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募集実習が全くできません回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 6

此方で何度かお話を聞いていただいたのですが、昨年末、正社員になることが出来ました。
とても嬉しかったです。
正社員になったら、保険の募集実習が有ることは知っていたのですが、子供の保険を転換するつもりで安心していたのですが、新規で自分以外の人からの保険募集をしなくてはいけませんでした。
娘が年金に入っていないので、加入してもらうつもりでしたが娘から「面倒くさいから嫌だ」と言われて、全く当てが無くなりました。
焦って友人に連絡していますが、皆すでに加入済みで新たに加入は難しいようです。
2月から7月迄に1000万の成績を挙げないといけません。
勧める相手ももう居ません。
本来の仕事も落ち着いて出来なくなり、成績が気になって仕方ありません。
私がギリギリまでほっておいたから仕方がないのですが、もっと早くから焦っていればと後悔ばかりです。
親戚等で子供さんの保険でも、と思う人もいるにはいるのですが、突然押しかけて保険入って、とは言いづらいです。
日頃から付き合いもないのに、私の勝手な都合で、と思ってしまいます。
それに保険をおすすめする時は必ず生年月日が必要ですが、生年月日を知っている人はごく少数なので、誕生日を、知らない人にどう話をもっていったら良いのか判らないです。
後1月半、全力は尽くしますが見込もなく途方にくれています。
どうしたら良いでしょうか。アドバイスいただけると嬉しいです。

2025年6月5日 21:03

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まだ1か月半もある!行動行動、また行動!

私も営業経験がありますので、なかなか注文をとるのは骨が折れます。
ですが、それは営業の本質をまだ理解していないからではないでしょうか?

まず、保険の営業で、家族・親戚・友人を頼って見込み金額を増やそうとしている段階で、あなたの仕事に望む姿勢が問われてしまいます。

そんな自分の周りのリストだけでは、すぐに頭打ちがきてしまうものですし、最悪の場合無理に入ってもらったりしたら、人間関係を潰してしまうこともあります。

だから良いように考えると、友人や家族を無理に加入させなかったので、その関係は壊れなかったと喜んでおいた方がいいとも思いますね。

期限のあることですから焦るとは思いますが、新規で数字を伸ばす力をつけないといけないことを自覚してください。

その上で、営業経験者としての話として聞いてください。

営業はまず、その業界(会社)で成績を上げている人たちのやり方を観察・研究して真似ることをから始めることが一番の早道です。

その次には、臆せず勇気を持ってたくさんの人に出会うことです。
あなたが保険を売っていることをたくさんの人に知ってもらわないと、例えあなたが欲しいものを持っていたとしても、誰もあなたと契約をすることはできません。

営業は断られることを恐れていれば、成り立たない職種です。
断られる側のあなたは、数回断られただけで自分を否定されたように思うかもしれませんが、相手にとってそんな気持ちもなく断っていますので、気にすることはないのです。

営業をするのなら、勇気を持って打たれ強く活動してください。

営業マンとしては、あと一ヶ月半を途方に暮れている時間はないです。
「まだ1か月半もある」と考えて活動してください。合掌

2025年6月6日 13:58
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有り難し
おきもち

護摩行1200回以上・滝行:1100回以上もすると、お話しできることもできてきた行者です。 元々は在家の出身ですが、17歳で出会った師匠の生き方に感銘を受けて、18歳から師匠のところで内弟子修行。 ただ、この時点で師匠が僧侶であることを知らなかったという間抜けな弟子入りでした。 一体何になるために弟子入りするのか、その時はわからないままだったんです。 多感な時期に、弟子にならずにはおられないほどの生き様を見せていただけたことは、私にとって生涯の幸せだと今は思えます。 その後、内弟子行12年の間に夜中行・護摩行・籠山行・滝行・お百度行などを経験させていただきました。 結婚と同時に小さなお堂を預かって師匠のもとから独立。年間数百回を超えるご相談を聞いております。 人々を幸せに導く行者として、60歳を超えた今も季節を問わず変わらず修行を続けております。 また、別に事業もしておりますため、マーケティングやセールスなどにも詳しくなって、娑婆の厳しさと理不尽さも舐めてきています。 本当に救われる信仰として、実践に則したお話をさせていただきます。

営業を楽しめないならその仕事に向いていない

保険の営業は厳しい世界です。
ノルマを達成し続けられる人はごく一部であり、親戚知人を加入させるだけさせて手詰まりになってクビになる(会社に顧客をプレゼントし終わったら会社から切り捨てられる)人が多いです。
家族すら加入させられない時点で、あなたはその仕事に向いていないと思います。
「正社員」というエサに釣られたあなたは、今度は自分がエサにされるのですが、そのエサに食いつく獲物がなければエサは捨てられる運命です。
そのような覚悟を持って、生年月日を知らない他人にも必死で営業をかけ続ける根性を試されているのかも知れません。
無から有を産み出すのがビジネスです。
お米を右から左に動かすだけで利益を得ている人も世の中にはいます。
そういう意味では営業は夢のある世界ですので、それを楽しめるなら素晴らしい社員になれるかも知れません。
営業を楽しめないなら、あなたはその仕事に向いていないのかもしれません。

2025年6月6日 6:13
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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