教師になる夢を諦めるべきか回答受付中
大学院生(M1・文系)です。
私は幼少期からピアノをやっていて、小学校から大学1年の途中まで吹奏楽を、大学で4年間ジャズフルートを吹き、最近はギターも始めました。さらに、ドラムも少し出来るので知り合いのコネで社会人バンドを見学する予定もあります。
本題に入りますが、私は教師になりたいと思っているのですが、社会人になっても音楽を続けたいという願望があります。ただ、今の教員の仕事の大変さを考えたときに、音楽を続ける(ジャズを演奏したりバンドで演奏したり)ことの両立が難しいのではないかと思っています。そう考えると、教師になるのは諦めた方が良いのだろうか?とも考えております。私は音楽のない生活など耐えられないと思っているので、少しばかりでも何でも良いしどんな形でも良いから演奏する機会が欲しいと思っています。
教師になるのであれば、やはりどうあがいても音楽を続ける事は叶わないのでしょうか?
音楽を続けることだけを考えるなら、やはり教師は諦めるべきでしょうか?
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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演奏する機会は教師であっても得られます。
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
現在大学院生で教師志望とのこと。期待のホープですね。
プロフィールにも書いておりますが、私は30余年教師をやってきました。
新聞やテレビでの報道にあるように、教員の仕事は時として「ブラック」で勤務時間どおり、定時で帰れるような仕事ではありません。かといって、趣味も持つことができないとか、土日もまったく休めないという人ばかりでもありません。強いて言えば「激務」は覚悟しておいた方が良いかもしれません。残念ながら、精神的なストレス等により着任1年目にして退職した若い先生も中にはいました。
正直、プロの演奏家を目指しながら「教員」になる事はお勧めできません。しかし、「どんな形でも良いから演奏する機会が欲しい」という希望は叶えることが可能です。実際に「教員バンド」も有りますし、音楽の知識や才能があれば吹奏楽部などの顧問を務める事も可能でしょう。そんな訳で、あなた様のような方を求めている学校もあると思います。
重要な事は、どうして「教師」になりたいか?ということです。「教科指導」とか「学級経営」とか、教師の職に就いて「これがやりたい!」という熱意がないと、続けていく事は難しいと思います。公立学校の教員であれば公務員ですから、給料は悪くはないですし、安定もしています。しかし、それだけでモチベーションを維持することは困難な職場であることは言うまでもありません。
どうしたら良いか?は「音楽」と「教員の仕事」のバランスについてあなた様自身が臨機応変に対応できるかにかかってきます。音楽中心の生活を送りたいと考えているのであれば難しい?かと思いますし、仕事を中心にしながら空いた時間で音楽活動を行う事は可能でしょう。
一度しかないあなた様の人生ですので、最終的にはご自身で判断をとしか言えませんが、教員の志望者が減少している現在、学校は情熱を持った若い先生を待っています。諦めずに検討してみて下さい。
拝
縁起寺 釋聴法



お悩みの相談は全般的に対応します。(不安や人間関係など)
元高等学校教員ですので、将来の進路に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もあります。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。