正しい自分の在り方について回答受付中
こんにちは。いつもありがたいお話をしていただきありがとうございます。
私が質問したいのは正しい自分の在り方についてです。最近は部活に戻ったことで自分の軸を持つ大切さを実感しています。
自分がミスをしてしまった時、私は他人の評価が気になってしまいます。しかしそれは私が勝手に気にしているだけで、実際は失敗してもノーダメージなのだと少しずつ思えるようになりました。そう思えるようになった一方で、他人からどう思われてもいいなら正しい行いって何なのだろうと考えるようになりました。
今までの自分は他人に迷惑をかけない、悪口を言われないように生きることが正しいことでした。ただ他人の言葉を気にしなくてもいいと思えるようになった今では、何を基準に行動すればいいのか戸惑ってしまいます。
いつでも他人を気にしないでいられるわけではないのですが、正しさや自分の在り方について考えることが増えたので質問させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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善いことを進んで行いましょう
拝読させて頂きました。
あなたが正しさとは何だろう、正しい自分のあり方とは何だろうと思っているのですね、とても尊いご質問をありがとうございます。
そうですね、人それぞれに価値観も基準も生き方も違いますから一概に正しさとは何かと言えるかどうかと思います。
今まであなたが人に迷惑を掛けない様に生きること、悪口を言われない様に生きることを正しいと思っていらしたのでしょう。それも一つの正しさだと思います。
私達は共に生きているのですし、確かに人に迷惑をかけてしまうことのありますからね。ですからできるだけ迷惑は掛けないようにと心がけて生きることもとても大切ですよね。
世の中や社会や世界を見ていると様々な悪意や悪言や悪行が大変渦巻いている様に感じます。自分の欲望の為に平気で他のものを奪い、傷つけ殺戮まで犯している様な実情です。
仏教的には当然ながらそれは悪行であり罪悪です。他者に怒りの感情をぶつけ恨みや憎しみや呪ったりすること、他者に嘘偽りを言いだまし、他者をおとしめて被害を与えることは悪業です、その様なことをすれば必ずその報いを受けます。その報いとは苦しみを受けるということです。その罪や苦しみは消えることはありません。
その悪行を反省し仏様や神様やご先祖様に心から懺悔し、仏様や神様やご先祖様そして傷つけ被害を与えた方に心から謝り、悪行をしない様にと仏様や神様やご先祖様にお誓いしなければ決して罪は消えません、罪が許されることもありません、苦しみから救われることはありません。
であればその様な悪意や悪言や悪行をしないことが正しい生き方になります。
仏様の教えとは
全ての悪をせずに、多くの善を進んで行いましょう、自らの心を浄めましょう、これがあまたの仏様の教えです、仏教の教えです。
あなたがこれからの未来を心正しく清らかに生きることできます様に、皆さんとお互いのことを大切に思いやり助け合い、心から幸せに生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やご先祖様に祈っています。