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選ぶべきは誰か。

回答数回答 1
有り難し有り難し 43

入籍して1年、まだ新婚なのに旦那さん以外の方と関係を持ってしまいました。

旦那さんとは、入籍直後から、セックスレスで、
仕事を理由に逃げ続け、没頭していました。

私は今まで、全て直感だけで、自由に生きてきました。
後悔したこともありません。
どこに行っても、何をしても、支えてくれる素敵な人たちに出会い、愛され、そこで自分の力を発揮できる、カリスマ性のある星の生まれだと占いではいつも言われます。
私自身も、そのようなことを何となく感じてはいました。

関係を持った方は、9つ年下の上司です。
彼は、自分の人生設計をしっかりと立て、それに向かって行動し、実現する力のある人です。そのような彼の今後の世界を一緒に見てみたい、と思ってしまいました。

一方旦那さんは、優しく、私の全てを受け入れてくれる人です。
私が幸せになれる相手だと思い、結婚しました。

ただ、旦那さんとは、子どもをつくるという行為ができないので、子どもは望めないかもしれません。
医療の力を借りて人工的に子どもをつくることまではしたくはありません。

年下の彼は、私と関係を持ってからは、もう私以上の人は現れない、と言って、それまで多少あった女性関係もなくなりました。
しかし、彼はまだまだ若い、これからいろいろな出会いがあり、人生の幅がどんどん広がっていきます。

そんな中で、私以上の女性が現れることはじゅうぶんに考えられます。

旦那さんと離婚してまで、彼と一緒にいるべきかどうか、悩みに悩んでいます。
頭で考えようとすればするほど、分からなくなります。

好きな人は、年下の彼で、これからの彼を側で支えたい、と思っています。
しかし、この先のことを考えたとき、不安もあります。

また、私は感情の起伏が激しく、鬱の気もあります。
未来ある彼に、鬱の私まで背負わせてしまってもいいものか。
ただ、私が苦しいとき、辛いときに欲しい言葉をくれるのは、年下の彼です。

何度も、もう終わりにした方がいいのか、と話をしましたが、結局、お互い一緒にいたい気持ちが強く、関係を断ち切ることができていません。
旦那さんも、全てを知っていますが、それを許すと言って、一時は私が離婚したいと言い張っていましたが、現在は、離婚せずに現状維持のままです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

なぜ人は結婚するのか

幸せになるためではない。
一緒に苦労をするためである。

人はなぜ結婚するのか

一緒にいて楽しいからではない。
この人とならどんな壁も乗り越えられるからである。

43
有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

質問者からのお礼

ありがとうございます。

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