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離婚後の葛藤

回答数回答 1
有り難し有り難し 14

今日は、元主人のことでお坊様方の意見をお聞きしたいので相談させて頂きます。元主人は、モラハラ夫でした。かつDV気味で気に入らないことがあると子どもや私に罵声をあびせ物を破壊しいかに私がダメ人間であるか と延々とお説教をされます。何年かまえにモラハラという言葉を知りまさしくこれだと思いました。離婚の原因はプロフィールに書いた通りといいますか結局それはきっかけにすぎなかったと思っているのですが離婚に至るまでいろいろと大変な思いをしました。
離婚してからはぽっかりと心に穴があいてしまったようで辛い日々が続きました。元主人への恨みもありましたし彼の行動を考えると因果応報で彼に良くない事が起きるのを願ってもいました。毎日辛くて自殺も考えました。いろんな事が八方塞がりでした。でもハスノハの存在を知ってから前向きになりました。お坊様方の発する言葉の重みを噛み締めていました。怒りは毒だということも学びました。占いも辞めました。2世代にわたっての親子関係も自分のなかで答えを出せました。いろんな事があったけど仕方のないことだったんだと思うようになりました。私も悪いところがあったからモラハラの彼には耐えられなかったんだろうと思います。ただ離婚する際に虫けらのように追い出され彼の親族から私が悪いようにいわれ彼からは一円ももらっていません。実際 彼はお金がありません。ただ結婚生活が続いているときには私の親からもまとまったお金を援助してもらっていたのにあまりに馬鹿にされすぎかなと思います。
彼を恨む気持ちがなくなってきたとはいえ虫けらのように追い出され私の親にも大金を出してもらっていた。この2つがもやもやしています。ちなみに彼の荒れかたがエスカレートしてきて家を出ずにはいられませんでした。他にも事情があり養育費の話や弁護士とかそういう状態でもありませんでした。
過去のことは変えられないからおこってしまったことを受け入れて毎日の生活を大事にして生きていけばいいですよね。ハスノハで学んだことですがお掃除をして良い行いをして怒りは手放して穏やかに生きて適度に体を動かして疲れさせてやるべき事をたんたんとやり社会に貢献して自分の楽しみも見つけて‥そんなように生きていけばいいんですよね。よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

雨にも負けず

大変でしたね。
少し落ち着いてきたのかな。

ところで、先日テレビを見ていたら宮沢賢治さんの詩を映していました。
何か忘れかけていた事を思い出したような気持ちになりました。

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい

宮沢賢治さんの願いですが、私もそうありたいと思いました。
あなたもそう思うでしょう?

ご両親が元夫に出して返ってこないお金はお布施と思ってくださいね。
ご両親は仏道修行をしたのです。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
確かに私も宮沢賢治さんの詩のようになりたいですね。
両親はまた徳を積みましたね。気持ちがすっきりしました。ありがとうございました。

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