実家と絶縁状態です。
回答 2
有り難し 840代主婦です。三児の母親です。
私が小学生の頃から教育虐待、過干渉に悩まされ、就職を機に家を出て30年以上実家とはほぼ交流がありません。私の兄弟やその配偶者は親の望むような高学歴高収入で自慢の子供たちで、私だけ絶縁状態です。かつては私も勉強が好きでしたが、虐待によるPTSDを発症しました。父親の罵声を思いだし全く勉強できなくなりました。
両親の選民意識が強く、交遊関係(友人の親の職業を確認されていました)が狭められ、習い事、塾も親の意志で決められ、成績が悪いと罵倒されてきました。両親からは｢アホな(低学歴な)人間はうちにはいらない｣と言われ続けてきました。
私の子供の1人に軽度の知的障がいがあります。過去数回会いましたが｢ばあばとじいじには会いたくない。｣と嫌がります。夫が高卒のことも気に入らないので結婚式も呼ばず、里帰り出産も一度もしていません。
子供たちは高校生以上になり、特に私の実家には思い入れもありません。
両親も高齢になり、歩み寄ろうと何度かしましたが、父親の暴言や身内自慢で私の精神状態が悪くなりそれっきりです。このまま絶縁のままで良いのでしょうか。
先祖供養は、お墓参りはできないのでお遍路や高野山に参拝しています。位牌はありませんがご本尊様に毎日家でお線香や仏飯を供えています。幸いお姑さんが慈悲深い方で大きな愛情で私を育て直してくれて希死念慮は消えつつあります。お姑さんは大変な苦労をされてきた方で過去に数回一緒にお参りしました。夫は子供たちに沢山手を掛け愛情を注いでくれたので、｢これが本当の愛情なんだ｣と何十年来の傷が癒されてきたところです。
実家との関係をどうすべきなのか答えが出ません。感謝しなければならない年齢にきたのはわかっています。良きアドバイスを頂けたら幸いです。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
影ながらお祈りしましょう。
こんばんは。まさに昨今「子育ての失敗例」と挙げられるような子ども時代を過ごしてこられたのですね。勿論、こう言うとカチンと来るかも知れませんが、それでも現在の様子としては安定されているという印象を受けます。
ご実家との関係、ご両親との関係をお訊ねですが、「影ながらお祈りする」がよろしいかと存じます。顔を見せたりといった実際の交流ができれば越したことはありませんが、ご兄弟もどのような視線であなたを見るか解りませんし、無理に機会を持つことは不要でしょう。
一方、思いはある訳ですから、「お祈り」という行動は続けられるのがよろしいと思います。表面的に見れば絶縁かも知れませんが、私から見ると縁は途切れていないと感じます。
その上で、「感謝しなければならない年齢」とありますが、これは人生の状況次第であって、年齢に拘る必要はないと考えます。そして、今の状況であれば、上記の「直接的でない感謝」をお勧めします。
更に「直接的な感謝」をしたいとお考えであれば…
今後、お子さんが成人したとか結婚したといった、人生の節目に当たる時は、お手紙だけでも出されることをお勧めします。それ以外のキッカケはお弔いの場で宜しいと思います。ご兄弟と顔を合わせるのがイヤならば、お香資のみお送りすれば。仏様・ご先祖様になれば、人間界での些細なプライドや煩悩は消えますから、その後は「…それでも生んで育ててくれた」ことのみ感謝してゆけば良いと思います。
あなたご自身は精一杯の愛情を旦那さんやお子さんに注いで居られると思いますが、それもまた「自分の考える精一杯」であり、恐らく完全ではないことはご留意下さい。そして、それを受け入れ合うことが、愛情であろうと思います。
いずれにせよ、あなたの心の平安と生活の安寧が第一です。それを脅かさない形での感謝が、恐らく「より上のご先祖様方」の願いであると思うからです。
手を合わせてご供養なさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたが過去成長期にご両親様からひどいことをされ言われてきて大変辛い思いをなさってきたこと、あなたが成人後その様な虐待を受けない様に実家から離れて生きていらしたことを読ませて頂きました。詳細なあなたやご実家の方々やご家族の方々のことはわからないですが、あなたのその辛いお気持ち心よりお察しします。
育てて頂いたご恩はあるのかもしれませんが、その様に大変ひどいことをされてきたのであればあなたがご実家のご両親様から離れることは当然かと思います。
あなたにとってその様なひどいことをする方々は悪縁です。その方々があなたに対して心から反省して誠意をもって謝らないならば一切お付き合いなさる必要はありません。本当に謝罪なさらないならば仮にご両親様がお亡くなりになられてもご葬儀に参列なさらないのもやむを得ないと思います。
義理のご両親様にしっかり受け入れられてあなもお子様もご生活なさっていらっしゃるのであればそれで宜しいかと思います。
ご実家のご先祖様には心から手を合わせて安らかにとお祈りなさり、これからもお見守りなさって下さいます様にと感謝の気持ちでご供養なさって下さいね。また毎日ご自宅でご本尊様にお祈りなさっておられるなら全く問題ないと思います。
きっと仏様も神様も皆さんのご先祖様もあなたや皆さんのことをいつめ優しくお見守りなさっていて下さいますからね。
あなたもお子さんも夫さんもかけがえのない大切な人ですからね。
あなたやお子さんや夫さんがこれからもずっと仏様や神様やご先祖様に優しくお見守りされて、お互いを大切に思いやり助け合いながら幸せに生き抜いていくことできます様に切に仏様や神様や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。そして皆さんを心より応援させて頂きます。どうか安心なさって可能な範囲で手を合わせてご供養なさって下さいね。至心合掌
個別相談可能
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。
人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。
仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。質問者からのお礼
佐藤様 ご返信ありがとうございます。おっしゃる通り、子育ての失敗例です。｢お母さんの子育ては間違っていたと思う。｣とはっきり申し上げたこともあります。
しかし、母はプライドが高く過ちを認めることはありませんでした。私の知らない所では悔やんだかもしれませんが。今は穏やかに老後を過ごしてほしいですし何も望んではいません。また、夫や子供たちへの私の精一杯の思いも、これもまた完全ではないのもおっしゃる通りです。
人間は完全でないから助け合い、頭を垂れることができるのではないかと思っています。また、このような育ちをしたからこそ仏縁に恵まれ、命は絶対的に平等で、優劣はないのだと心から思っています。
もし違った育てられ方をすれば、沢山笑える半生を過ごせたでしょう。失ったものが大きい分、人として一番大切なものや、仏様の教えに触れられたことに感謝して生きて参ります。ありがとうございました。
Kousyo Kuuyo Azuma様
私も夫も子供たちもかけがえのない大切な人だとおっしゃって下さりありがとうございます。涙が出そうです。また、お会いしたこともないのに幸せを祈って下さり心よりありがとうございます。
今まで気づけば人様の幸せばかり祈って参りました。また、驕り高ぶった身内が傷つけた方々への懺悔の巡礼も続け参りました。私がお参りを続けたりご永代供養をしているのを、特に父親は｢宗教に逃げている｣と捉えているようです。
それで構わないと思っています。数は少ないですが心ある方々に出逢えたことを宝にして、日々お釈迦様、聖徳太子様や弘法大師様初めとした聖人の皆様方や法に思いを馳せて手を合わせて参ります。
悲しい思いをする子供たちがいなくなりますよう、寄り添い見守られる大人になれるようにと願ってきました。小さな誓願ですが、長年の苦しみも無駄ではなかったかもしれません。お読みくださりありがとうございました。
