自分の親との関係に悩んでおります
私は1人っ子です。親から子供らしい接し方をされたことは一度も無く、父親からは自分の苛立ちをぶつけられ、母親からも庇ってもらったことはありません。
幼少期から、「この家には私は必要ない」と思っておりました。両親にことごとく自分の進路を邪魔され、口癖は「お前には無理」「絶対に失敗する」「私の言うとおりにしないから・・・」「お母さんを見習え」などです。
視力が落ちてもメガネをかけることに両親が抵抗を示し、学校で行われる視力検査の時は、悪い結果が出ないように、前日に保健室に忍び込んで視力検査表を丸暗記していました。親に気を遣って。。
関係無いかもしれませんが、私は人間関係を構築することがとても苦手です。また、自分に自信がありません。
夫の両親の方が安心出来るのです。他人なので、腹を割って・・というのとは違うのですが、人として、一人の人間として大切に扱ってもらえています。
今は結婚して家を出て、全く違うところに住んでいる為、両親とも殆ど会うこともありません。実家にも殆ど帰っていません。帰っても居場所が無く、嫌味を言われたりするので足が遠のいてしまいます。そのくせ、私に媚びを売ってくる両親が理解できません・・・
これからもしかしたら親になるかも知れませんが、自分の両親のようになるのではないかという不安がいつもあります。自分がされた接し方や育て方をするかと言われれば、絶対にしてはいけないと頭では思っていますが、それでも時々夫に対して自分の両親のような態度を取っている自分に気が付き、憎悪の念が湧きます。夫からは、「自分がされて嫌な事は人にしないこと」と言われます。
私は親からされたことをどう消化すればよいのでしょうか?
どうしたら、親にされたようなことを人にしないように出来るのでしょう?
「子供が出来れば親の苦労がわかる」と言われますが、私は親不孝なのでしょうか?
親にとって娘は可愛く無いものなのでしょうか?
子にはどんな態度を取っても、どんな暴言を吐いても許さなければいけないのでしょうか?
今になって媚を売る両親をどう受け止めればよいのでしょうか?
何かあっても自分の両親には頼りたくないと思っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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全ての親は未熟です。
はじめまして。
長谷川哲真と申します。
ご両親との関係に悩んでらっしゃるとの事ですね。
ご両親から、子供らしく扱われなかったとの事ですが、ご両親は、なぜ、goyagoyaさんを無条件に認める事が出来なかったのでしょうか?そこには、原因があるはずです。普通はご両親とその父母との親子関係に問題があります。その原因に対して、理解を深めれば、goyagoyaさん自身はその原因に振り回されずにすむはずです。今のご両親の態度も、コンプレックスの裏表の様な感じを受けます。
親子関係は、人生最大の課題です。仏様は、無条件に人を認めて下さる。子にとっては、親は無条件に自分を認めてくれる仏様の様な存在のはすですが、人間は未熟です。全ての親は未熟な親で、その親を受け入れるのが子の役割です。
是非、ご両親に対する理解を深め、goyagoyaさんがご両親を無条件に認めてあげて下さい。接しすぎると上手く行かないことが多いので、遠くから見守っているくらいで良いと思います。
合掌
韓信のまたくぐり
親と不仲だった和尚さんにお越しいただきました。
イメージ:レスラー
『父親?まぁ、随分ぶつかり合ったぜ。オヤジにはこうであってほしいと思うことが沢山あってね。ところが親父は所詮オヤジなのさ。悪い意味じゃなくて、オヤジの好きなように生きてるだけだってことに気が付いたのさ。それ以来、オヤジに自分の理想を求めなくなったゼ。楽になったよ。あとで気が付いたんだ。❝ああ、最初から俺がオヤジに勝手に自分の理想を押し付けていただけだ❞ってことにね。つまり、オヤジそのものをみてなかったとも言える。リアルタイムの現実のオヤジじゃなくて、頭の中の過去のオヤジや理想のオヤジと勝手に一人相撲していたって事サ、笑えるだろう。そこのアンタ、お前さんのことだぜ?
母親?まぁ、随分ぶつかり合ったぜ。ケンカしない日はねえくらいさ。今日だって16ラウンドに及んだぜ。母親なんてモンは、子供が心配で心配でならねえのさ。だから愛情・心配という名の下に口うるせえことも毒も吐く。子供にとっちゃいいメイワクだがな。おまけに自分たちよりもはるか昔の教育だ。配慮なんてモノあるわけがねえ。愛情をもらったことがねえ?媚売ってくる?オメエさん、そりゃ思い違いってもんだよ。単純にいゃぁ愛情表現が❝昭和❞なのさ。おめえさん、そこが分かってねえだけサ。死んじまった健さんの映画や日活や毒蝮三太夫でも観てみろ。昭和世代なんざ乱暴な言葉ばっかりだ。それが昭和のシンボルなのサ。家族間で「愛してる」なんて言いやしねぇよ。昭和ブランドってなぁそういうもんだよ。昨日もババァ(母親)めがピーピーうるせえからまたもケンカよ。❝ウエットティッシュとってくれ❞って頼んだら案の定、口うるせえこと言うのさ。「すぐにふたを閉めんだぞ」とか。ここでオレは「全くうるせえババぁだ」とか思っても口にしちゃいけねえ。だから、こだわりを捨てて母親の為にも自分を捨てちまうのさ。
母親は「そういう、そういう素直なのがイイねぇ♡」って喜んでいやがったぜ。(笑)
韓信のまたくぐりってやつよ。それができねえようじゃ、両親どころか、家庭だってシアワセにゃしてやれねえ。自分の親を愛せねぇってことはよ、自分を愛せねえってことだからな。自分を愛せなけりゃ、子供だってゆがんじまう。だからおれはその時、こう言ってやったのさ。
「ハぁ~イ♡ ち(閉)めましたぁ~ん♡」ってね。
質問者からのお礼
回答を頂きありがとうございました。父親の方が特にひどいのですが、両親とも、両親の父母(私の祖父母)が兄弟ばかり可愛がり、自分たちは居場所が無かったと感じていたことが原因かもしれません。ただ、自分がそういうさみしい環境で育ったなら、なぜ自分はそうでない’自分の’家庭を作ろうと思わなかったのか・・・私には分かりません。 幸い、夫も夫の両親もとても良くしてくれます。自分の家庭を大切に過ごしたいと思います。ありがとうございました。