彼女との関係か、親との絶縁か
2年ほど前から、彼女と同棲を始めました。彼女は当時、精神的に不調で頼れる場所がなかったため、私が同棲を提案し、親に事情を説明して同意を得ました。ただ、その際、親は「彼女が自立するまでの期間」という認識だったのに対し、彼女は「病状が安定するまで」と考えており、認識にズレが生じていました。
最初は親とも良好な関係を築いていましたが、ある日、実家に帰省した際に親から「そろそろ彼女が自立すべきだ」「健康な人と一緒になるべきだ」と言われました。この話を彼女に伝えると、深く傷つき、それ以降、親と彼女の関係は悪化していきました。
それでもすぐに自立することは難しかったため、私が卒業した後、2人で改めて新しい生活を始め、共に自立する計画を立てていました。最近では彼女の状態も安定し、仕事に復帰できるようになったので、親に引っ越しの予定を伝えたところ、再び「心身共に健康な人を選んだ方がいい」と言われ、私は彼女を擁護して反論しました。すると親は「彼女が被害妄想を持っている」「礼儀がなっていない」と批判しました。
彼女は親にメッセージを送りましたが、その後親から電話で罵倒され、警察沙汰にまで発展しました。これにより、彼女は親に精神的苦痛を理由に慰謝料請求を検討し、私には次の二択を迫っています:①「親と絶縁して彼女を選ぶ」、②「彼女と別れて誓約書にサインする」。
この状況に至ったのは、私が親に強く反論せず、問題を放置してきたことが大きな原因だと感じています。しかし、どちらの選択をしても後悔しそうで怖いです。彼女の気持ちは理解できるものの、親との絶縁は非常に重い決断です。
彼女は「別れるのは親の思い通りになるから嫌だ」と言いますが、私自身、親と絶縁しても彼女と幸せになれるのか不安です。この板挟みの状況で、どうすれば良いか悩んでいます。第三者の意見をいただければと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親と生きていくわけではない。
みずき様
とてもしんどい立場ですね。
親と彼女、
親と妻、
昔からの永遠のテーマにも思います。
親は育てて頂いたご恩があると思うのですが
「親孝行は生まれた時に終わっている」
のです。
親は子供が生まれた時点で
もう何も望んではいけないし
ましてや自分のメリットのために子供を育ててはいけません。
子供が自立するまで
支えるのが親の仕事でそのあとは
子供は子供の人生があり
介入してはいけないはずです。
また自立する前でも、子供の人生をコントロールすることはいけません。
そんな風に割り切れないとは思います。
しかし
みずきさんは
この先親に自分の人生を伴走させることは望みでしょうか?
一緒に人生を歩いてくれる人は誰でしょう。
みずきさんの人生は
みずきさんの人生です。
親の言うことを聞かねばならない思い込みは捨ててよいです。
また、
親と絶縁したのに彼女との関係が悪くなった場合
彼女は関係ないと切り離せるといいですね。
親との関係を考える時は
自分の人生に介入してくる親と絶縁するべきかどうかで、親とみずきさんの問題。
彼女をそこに入れないであげてほしいです。
そうでなくては親か彼女か、うまくいかなくなったら
どちらに転んでも誰かを恨みたくなります。
みずきさんの人生、
誰と一緒に歩いていきたいのか
自分の正直な声を聞いてあげてください。
彼女、お大事に。
ちなみに
精神疾患がないことと
思考が健康なことは別です。
何を持って「健康」というのかも
考えてもよいのかもしれませんね。
合掌