適応障害の夫
6月から適応障害で休職中の旦那がいます。11月に退職することが決まり、12月から新しい職場で働くことが決定してます。適応障害になってから、喧嘩するたびに物を投げたり、壁を叩いたり蹴ったりします。5ヶ月の赤ちゃんがいるので、そんな行動が見られた時はすぐに実家に帰っています。この4ヶ月間で5回くらいはそんなことがあり帰っています。元々話し合いなどはするタイプではなく、喧嘩になってこれから生活するためにしっかり話し合いたいと言っても話すことはないといつも一点張りです。物を投げるのも叩くのも赤ちゃんがいるからやめてほしいと伝えてるのですがなかなか治らずやめて!と言うと、もう治らないんだから離婚だとすぐ言ってきます。もう旦那のことがわかりません。普通の時はほんとに赤ちゃんを大切にしてくれるのに喧嘩をすると私たちに対してイライラするようで一緒の空間にいたら私がおかしくなりそうです。でも、流石にこれ以上何度も実家に帰るのはやめたい。私が我慢すればいい話なのですが、疲れてしまいます。どうしたらいいのでしょうか。今日も喧嘩して帰ってきたのですが、携帯を投げられた時に、私もイラッとしてしまい、あなたは物を投げればスッキリするかもしれないけど、私はそれができないと言ったら、お前も実家に帰ってるだろ!なんで俺ばかり言われるんだと言われてしまいました。実家に帰ることも嫌だったのでしょうか。私は普通に旦那と生活できるだけでいいのです。適応障害のせいでこんな風になってしまったのですか?どうしたらいいのかわからず赤ちゃんが1番可愛いこの時期にこんな風になってしまって赤ちゃんにも申し訳ないです。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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まずはあなた自身の心と身体を大切に
ご相談、読ませていただきました。あなたが赤ちゃんのお世話をしながら、ご主人の適応障害の影響にも向き合い、家族を守ろうと努力されていることに心から敬意を表します。ご主人の適応障害による物を投げたり壁を叩く行動が、赤ちゃんの安全やあなたの心の負担を大きくし、安心して生活することが難しくなっている状況は非常にお辛いことだと思います。しかし、これは決して「あなたが我慢すれば解決する」問題ではありません。このような状況で、赤ちゃんとあなた自身の安全を最優先に考えることはとても大切なことです。
実家に帰るという対応で安全を確保していることも、必要な手段だったと思います。もしご主人が帰ることを嫌がっているとしても、家庭内で暴力的な行動がある限り、距離を取ることは重要です。加えて、ご主人が感情の起伏からイライラを表す場合、「赤ちゃんに悪影響だからやめてほしい」と直接指摘するよりも、「一緒に家族として穏やかに過ごしたい」という気持ちを優しく共有しつつ、どうすれば良いかという対話を試みるのも一つの方法です。
また、適応障害は心が限界を迎えたときに発症するものですが、回復のためには時間と専門的なケアが必要です。ご主人の行動を改善するためだけでなく、今後のご主人や家族の未来のためにも、心理カウンセリングや専門家の力を借りる選択肢を考えてみても良いかもしれません。それが家庭を守る大切な一歩になります。
現在の状況を「どうしたら良いか」と考え続けているあなたは本当に強い方です。ですが、ご自身も大変疲れていらっしゃると思うので、安心して休める時間を意識してください。赤ちゃんの幸せを守るために、まずはあなた自身の心と体を大切にされてください。あなたの願いや努力が良い形に繋がることを心から祈っています。合掌
壊すことでしか伝えられない苦しみ
文章から、深い疲労と、それでも家族を守ろうとする優しさがにじんでいます。
旦那さんの変化を前に、怒りよりも悲しみと戸惑いを抱えていることが伝わってきます。
まずお伝えしたいのはあなたの我慢が足りないのではなく、心が限界まで頑張っているということです。
1. 「物を投げる」は病の一部であり、同時に暴力でもある
適応障害は、強いストレスによって感情のコントロールが難しくなる病です。
つまり旦那さんの衝動的な行動は、病の影響である部分もあります。けれど同時に、物を投げる・壁を叩く行為は、あなたと赤ちゃんを脅かす暴力です。「病だから仕方ない」と受け入れる必要はありません。
支えることと、耐えることは違う、その線引きが、あなたと赤ちゃんを守る智慧になります。
2. 「逃げる」は弱さではなく、慈悲の行動
暴力的な音が響いた瞬間に実家へ避難したあなたの行動は、間違っていません。
仏教では「不暴力」は慈悲の実践の第一歩。自分と子を守ることは、命への祈りなのです。「逃げた」ではなく「守った」と言い換えてください。
あなたの行動には、母としての強さが宿っています。
3. 話し合えないときは第三の声を借りる
病状が安定しないうちは、理性的な話し合いは成立しにくいものです。
無理にぶつかるよりも、医師・カウンセラー・支援センターなど第三者を通して対話を設けるのが賢明です。
伝えるときは「あなたが悪い」ではなく、「私は怖かった」「赤ちゃんの前では静かに過ごしたい」など、気持ちを主語にして伝えてください。
4. 「優しさの記憶」に縛られないで
あなたが「普段は優しい」と感じるその思いは真実です。
だからこそ離れられず、苦しむのです。けれど、仏教では「愛着は苦の根」と説きます。優しさを信じることと、現実から目を逸らすことは別です。
どうか、現実を見つめる勇気を持ってください。
5. 最後に
あなたが望む「普通に暮らしたい」という願いは、誰よりもまっすぐで尊い。
けれどその願いを守るためには、まずあなた自身の心の安全圏を取り戻すことが大切です。行政の「配偶者暴力相談支援センター」や「女性相談センター」を頼ることも、立派な慈悲の実践です。それは弱さではなく、命を守る行動です。
あなたはすでに、赤ちゃんにとっての仏のような存在です。どうか無理をせず、光の差す方へ歩みを進めてください。
合掌
質問者からのお礼
答えてくださりありがとうございます。難しい問題ですが第三者の方に意見をいただき私は間違ってないということが改めてわかったと同時に勇気が出ました。まだまだ問題は多いですが頑張ります



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