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信じていた友人は全て嘘でした

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有り難し有り難し 10

高校時代からの親友は長年白血病と闘っていたのですが、ある日音信不通になりました。
しばらくすると彼女の唯一の肉親である姉と連絡が取れ、本人の意思で本当のことを話すことはできないという事と共に彼女の死を暗に示す返信がありました。
それから4年間、行き場のない想いを抱えながら彼女に思いを馳せ生きていました。

しかし、先日当時の担任と再会する機会がありそこで衝撃の事実を知らされました。

それは、彼女の言動の全てが嘘だったということです。
彼女が抱えていたのは白血病ではなく演技性パーソナリティ障害という精神疾患で、闘病の様子や複雑な境遇など私が聞かされていた全てが嘘だったのです。
そして彼女は今も生きています。
私がやり取りしたと思っていた彼女の姉は、姉を装った本人でした。
彼女は白血病の他に脳腫瘍を併発、酒乱の父からは暴力を振るわれ母はガンで高3の時に亡くなったと聞かされていました。
今思うと少し行き過ぎています。
どこまでが嘘かは分かりませんが、担任の話だと母は生きているそうです。
一時、彼女が心肺停止となりしばらく意識がない間に彼女の姉と連絡を取りあったことがありますがそれも本人だったようなのです。

友人は非常に頭が良かったので、正確な知識を持ったエピソードと緻密な演出で説得力を醸し出すことができてしまったのだと思い、どこか腑に落ちる部分はありました。
注目をされたいという思いから始めた演技が成功する度エスカレートし、最終的には終わらせることしかできなくなってしまったのでしょう。
しかし、私は彼女を心から信じ病気と闘いながら懸命に前向きに生きる姿を応援し、いなくなった後も共に過ごした時間を大切にしながら今日まで生きてきました。
その全てが虚構だったという事実を、どう受け止めたら良いのか分かりません。
裏切られたというような怒りや失望はありません。生きていてくれて本当に良かったと思うことも事実です。
ただ、信じていたものが存在しなかった虚しさは消えず、何をするにも力が入らない毎日です。

彼女に再び会うことはないと思います。
きっと彼女も望まないし、全てを知った今彼女に会う勇気は私にはありません。
ですが、気持ちの落としどころが見つからず困っています。おそらく世の中でもあまり例のない話だと思います。
私はどのようにこの事実を受け止め、乗り越えたら良いのでしょうか。

2024年9月10日 20:16

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

特効薬を使いましょう。

こんにちはです。

前出のお上人様の仰られることに激しく同意します。

あなたは、非常に心根の優しい、真っ直ぐで素直な方です。

相手の所業よりも、安否に安堵しているのですから、
その慈悲の心は大切にされた方がいいです。

長く生きていますと、その心が燻んでいくものですからね。

ただ、あなたの心が傷ついたことも事実ではあると思うのです。

信じて居た者に裏切られるというのは、非常にダメージを受けてしまいます。

やり場のない気持ちが頭の中を駆け巡ります。

そしてそんな自分が、時に滑稽に感じて落ち込んでしまうのですよね。

こう言う時にははっきりとした特効薬があります。

それは、ただ忘れることです

忘れないと思うかも知れませんが、考えない努力はできると思います。

考えないことです。

人間は2つのことを同時には考えられないようになっています。

ですから、嬉しいことや楽しいことを考えてください。

あなたの将来の希望を考えてください。

もう2度と会わないのならば、不誠実な人の存在は忘れることです。

というよりも、あなたが信じて居た親友は、その架空うの姉が言うように
もうすでに死んでいないのです。

誠実さのない人のことを考えているほど、ソルティさんは暇ではないはずです。

あなたが幸せになるために、心も時間も体も労力も使うようにしてください。

あなたが幸せになる人とだけお付き合いをするようにしてください。合掌

2024年9月11日 10:19
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有り難し
おきもち

中島高州
護摩行1200回以上・滝行:1100回以上もすると、お話しできることもでき...
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ソルティ 様 相談ありがとうございます。

私がまた引き続き応えてしまってすいません。
前回に回答してまさかそんな展開があるとは思いませんでした。
ビックリです。私の推察力が足らなかったことに反省しきりです。
力になれなかったような気がします。
で、今回は、
その友人のことを差し置いて、
まず、あなた自身が、友達思いだと自覚することだと思います。
ひたすら友人に慈愛の思いを届けようとしていたことは間違いないので
そこに誇りを持ってみましょう。
たとえ障害があって事実を伝えられなかったとしても、
生きていて良かったというあなたの本心は、
優しさそのものです。
そのことを大切にしてください。

あきれ返ったり、虚しかったり、唖然としたかもしれません。
感情がどう振れたらいいのかもわからないと思いますが、
虚構のこともあり得るのだと、
感情も含めて放っておくことも必要なのだと
ちょっと諦めの境地で自分を眺めてみて
心が少し落ち着いたら、
友人を大切に思ったこと、それと同じように自分を大切にすることを
心がけてみてください。
あなたには、優しさが溢れています。そのことを心に留めてください。
参考にしてください。
一礼

2024年9月10日 22:14
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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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質問者からのお礼

前回に引き続きまた回答して頂きありがとうございます。
私自身も、思わぬ展開でした。
今回のことで安易に人を信じてしまった自分が悪いのではないか、彼女の嘘に翻弄された人間は私だけではないのに思い入れていた私が周りよりも傷ついてしまったことが損なことと考えてしまいました。
ですが、優しさだという言葉をかけていただき彼女を思う気持ちは無駄ではなかったと思うことができました。
気持ちの整理に時間はかかると思いますが、人間不信にならず今まで持っていた気持ちは大切に生きていきたいと思います。

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