人の愛し方、愛され方に悩んでいます
ご無沙汰しております。hasunohaのお坊様には何度かご相談に乗っていただき、感謝しております。現在無事正社員として就労できています。稼いだお金を自分磨きに使ったり、性格も少しずつ明るくなってきたように思います。
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今回ご相談したいのは、出会いから1年半、付き合い始めから1年の恋人(男性)の事です。年齢的に将来の事も話し合っていますが、先月、彼から「睡蓮(私)に対する想いはまだ、過去に恋してきた女性達のレベルには達していない。好きではあるが、結婚したい!といった突き上げるような熱量はまだない」旨の告白があり動揺しています。昨日もその類いの話があり、今日は食事する気もなく泣いてしまってます。
私は人にのめり込んでしまう・依存してしまうタイプと自覚しており、恋人の事は毎日頻繁に考えてしまうし脳内で妄想を張り巡らせ一人で感情的になってしまうことも多いです。友人がいない分、彼一人に重くなってしまいます。
ただ、私自身が彼を心から愛しているかと言われると、「この人の遺伝子を後世に残したい」と感じたこともまだ無いし、(過去、別の男性には感じたことがありました。)やっぱり「好きではあるが結婚したいかは分からない」状態にあるのは私も同じなのかと思います。
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悩んでいるのは、恋愛感情の中に私自身の生い立ちからの拗れが絡んでいるように思うことです。愛されたいと欲するのも、子供のころ満たされなかった承認欲求が暴走しているように感じますし、拒絶されることを病的に恐れるのも子供のころ孤立していたトラウマが絡んでいるように思います。
だから、人を人として好きになるというよりは、自分が欲しい物を与えてくれる人だから好きであるし、拒絶されると過剰に傷付くし、利己的な感情にふり回されてしまうのでは?と。
思えば、転職活動中にお断りされた時も過剰に反応してしまいました。(一人で怒る、泣く、食事が取れない、寝られない)
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今後健全な人間関係を築いていくには一度、自分の過去と向き合い整理した方が良いのでしょうか。カウンセリングの利用なども検討しています。
自分で悩むだけだと感傷的になってしまい、少し外と関わりたいと思いました。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたは自立して歩いている。尊重し支え合っていけるようにね。
プロフィールも読ませてもらいました。結婚したい!とまで思える相手って、そう出会えるものではありません。彼とは、まだ1年半のお付き合いですよね。これからゆっくりその時を重ねていけば良いのではないかしら。
あなたが育ってきた環境も影響しているのでしょう。思いが叶わない、求めるものが手に入らない、ということは生きていれば起きることです。ですがそれも経験ですし、また別の関係を結びながら、築いていく。誰だってそうしながら、大切な人とは心地良い距離を測りながら、関係を深めていきます。
あなたが、極度に過剰反応をしてしまうのも、そうした経験が少ないから。またトラウマが依存的欲求へと行動させるのでしょう。
彼は、結婚まではまだ考えていなくとも、あなたのことは好きでいてくれているのでしょ。直接に言われたら、やはり悲しいですよね。結婚したいほどでもないと、受け取ってしまいますものね。
ですが、結婚は慎重になるものです。だから、まだそのタイミングになっていないという意味でもあるのでしょう。
あなたは、もうちゃんと自立して歩いていますよ。誰かに依存的に求めなくても、互いに支え合える人となっているのです。
自信を持って。
依存的な愛ではなく、彼を隣を歩くパートナーとして愛しましょう。寄りかかるのではなく、ともに尊重し支え合っていけるようにね。
ハスノハの個別相談もありますから外部に頼るように。彼の荷を重くしないようにね。
これからの人間関係の中で
拝読させて頂きました。
あなたが人から拒絶されることを恐れ愛されたい受け入れてもらいたいと熱望なさっておられることを読ませて頂きました。あなたが人から愛されて必要とされたいと思うのももっともなことだと思います。お気持ち心よりお察しします。
あなたが子どもの頃から感じていたことで人間関係において様々考えてしまうことももっともかとは思います。就職や仕事や恋愛でも認められて大切にされたい、想われたいと熱望することは人として自然なことでしょうし、それを感じるからこそ自分の存在価値を実感することもできるのかもしれません。
ただそればかりが重くなってしまって偏ってしまいますと周りにも自分自身にも負担ばかりがかかってしまうかもしれません。
できればあまり自分のことばかりにとらわれてしまうよりは一人一人お互いにフラットにお付き合いすることできればだいぶ人間関係も楽になってくるのではないでしょうか。
人と人とが生きていく中でも実は様々移り変わっていくものですし、自分も相手の気持ちも変わっていきます、つまり人間関係は常に移り変わりゆくものですからね。
例えばあなたと彼との付き合っている中ではその度合いも日々移り変わっていくものですし、いつも同じであることはないのです。
ですからあまりかたいじはらないでゆっくりと自分も相手も落ち着いてコミュニケーションを取り、少しずつお互いの理解を深め合っていきましょう。
あなたや彼がこれからもしっかりとお互いを大切に思いやりわかり会い分かち合いながら人としてお健やかにご成長なさっていかれます様に、豊かなご縁を結んでいくことできます様に切に祈っております。至心合掌
質問者からのお礼
中田三恵様、ありがとうございます。お言葉頂けて嬉しいです。
確かに人生経験(対人関係)の少なさからこういった事態に対応する方法が分からず、混乱している部分はある気がします。
結婚に関してもお互いに迷いの中にいると感じます。特に年齢の事はシビアに考えているようで、自分達の年齢と熱量が見合わないのではないかと気持ちが離れていた旨の告白もされました。私自身、将来のためにこの時期をどう使ったものか悩むことも多いです。
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お恥ずかしながら以前は経済力に乏しく、カウンセリングを受ける事は現実的に考えられなかったのですが、今は今後の為にも受けてみたい気持ちでいます。特に結婚されている女性の意見を伺いたいと考えており、もしご縁がありましたらよろしくお願い致します。
Kousyo Kuuyo Azuma様、お言葉ありがとうございます。
仰る事ご尤もだと思います。変に執着せずフラットに接せられたらどれだけ楽だろうかと思います。
今一度、少し距離を取って相手に対応するよう心がけてみます。



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◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
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