主力選手ですが退部に迷い回答受付中
私は今春大学三年になる学生です。大学入学からの二年間、体育会の部活動を何より優先して生活してきました。主力選手として期待をかけていただき、先輩方には本当によく面倒を見ていただきました。また、OB・OGの方々ともご縁をいただき、恵まれた環境の中で競技に向き合ってきたと思っています。
しかし今年に入り、トレーニングのやりすぎによる怪我と身内の不幸が重なり、一か月ほど部活動を休むことになりました。その時間の中で、家族との時間や自分の人生設計、学業のことなど、これまであまり深く考えてこなかったことを見つめ直すようになりました。
そしてこれからは、部活だけを中心にする生活ではなく、家族との時間を大切にしたり、アルバイトで自分のお金を得たり、海外に出て世界を見たり、建築の勉強を深めたりと、別のことにも時間を使いたいと思うようになりました。
一方で、私の所属する部活は「楽しくやる」という関わり方が認められるような組織ではなく、このような生活を望むのであれば退部するしかないのではないかと考えています。
しかし、尊敬する先輩方は四年生まで高いモチベーションで競技を続けておられますし、怪我を必死に治してくださった接骨院の先生や、復帰を応援してくれている仲間のことを思うと、自分だけ途中で気持ちが変わってしまったことに申し訳なさを感じてしまいます。身体は復帰できる状態なのに、心が競技に戻りきらない自分を情けなく思うこともあります。
また、退部することでこれまでの人とのご縁が途切れてしまうのではないかという不安や、「続けていれば違う景色が見えたのではないか」という後悔が残るのではないかという怖さもあります。
尊敬する先輩や支えてくれた人たちへの感謝を持ちながらも、自分の人生の優先順位を変える決断をすることは、身勝手なのでしょうか。それとも、このような気持ちの変化も自然なものとして受け止めてよいのでしょうか。将来後悔するのではないかという不安もあり、どう心を整理して前に進めばよいのか、お言葉をいただければ幸いです。
お坊さんからの回答 1件
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大切なのは、変化した「今のあなたの願い」に素直になることです
ご相談ありがとうございます。これまで部活動に全力で打ち込まれ、素晴らしい環境の中で努力を重ねてこられたのですね。怪我や身内のご不幸が重なり、立ち止まってご自身の人生を見つめ直されたことは、決して無駄な時間ではありません。
仏教には「諸行無常(しょぎょうむじょう)」という言葉があります。この世のすべてのものは常に変化し、一つとして同じ状態にとどまることはないという教えです。あなたの心が競技から離れ、ご家族との時間や建築の勉強、海外への関心へと向かったことも、決して「身勝手」や「逃げ」ではなく、時とご縁の流れのなかで起きたごく自然な心の変化なのです。
「心が戻りきらない」状態のまま、義理や申し訳なさだけで厳しい部活動を続けても、ご自身を苦しめるばかりか、本当の意味で実を結ぶことは難しいでしょう。私たちは誰もが何でもこなせるスーパーマンではありませんから、人生の限られた時間の中で「何を選ぶか」という取捨選択が必ず必要になります。今、一番大切なのは、変化した「今のあなたの願い」に素直になることです。
退部によってこれまでのご縁が途切れてしまうと不安に思われるかもしれませんが、本当のご縁であれば、関わり方が変わっても続いていくものです。お世話になった方々への一番の恩返しは、あなたがご自身の人生の優先順位を大切にし、新しい道で生き生きと歩んでいくことではないでしょうか。
どうかご自身を責めず、心が求める新しい世界へと、自信を持って一歩を踏み出してください。あなたのこれからの歩みを応援しております。
拝
縁起寺 釋聴法



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◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
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◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
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