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兄に対する嫉妬心と劣等感が収まりません。

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有り難し有り難し 24

私と兄は、同じ趣味を持ち、よく一緒に出かけるほど仲が良いです。しかし、最近、心の片隅で、兄に対する嫉妬と劣等感で兄を鬱陶しく感じている自分がいます。

兄と私は、性格が対称的で、兄は思い立ったらすぐに行動し、一度決めたことは曲げず、過去のことをいつまでも引きずらない性格です。一方、私は、慎重で行動に移すまでに時間がかかり、状況に応じて考えを変えたり、過去の嫌なできごとをいつまでも引きずります。

そのため、兄は20代のうちに結婚し、ずっと続いている交友関係も何人もおり、毎日楽しそうに過ごしている一方、私は、30代になっても結婚できず、親友と呼べる友人も1人もおらず、孤独な老後を迎えるのではないかと毎日不安を感じている状況です。

また、数年前、兄夫婦に子どもを作ってほしいという思いから、兄夫婦に実家に住むように私が勧めました。その後、私は会社の労働時間の制限が厳しくなり、収入が減少し、経済的に苦しくなったのですが、兄夫婦を実家に入れてしまったため、実家に戻ることができなくなってしまいました。一方、兄夫婦は、実家に入って経済的余裕ができたのを良いことに、夫婦で遊びに行ってばかりいて、全く子どもを作ろうとしません。

こうしたことが重なり、最近、兄と話していると何となく嫌な気分がします。兄のことは好きですし、嫉妬しても状況が良くなるわけではないとわかっていても、反射的に嫉妬心がおきてしまいます。

嫉妬心や劣等感を抑えるには、どのような意識を持って兄と向き合えば良いのでしょうか?

2024年10月11日 18:11

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今を切り取って比べてしまっては、自分の良さを見失なってしまう

お兄さんの良さもあるでしょう。あなたと対照的だからこそ、自分に無いものを手にしているようで、何でも順調のように見えてしまいますよね。そして、余計に自分が劣っているように見えて仕方がない。

今だけを切り取って比べてしまっては、自分の良さを見失なってしまいますよ。対照的だからこそ、兄には無い あなたの良さや魅力もたくさんあるでしょう。

兄夫婦の経済的なことも、今は豊かで余裕があっても、先のことは誰にもわからない。嫉妬心や劣等感が強く起こっているときは、ちょっと距離を取りながら、兄夫婦の生活に目を向けるのはやめましょう。

労働時間の制限がある今、時間が持てると考えながら、あなたの趣味を深めたり、スキルアップを目指したりしませんか。友人が多ければ付き合いの難しさがあったり、少なければ ひとり時間を楽しめると考えてみてはどうかしら。
私も友達は少なく、ほぼ一人行動ですが、ひとり時間の自由さ気楽さが心地良いのです。

老後までに気の合う仲間に出会ったり、心地良い居場所も見つけていけるのではないかしら。そんな未来を期待しながら、あなたのペースを楽しんでいけたらいいですね。

2024年10月12日 0:43
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おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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他者との比較ではなく、自分自身と向き合う心の大切さ

ご相談を拝見しました。兄弟間での嫉妬や劣等感に悩まれているお気持ち、とてもよく理解できます。これらの感情は誰にでも生じるもので、決して異常ではありません。それに気づき、悩まれていること自体が、心の成長の証です。

嫉妬や劣等感は、私たちが他人と自分を比較することで生まれます。特に兄弟のように身近な存在だと、比較がさらに強まることが多いです。しかし、他者と自分を比較することは、自分を苦しめる原因になります。大切なのは「他者との比較」ではなく、「過去の自分との比較」です。

あなたと兄上は、異なる個性を持っています。兄上は行動力があり決断が早い性格ですが、あなたは慎重で、物事を深く考えられる柔軟さを持っています。この違いは、どちらが良い悪いというものではなく、ただ「違う」というだけです。自分自身の長所や強みを理解し、そこに自信を持つことが、嫉妬や劣等感を和らげる鍵となります。

また、兄夫婦に対して感じる苛立ちも、自分の人生が思い通りに進まないことへの焦りや不安が背景にあるかもしれません。しかし、人生にはそれぞれのペースがあります。兄夫婦の生活がどうであれ、それは彼らの選んだ道です。あなたの幸せや価値は、他者によって決まるものではなく、自分自身の心の持ち方にあります。他人の人生に目を向けるよりも、あなた自身の心の豊かさや日々の充実感に焦点を当てることが、心を軽くする助けになるでしょう。

さらに、「感謝」の心を持つことも重要です。兄弟との関係が長年良好であることは、とても貴重なことです。兄との思い出や共通の趣味、今でも一緒に楽しめる時間に感謝し、その感謝の気持ちを大切に育てていくことで、自然と嫉妬心が薄まっていくはずです。

そして、劣等感や嫉妬を完全に無くすことを目標にするのではなく、その感情を自然なものとして受け入れ、感情に振り回されないことが大切です。瞑想や深呼吸、ウォーキングなどの軽い運動を日々取り入れることで、心をリラックスさせる時間を持つことも有効です。心の平穏を保ちながら、一歩一歩進んでいきましょう。

どうぞ、焦らずにご自分のペースで歩んでください。
合掌

2024年10月11日 22:33
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有り難し
おきもち

ゆうさい和尚
純聖寺高槻布教所住職 私は真言宗の僧侶として、皆さまのお悩みに寄り添い、仏...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
私は、今現在の兄と自分の状況を比較して勝手に劣等感を抱いていました。これを完全に止めるのは難しいと思いますが、しっかりと自分自身の人生にフォーカスし、自分の人生を豊かにして行けるように努めてまいります。

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