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両親について。

回答数回答 1
有り難し有り難し 15

私の両親は私が幼少期の頃から、会話らしい会話がなく、用事がある時などは私がいつも仲介役をしてきました。
中学時代にいじめにあい、心療内科に今も通い続けているのですが、いじめのトラウマは克服し始めているものの、両親の仲介役に疲れと限界を感じ、夜も眠ることができません。
そのことを父方の祖母に相談したところ、祖母は理解してくれました。
しかし最近、祖母が夫婦間に会話がないのはおかしい、離婚しないように私が頑張ってほしいと言われました。
相談できるのは祖母だけだったので、私はやっぱり頑張らないといけないのだ、と思うと涙が止まりません。
仲介役に限界を感じ、辞めたいと思うことは私の我が儘なのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

干渉や仲立ちしないでほっときなさい

ご両親が話しをしなくてもあなたが干渉することなどありませんね。
ほっときなさい。
あなたが間に入らなくてほっとけば必要なことは自分でするか、相手に伝えるでしょう。
無口で会話をしないのか、険悪でにらみ合ってるかのかわかりませんが、あなたは間にはいったりしないで、ご自分のことだけやっていれば良いでしょう、見て見ぬふりをしましょう。
あなたは優しいのでほっとけない気持ちになるのでしょうが、ほっとくのもやさしさです。
ほっといたらご両親のどちらかが食事も取れないで死んでしまうなんてことにはならんでしょう。
あなたが医師に頼らなくて良い健康な身体になって、自立できる方向に、心を切り替えていきましょう。
両親はそれなりに、会話のない生活を無難に過ごしていかれることと思います。

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有り難し
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質問者からのお礼

お礼のお返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
その後、仲介役をやりたくないと母に勇気を出して言いました。
すると、最近、両親の会話が増えてきました。
とても嬉しく涙がでました。
昔から街で見かける、両親と同じ世代の仲の良い夫婦を見るたびに羨ましかったのですが、今は会話をしている両親を見ると幸せを感じます。
私はこれから自分の病気と向き合っていくことに専念したいと思います。
本当にありがとうございました。

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