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自分の事しか頭にない人

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有り難し有り難し 14

主人の事です。
いつも会話が「俺、おれ、オレ」。
子供の話をしているのに「俺は~」。
子供が公園行きたがってるのに、「俺は行きたくない」。
子供が抱っこして欲しくて泣いているのに「パパ疲れるからやだ」。
何事も自分目線でしか物事を考えられないようです。
その事は前々から気づいていましたが、まあ、私が合わせればいいか、と思ってはいたものの子供に対してもこれなので呆れます。
子供が幼稚園で出来ない事や注意されてきた事にさえ「何故できないかわからない、俺のシツケがなってないと思われて恥ずかしいから今日からビシビシやるぞ」といきなり厳しくなったり。
私からしてみたらそれは子供の事を思っての「しつけ」じゃなく、自分のプライドが大事にしてるとしか思えません…。逆に何かを子供が褒められてくると「ほらな、俺の教育がいいから~。」と、子供を褒めもせず自分を褒める…。
自分、自分の人には仏教の観点からみてどう対応していくべきでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご主人は「天上天下唯我独尊?」

<天上天下唯我独尊>
『天上天下唯我独尊』(たんじょうてんがゆいがどくそん)宗派により読み方の違いはあります。以前TVで有名な芸能人で誰だったか忘れたが、「自分は天上天下唯我独尊だから自分の道を行くだけ、本来私は我がままだから」と言っておられたのが印象的で現代では間違った解釈をされている方が結構多い事に気付かされた。ご主人もご自身では自覚は無いがどこか当てはまる様に感じます。
 本来の意味は『天上天下唯我独尊』とはお釈迦さまが誕生された時に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地を指して『天上天下唯我独尊』と云われた、と伝えられています。
解説すれば、宇宙(天上)広と言えども、またこの地球(天下)においても自分という存在は唯一であるからこの事を自覚し自分をそして命あるものを大事にして生きなさい。という教えですべての人間一人一人の存在ついて説かれておられます。現代は、某有名芸能人の方だけでなく「俺は俺」「私は私」が当たり前の感覚に成りつつあります。
やはりご主人も現代に多くなる傾向にあり考えをお持ちの様です。
昨日、今日からの性格ではありませんし、ましてや自覚が無いのでよほどの事がない限り一度には直る事はないでしょう。
奥さんがこの性格を飲み込み自覚するしかありませんが一度思い切って真剣に子供の育て方についてお互いの考えを話し合われることです。

追記
お役に立てず申し訳ありません!
残念ですが今のご主人に期待しても無理なのでしょうね。お悩みからして分かる気がします!
自分自身でこれでは良くないと思う出来事が無い限りその時は来ないでしょう。
こんな時は無理やりにでも昔好きだった頃の心を少し思い出して見る事も大事なんですが男は単純ですから過去に捕らわれる性格が見られますが女性には恐らく合わない方が多いと思いますので少しでも気にしなく成れるような工夫をしてみることでしょう。まだお子さんが小さいので趣味はできないものの何か自分だけの楽しみを見つけてみて下さい。
何時かご主人が気付かれる事を信じて余り気にせずそんな時はわざと明るく生きてみて下さい。そうすればお子さんも明るい性格になり思いやりのある人に育つでしょう。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

山口秀徹様
お忙しい中、ご回答有り難うございます。
話し合うという事は大事ですね。しかし、話し合う度に主人にとって不利な事、都合の悪い事は周りが悪い、と逆ギレされ毎度余計悪化してしまいます。
話し合いができないのなら、夫婦関係に限らず、信頼関係は成り立ちませんね。もう無理かと思います。
有り難うございました。

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