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許すとは

回答数回答 1
有り難し有り難し 18

婚約中の彼が浮気をしていました。何度も許そうとしているのですがなかなか許す事ができません。

許しについての本を読んだり、ネットで調べたりしたのですがうまくいきませんでした。

許す事は自分を許す事とよく書いてありますが何故ですか?

また許せばまた裏切られるかもしれないという不安から解き放たれるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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人はなかなか許せませんが自分は許すます。

何故、人を許すことは自分を許すことなのかというご質問ですが、わたしは次のように考えています。怒りや悲しみ、憎しみの対象が相手なので、なかなか消えないのです。相手は自分自身の思い通りにならない第三者ですからね。しかし、許す相手が自分ならどうでしょうか?苦しく、辛い想いをするのは自分自身です。そう考えてしまう、要は憎んだりして辛い想いをしても、仕方がないのだから、そういう自分を許そうよ。いうことなんです。自己を許すことは自己の解放です。執着しない心。囚われない心でありたいものですよね。ですから、許すとは自分を許すことなんです。さて、あなたのもう1つのご相談。本題ですが、責めたり、憎しんだりするご自身を許すにすても、彼を許すかどうかは別な話です。彼はある意味、性的なことに関しての意識が少し違うように思います。多少、多目に見られるあなたがいるならいいですが、さもなくば、ケジメを付けらるだほうがよろしいかと、拙僧は考えます。
ご自身でよくよくお考えの上、結論をお出しください。お幸せを祈っています。浄光寺

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有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。本で読んだのですが相手を許す事は自分を許すと書いてあったのですが今回の場合はまた違うことなのでしょうか?

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