hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

死に向けての備え

回答数回答 2
有り難し有り難し 26

25歳、社会人です。

三年前、大腸癌で倒れ、医者にかかって以来、ずっと闘病中です。医者曰く少し特殊な癌で有効な抗がん剤があまりなく、治療は行き詰まっているようです。

今は体のあちこちが痛み、食欲も失せてきていて状況は良くありません。
余命半年。 
今年の六月でそれを迎えます。

父、母も正直困り果てていて、泣いている姿を見るのがとても辛いです。

さて、質問なのですが、死に向けて何か準備しなければならないことなどはあるのでしょうか?

まだまだ死ぬつもりは全然ないのですが体が動くうちにやっておきたいのです。

拙い文章で申し訳ございません。

2024年3月10日 7:23

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

生ききる

バンギ 様 相談ありがとうございます。

医師から余命宣告を受けたことが、もう間違いないということであれば、
あなたの残された生を最期まで輝かせること、「生ききる」ことを目指してください。
ご存知とは思いますが、緩和ケアの状態になると痛みの処置が中心となり、ぎりぎりまで、あなたの尊厳を守るサポートになると思います。
ですので、あなたはご自身の希望をたくさん挙げて、出来ることから実現できるように周りのサポートを受けながら、行動してください。
生ききること、自分の生を輝かせることをあなたが目指し、あなたの気持ちがご家族の皆様はじめ周りの方々にも伝われば、きっと希望の光があるとあなたは確信できるでしょう。さらには具体的な備えもご両親とともに進められることができるでしょう。
ご縁がありましたら、こうしてネットなどでぎりぎりまで、お気持ちのサポートができると思います。この点も含めまして、参考にしてください。
一礼

2024年3月10日 14:14
{{count}}
有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
このお坊さんを応援する

大切な方々と一緒に毎日をしっかりと生きて下さいね

拝読させて頂きました。
あなたが今大病を抱えて大変辛い思いをなさっておられることを読ませて頂きました。詳細なあなたの状況はわからないですが、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
あなたが死に向かっての準備をお考えなさっておられることを読ませて頂きました。大変な病を抱えてあなたがそう思われることももっともかと思います。

先ずはあなた自身の一日一日をどうか大切に生きて下さいね。あなたは今でも沢山の方々とのご縁の中で生きておられます。あなたのことを心から大切に思っておられる方と一緒に生きているのです。
どうか多くの方々と一緒に支え合いながら心から豊かに生きて下さい。病によってとても辛い思い苦しい思いもなさっておられるかとは思いますが、医師や看護師の方々や医療や介護の方々からサポートを受けて適切に治療を受けながら毎日を心から豊かにしっかりと生きて下さいね。あなたが皆さんに支えられながら心から豊かに毎日を生き抜いていかれます様に切に祈っております。

そしてあなたのことを仏様や神様やあなたのご先祖様はいつも優しくお見守りなさって下さっています。あなたのことを必ず仏様や神様はお救いなさって下さいます、お導きなさって下さいます、ご先祖様はいつも守っていて下さいます。

いつの日かあなたがその与えられた天寿を全うなさる時には必ず仏様や神様が救い導き、ご先祖様があなたを優しくお迎えなさって下さいます。そしてご先祖様と一緒に一切の苦しみや痛みや迷いから救われて清らかに円満に安らかにご成仏なさっていかれます。そして生きる皆さんをご先祖様と一緒に穏やかにお見守りなさるのです。
どうか安心なさって下さい。

あなたがこれからも沢山の方々と一緒に毎日を心から充実して生きることができます様に、そしていつの日は与えられた天寿全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さりご先祖様が優しくお迎えなさって下さいます様に心から仏様や神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
そしてあなたを心より応援しています。またあなたの思いをお聞かせ下さいね、あなたを心よりお待ちしております。至心合掌

2024年3月10日 9:35
{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

「大切な人が危篤・余命宣告」問答一覧

母に会いたい

61歳女性、昨年、母を亡くしました 認知症が出始めた母を病院に連れて行ったのは私です コロナ面会禁止で結局、母は病院で亡くなりました 母はずっと家にいたいと言っていたのに私が病院に連れて行って母はどんなにか 辛く怖い思いをして絶望の中で亡くなったことかと思います 途中でも連れて帰って介護をしてあげたらよかった 結局、私は自分のことをまず考えてたんです 当時、家族は弟と父がいました 父は介護保険利用をかたくなに拒否していました 弟は妻に負担を掛けたくないと母の自宅介護に賛成ではありませんでした それでも母がいなくなって後悔ばかりです そんなことは言い訳にならない もっといろんな方法があった、なぜあの時…等々、自分を許せない気持ちでいっぱいです きっと私は欠陥人間なんだと思います 仕事も10回以上替わり、離婚もして、友達もいない 一人娘は私に思いやりが持てない人間です 弟とは父母のことでわだかまりができてもう心から話すことができない 大切な家族であるのに娘のことも弟のことも嫌っている自分がいます ひとりでいいはずなのにしみじみとさみしいです 母のことを心から聞いてもらえる家族ではないことがさみしいです 悲しいのに大泣きもできない変な自分 母に会って謝りたい、母ともっともっと話さないといけない 私は呼吸器の難病患者です 長生きはできないことは覚悟していて、でも私は現実主義なので また母に逢えるとか思えないしもう母はどこにもいないことが分かっています 取り返しのつかない後悔の人生、私なりに努力して生きてきたつもりですが 自分に原因があるとはいえ、くだらない人生だと思い、私のとばっちりを受けた母に申し訳なさが募るばかりです いつか気持ちが癒えていくこともあるのかもしれませんが 辛い思いを言葉にしてみたくなり…支離滅裂で申し訳ありません

有り難し有り難し 1
回答数回答 1

母の心と体と頭のバランス

父が先月突然亡くなり、母と私と姉はショックが多すぎるていたのですが、やる事が沢山あり過ぎて頑張っていますが、母が2年前に家で転倒をしてから、気力がなくなり、母に変わって父が家の事をする事になり、父は家の事を母に任せていたので、味噌汁の作り方を一から母か父に教えていましたが、母はそれから父に愚痴る事が多くなり、父も耳が遠かったので、我慢していましたが、姉はその状況を見ていたので母に父が可哀想だと伝えると、私も辛いのよと母は言っていたそうです。でその父が亡くなった事で今度は、私や姉に愚痴をこぼすようになり、私は母に心の病気である事を伝え、愚痴をこぼしている時の母の顔は、とても怖いとも伝えました。母は今までそんな事を言われた事もないし、自分でもそう思わないと言うのですが、私や姉がそれに振り回されている事も伝えましたが、母はそれから自分の顔を鏡で見たりして、母も私も一度訪問ドクターに相談しようと言う事になったのですが、母も今度先生が来たら話しをするとも言ってくれていたのですが、私か1ヶ月仕事も休んでいたので、5月から仕事も戻るので、5月には、家に帰る事も前から、伝えてあったのですがら私か帰る日の朝にまた怖い顔をして、先生には、心臓の先生なので、心の病気の話しをするのは失礼だと言い出し私は、話しをしないし、そんな事ないと言い出したので、その場では、わかったと伝えましたが、私や姉は、先生にちゃんと話しをする事も決めていたので、何故今になって、母はそれまで自分からも話しをすると言っていたのに、失礼だから話しをしないと言い出したのか、とてもわかりません。これも心の病気なのかとも思います。母の心の病気をこれからどうしていったらいいのでしょうか?

有り難し有り難し 5
回答数回答 2

生きている意味がわからない

夫を亡くして4年です。 長い闘病期間でしたが、話すことも出来なくなった夫に対して、私は側にいる事しか出来ませんでした。 当時、コロナで病院の面会は禁止となり、側にいることすら出来なくなりました。 1人で病室にいた夫がどんな思いで過ごしていたのか、どこが痛くて、どうして欲しいのか、それすらも聞く事が出来ないまま、最期は私の目の前で息を引き取りました。 なぜ、夫だったのか?と今でも思います。 私の家族の誰かから亡くなる人を選ばないといけないなら、私だったら良かったのに…今でも思います。 夫が亡くなった時は学生だった子供も、今では新しい家庭を作りました。 夫が亡くなり、もし私に何かあったら子供が1人になってしまうと必死に生きて来ましたが、その子供が新しい家族を持った今、私はもう全ての役目を終わらせてもいいのでは?と思っています。 自分の人生を自分で終わらせようとは思っていませんが、生きる意味も意欲も全くありません。 人前では平気な顔をしていますが、仲良く過ごす夫婦を見たり、ご主人の悪口を言える幸せに気づいていない奥さん方の話がどんどん私の心を黒く暗くしていきます。 夫が亡くなる直前に実母、夫が亡くなった直後に実父と次々に心から信頼できる家族を失ったことも私が誰にも本当の心を開かなくなった理由かもしれません。 ふと私はこれからずっと1人なんだと気づいた瞬間から絶望しかありません。 もう限界かな、と思っています。

有り難し有り難し 17
回答数回答 2

娘の結婚と義母の死去

お読みいただきましてありがとうございます。 私には何度かの流産を乗り越え授かった娘がおります。 小学生の時からパニック発作を抱えていて、断薬の中妊娠・子育てに入り24年。 このたび娘から好きになった彼と結婚が決まりました。 24年間パニックを堪えながらも次第に症状も消え、(娘の前では発作を起こした姿を見せないようにしてきました)旅行もできるほどになりましたが、 先月義母が急逝。今までは身内の葬儀もお骨を拾うことが出来ず休ませてもらっていましたが、今回はお世話になった義母のため最後まで立ち会いました。 葬儀後は、悲しみやパニックにならないよう娘の結婚準備に専念していましたが 持病的なものの再発をきっかけにどんどん体調が悪くなり、強張る体・胃の不快感・不眠症と、パニックも再発しそうな気配です。 仲良しすぎる娘がお嫁に言ってしまう寂しさを言葉に出せず、ずっと秘めていて 苦しくてたまりません。いい母親ぶってせっせと引っ越しを手伝っていますが 娘がいないところでは体調不良で起き上がれない時もあります。 娘の母親ならどなたも体験することかと思いますが、特にパニックを起こさないような心構えがありましたらご教授下さると幸いです。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ