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家族との向き合い方について

回答数回答 2
有り難し有り難し 13

初めまして。
実は我が家におこる様々な災い?について、不安で仕方がありません。

十数年前に父が経営していた会社が倒産し、家も車も貯金も全て失いました。
やっと苦しみから脱し、普通の生活が送れるようになったのに、三年前に父親が癌である事が判明...
余命二年と言われ、未だ抗がん剤治療を続けております。

父が旅立ってしまったら、気丈に振舞っている母親の事が心配で堪らず、兄と二人で支えていこうと話してました。

その矢先、その兄が鬱病を発症してしまいました。
責任感の強い兄なので、今後長男である自分が何とかしなきゃと奮い立たせていたのですが、仕事のストレスもあり、限界を超えてしまったようです。

私も昔心疾患になった事があり辛さは痛いほど分かるので、そんな兄を見ていても何も出来ない自分に不甲斐なさを感じます。

私の主人も体調を崩しており、あまり心配掛けたく無いので、明るくつとめてますが、私自身も精神的に限界近くなり、そろそろ心が折れてしまいそうで怖いです。

今後家族とどのように向き合い、子供として妹として妻として、何をどうしていくべきなのでしょうか。

何故こんなにも辛い出来事が次々とおこるのか...
私の何がいけないのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

浄土で会えると信じながら

まだお父さんもご健在なのでとても言い難いことなのですが、それでも知っておいて欲しいので書かせていただきます。

死は永遠の別れではありません。
人はこの世での命が終わると一瞬で浄土に行きます。浄土にはたくさんのご先祖様がおられます。そこでご先祖様と一緒に覚る為の修行をするのです。
ですからお父さんは寂しくありません。
それに、お母さんもあなた達もいつかは浄土に行くのです。
ですから、また会えるのです。
それまでのしばらくの別れなのです。
この事を心の片隅に置いておいてください。

お父さんと一緒にいる時間を大切にしてください。薬が強くなると会話ができなくなります。会話ができる間は何気無い日常会話をしてあげてください。
お母さんはしばらくは落ち込むかもしれません。でも時間が少しずつ回復してくれると思います。その時はお父さんが見守ってくれているのですから。
お兄さんはしばらくは安静が必要ですね。これも時間をかけてゆっくり回復を待ちましょう。
私の昔の上司もうつ病から1年半位掛かりましたが職場復帰しました。
きっと大丈夫です。
ご主人も健康管理をしっかりとですね。体が弱くなると心も弱くなりますからね。
また、仕事については、真面目な人程仕事を一人で処理しようと頑張りすぎてしまいます。
仕事は社員のチームワークで処理するように、くれぐれも一人で抱え込ま無いようにご主人に、お兄さんにもお伝えください。
明るく努めているとのこと。とてもよいことです。笑う門には福来たるといいます。
福があるから笑うのではありません。
笑うから福が来るのです。

ご家族の幸せを願っています。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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あなたがいるだけでいい

耐え忍ぶ世界の意味で娑婆世界と呼びますが、まさにtommyさんは娑婆世界を生きておられますね…

悪いことが重なると、何か原因を探してしまいますが、いいことも悪いこともランダムに起こってしまいます。
たまたま重なっている時なんです。
どうぞ、気を楽に…

…と言われても、楽におれない状況を危惧されているんですよね。

まずはお父さん。
余命より長く頑張っておられるんですね。
病気だろうと急だろうと、家族の死はショックを与えます。
でも生きているなら避けられないことでもあります。
たくさんお話をなさって下さい。

お母さんも心配でしょうが、心配よりは、いざそのときがきた時に、別れの悲しみを一緒にご供養に変えていく誓いにしてもらいたく思います。
ご供養は弔いとともに、自分の悲しみを整理するための行いです。
未来の心配より、未来の誓いを立てましょう。
大丈夫、女の人、特に母は強しです。

そしてお兄さん。
今は無理しちゃ駄目な時ですね。
何もできなくないですよ、昔同じ疾患になったのなら、経験者の身内がいるだけでどんなに心強いことか。
tommyさんがいるだけで、それが薬になっていますよ。
自分なりにお兄さんに声をかけてあげて下さい。

そして何より、tommyさんが背負いすぎないことです。
背負っている事実を重く受け止めると、余計に重くなっちゃいます。
tommyさんが生きているだけで、お父さんにもお母さんにもお兄さんにも旦那さんにも、励みになっているんですから。
何かをしよう、何かをしなくちゃなんて思わず、家族に関わっていくことだけで充分なんですよ。

未来に希望を持つために、私たちは願います。祈願をします。
不安が拭えない場合は、お寺に祈願のご祈祷(しているお寺の確認は必要ですが)をしにいってもいいかもしれませんね(^_^)

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有り難し
おきもち

困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれること...
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質問者からのお礼

ご回答下さり有難う御座いました。
読む前から涙が止まらず...
頭では分かっているのですが、やはり別れは寂しいですね。
今は辛い時期ですが、父や兄そして主人も病と闘っているのだから、暗く考えず前を向いて行きたいと思います。

お返事いただけただけで、少し心が晴れました!
もう少し笑顔で頑張ってみようと思います。

父の病が発覚した際、本当に涙が枯れるまで泣きまして...
それ以来泣かないと決めておりましたが、やはり色々重なると心は弱くなってしまい...

今回泣く事が出来、少し気持ちも楽になりました。
あなたがいるだけで〜と言って頂けて、心強くも感じました。

本当に有難う御座いました!

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ