どうにもならないことが受け入れられない。回答受付中
先日相談させていただいた、同棲中の彼との関係で悩んでいます。
彼と比べ自分側に自由(選択肢)がないことが辛く、寄り添おうと頑張ってくれても、ストレスが溜まっていく一方で苦しいです。
私は車通勤。信号がほぼなく、帰りは真っ暗なため手が離せない。寝不足だと本当に危ないので必ず早く寝る。高速道路もアクセスが悪く使えない。
彼は電車通勤。同じ通勤時間でもスマホを見たり、寝不足なら寝たりすることもできる。残業で遅い日や体調が悪い時は特急に乗って帰ってくる。
私は実家が遠い元一人暮らし。この生活がしんどくても他に帰る家はない。やめるなら部屋探しからもう一度。
彼は元実家暮らし。職場から反対方向に1時間なので近くはないが、趣味のバスケで地元に戻った時は、帰りが遅いからと実家から仕事に向かうにもあった。同棲をやめる時も、荷物を車に乗せて戻るだけ。面倒だからと住所も変更しないまま。
仮に別居婚となると、生きがいでもある仕事をあと2年でやめなければならない。 など。
現在は少しでも私の負担を減らそうと、しばらくの間、彼の資格勉強をお休みすることになりました。家事分担していますが、疲れてできない時は私の分までやってくれることもあります。いろんなやり方を試しながら、最大限に寄り添ってくれていることに本当に感謝しています。それなのに私は、どうしようもないことがいつまでも受け入れられません。日常にゆとりが無さすぎて、家ではずっと焦ってイライラしていたり、泣いたりが続いています。
この同棲が無茶な提案だとわかっていなかったこと、同棲前に十分に話し合いができなかったことも謝ってくれていますが、あの時納得いくまで話していればと、何度も彼を傷つけてしまいます。
どうしたら、過去のことやどうしようもないことを受け入れられるでしょうか。
受け入れられないなら、別れるしかないのか、こんなに寄り添ってくれる人とも上手くやっていけないのなら、誰とも結婚できないのではないかと悩んでいます。
完璧主義 人と比較して、できないことに落ち込む 自分のことで精一杯
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お互いにもっと仕事や勉強をしたいのでしょうね。求めているパートナーがお互いに専業主婦と専業主夫なのかもしれませんね。その中でもお二人で協力してよくやっていると思いますよ。全てのことを完ぺきにこなすことは不可能ですからね。
家庭を大事にするには仕事はある程度妥協しないと仕方ないですよ。
そういえば私も会社員の頃は転勤不可と会社の社員調査に回答したら降格・減給の可能性を言われたこともありました。
もう少しあなたの会社に近い所に空き部屋ができたら引っ越すのもいいですね。
車通勤の1時間もどう使うか工夫の余地はあるかもしれないですよ。
車が好きな人は運転して楽しいスポーツカーに乗るのがいいでしょうし、私の場合は1時間の通勤時間をCD鑑賞する時間と思ってブックオフで邦楽洋楽古いのから新しいのまでいろいろ買っては車の中で聞いていました。私も車で1時間だったのでCD1枚でちょうど到着するんです。好きな邦楽の場合はカラオケ感覚で歌いながら運転したり、外国語の勉強をしたい時は英語や中国語のCD教材を流したり、お坊さんになることを決めてからはお経のCDを聞きながら唱えたりしていました。今でもそうなんですけどね。また、朝はコンビニでコーヒーとパンを買って飲み食いしながら運転して朝食の時間を節約したりしていました。
お化粧なども美容師や上手な人に時短メイクとか聞いて時間を節約するのもいいかもですね。
色々頑張ってもダメそうなら単身赴任のつもりで別居するのも仕方ないと思いますよ。時期が変わればどちらかの近くの職場に転勤・転職できる時がくるかもしれませんからね。
一番大切なのはやっぱりお互いの感謝の気持ちかな。毎日お互いにハグしていつもありがとうと言い合ってくださいね。
このままの状況を続けることは避けましょう。
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
同棲中の彼との関係で悩んでいるとの事。
自分側に自由(選択肢)がないことが辛い。しかし、彼は「寄り添おうと頑張ってくれている」と好きであることには変わりはない。そしてストレスが溜まり辛さが増す一方。その苦しさが伝わってまいります。
ご相談内容を拝見したところ、問題の主原因は居住地と勤務先の地理的な事のようですが、それだけではなさそうです。ご本人様・お相手の方それぞれ、遠い職場に車と電車で通っている以外に、「仮に別居婚となると、生きがいでもある仕事をあと2年でやめなければならない。」とあなた様が仕事を続けたいという気持ちも大きく影響していると推測されます。
お釈迦様は、我々の娑婆世界を「一切皆苦」であると説かれました。
また仏教では、「苦しみ」とは「思いい通りにならないこと」と解釈します。
今のあなた様は「思い通りにならない苦しみ」の真っただ中にいるわけですが、それはあなた様に限ったことではなく、度合いの大小はあっても人であれば皆同じです。
かといって、「家ではずっと焦ってイライラしていたり、泣いたり」では健康的にも精神的にも参ってしまいます。このため、どのような選択肢があるか考えてみましょう。
①同棲生活を解消してお付き合いは続ける。
あなた様は新しい住まいを用意する必要がありますが、通勤はかなり楽になります。気持ちにも余裕ができるでしょう。遠距離恋愛をしているカップルは珍しくありません。一旦リセットすることによって、相手の良さが見えてくる場合もあります。
②思い切って仕事を辞めて結婚する。
仕事が生き甲斐であるとすれば難しいでしょう。また、現在の様子では、そこまで期が熟しているようには思えません。(文章からの推測です)
③現在のお相手の方と別れる。
仕事と彼氏のどちらを選ぶか?というような究極の選択を迫られる事も時としてあり得ます。恋愛は「ご縁」ですから、何時どんな出会いがあるかは分かりません。また、今後「誰とも結婚できないのではないか?」...そんなこともありません。
現在の状況が続くと健康に良くありません。また、お互いに苦しい思いを増幅させてしまいそうです。何らかの手を打ちませんとね。ポイントは「自分の気持ちに正直に」です。
拝
縁起寺 釋聴法



お悩みの相談は全般的に対応します。(不安や人間関係など)
元高等学校教員ですので、将来の進路に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もあります。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。