知人の幸せを願いたい回答受付中
通話アプリで知り合った3歳上の女性が、母親と口論の末幼い子を残し自宅の屋上で命を絶った
とあまりにもショッキングな知らせを今さっき知りました。
亡くなってから3週間以上経過していたのに私は何も知りませんでした。
私は北海道、彼女は大阪
住まいも離れているし私は彼女と会ったこともなければ顔も知らないけれど
彼女は時々私や他のごく少人数の人に思いをポツポツ伝えていたようで
私が話を聞いた時彼女は母親と姉とうまくいっていないともらしていました。
和解はしていたようですが、彼女の妊娠が発覚したと同時に結婚を考えていた彼氏の浮気が判明して別れたみたいです。
その後も、実の姉や母親とは娘さんの事で度々衝突し
バイト先にもそりの合わない人が居たと聞いていたのでここ半年はかなり神経を擦り減らして過ごしていたのだと思います。
私が「最近○○ちゃん見かけないよね」と呟いたところ、近くに住んでいて亡くなった日に遊ぶ予定だった知人からその事を聞かされました。
どんなに泣いてももう戻ってくる事はないと頭ではわかっているけど、「もっと自分に何かできたのではないか」「穏やかな彼女が最後に感情の糸を切らして死を決意するのはどれだけ辛い状況だっただろうか」
そう考える事を辞められません。
彼女の死を知った人の中には「幼い子どもを残して逝くなんて許せない」という人もいました。
残された身としてその気持ちもよくわかりますが、愛する娘の事を気にかける余裕もないくらい追い込まれていた彼女に鞭を撃つような事は私にはできません。
彼女が楽になる事を選んだのなら、せめて死後は穏やかで安らかな時を過ごせている事を願いたいのですが、彼女は身軽になれたでしょうか?
真偽不明ですが、ネットには「自ら命を絶った物はずっとその場所で同じ事を繰り返してる」「死後もずっと苦しみ続けている」だなんて悲しい一文も耳にします。
お坊さんはどう思いますか。
拙い文章で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心の奥底、声にならない言葉、仏様はちゃんと知っていてくださる
あまりにも悲しい選択ですよね…
ネットで繋がっていた相手であっても、互いに気持ちを分かち合い、画面の向こうで そばにいた人なのですものね。このような最期の知らせを聞くことになるなんて、とても悲しく、彼女のことを想うと堪らない気持ちになりますよね。
私もね、長い間、支援の現場で、たくさんの人の相談に耳を傾けてきました。相手が話す内容も、言えることや言いたいことを。きっと、話せないことや話したくないこともあるでしょうね。そこには、良き関係でいたいからと、自分の全てをさらけ出すことに抵抗があったり、今の自分を見てほしくて、過去や現状を伏せる人もいるのです。私も、何年もの付き合いの中で、ようやく打ち明けてくださったこともあります。やっと出来た味方、心許せる人に、嫌われたくないからとブレーキをかける人だっているのよね。
だからどんな時も、相手の気持ちに合わせて耳を傾ける、私はそのように接しています。
知り合いが自死をしてしまうと、凄く自分を責めてしまいますよね。自分はなんで無力なんだ。何の力にもなってあげられず、助けてあげられなかったと。
確かにそう。そう思ってしまうよね。
ただね、あの日、あの瞬間に、何かが起きたのでしょう。生きていけないことがね。
でも、そんな苦しみを抱えていた相手が、あなたには話をして、繋がる時間を持っていた。その時間が、どれほどの安心や心地が良かったことでしょうか。ひとりじゃなかったのだから。あなたは、ちゃんと彼女を支えていたのですよ。本当にありがとうね。
自分の人生は、誰かと変わることができず、生き方も自分が決めていくものです。彼女が選んだ道を、私たちだけはちゃんと、頷いてあげたいわね。まだ受け入れられないだろうけれど、でも、否定をしたくない。彼女の意志を、ちゃんと尊重してあげましょうね。
仏様は、どんないのちも、お見捨てになりませんよ。
心の奥底を、声にならない言葉を、仏様だけはちゃんと知っていてくださるからです。最期、彼女のそばには、仏様がご一緒くださったことでしょう。
彼女のために、私もこちらから手を合わせますね。
彼女が懸命に生きたこと、ちゃんと知っていてあげたいものね。
合掌



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )