感謝
まわりに感謝してるけど
感謝しても「他には?」と考えてしまって
他に感謝するものがなければ「それだけか」って思ってしまいます
すぐにイライラしてしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問拝見させて頂きました。どちらかというと質問ではないのかもしれませんが、感謝の先を考えると、それで基本おしまいです。感謝しているから何、という話になると見返りを求めるか、自分からその感謝を形や行動にするか、という話になるかと思います。感謝するものがない、となりますとそれは自分が恩恵を受けていることに気づいていない可能性がありますよね。でも具体的に何ということが分かりませんが、色々なことに私たちは関係して生きていますので、小さな感謝の積み重ねかもしれません。ただそれに気づけるかどうか、というのが誰でも課題かもしれませんね。
相手の労力を想像して学ぶ(真似る)
他人に感謝するときに、その相手が自分のためにしてくれた行為の背景(どれだけの手間をかけてくれたか)を想像してみてはどうでしょうか。
そうすると、より深く恩を感じられるし、自分もまた相手やその他の人(社会)に対して同様の恩返しをしてみようかな、という具体的なアイデアにつながるでしょう。
学ぶの基本は真似(まね)ぶだと言われますからね。
たまに、お坊さんは1、2時間の法事でたくさんお布施をもらえて儲かるよねと言う人がいますが、1時間の法事をするための背景に前日までの準備作業もありますし、1時間の法事のためであっても半日、あるいはまる1日スケジュールを空けなくてはいけない場合があります。
エアコン設置業者なんかも、2時間の設置工事のためであっても、発注から仕入れ、工事の後にお店に帰ってからの伝票の処理など、お客さんの目に見えないところでたくさんの手間をかけてくれています。
そのような背景を想像してみるのが良いと思います。
質問者からのお礼
感謝の先は基本おしまい
回答ありがとうございます