなたを忘れてしまったのではなく、あなたを含む広い世界を見ていけるようになってきた状態。
私も支援活動をしていると、中田さんさえいてくれたらと、安心して言われることがあります。まずは信頼関係が築けた一歩だと思いますが、本当のサポートは、その人がいる環境で その人がちゃんと自分で歩けるようになること。誰かに寄りかかるだけの私から、自分で歩いていく私になれるように、その先にある交友関係が安心の付き合いだと知ってもらいたいと思っています。
あなたが見ていた彼女は、彼女の一部。そして、彼女もまた、あなたの一部に心を休めていたのでしょう。
重ねてきた時間は、ちゃんと2人の支えだったし、その関係があったから次に進んでいけた。それは彼女だけではなく、あなたもね。繋がりは、きっとあなたの周りにたくさんあると思うわ。理解者は、彼女だけではないはず。あなただって進んでいける。
あの時間を心地良い思い出にしながら、一歩踏み出してみませんか。あなたは、何も失っていない。広がっていく繋がりの扉の手前にいるだけだよ。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。ゆっくりと文章を咀嚼しながら拝読させていただきました。
薄々気づいてはいたのですが、頭でそう考えても、彼女の成長を心の奥底で認めたくなかったのかもしれません。
彼女は私の存在がいたから成長するようになったという事実や、パートナーというのはお互いの環境で生きる中の補助をお互いにしていくことだと理解できるようになりました。
少しずつですが、私の中でも踏ん切りをつけて、綺麗な思い出として留め、これからの出会いに向けて前を向いていこうと思います。
お互いが充実した中で、それでもほんのちょっぴり特別な関係を維持できる心地よい関係になっていこうと思います。
この度は本当にありがとうございました。