外に出した息子が心配でたまりません。
回答 1
有り難し 17今年の春、スポーツ推薦で息子が遠方の私立の高校に進学しました。幼い頃より続けたスポーツで、本人の希望もあり、待望の進学でした。
私自身は自分の仕事と家事との中で、いろいろ工面して今まで送迎などをしてたこともあり、手が離れることにほっとした矢先、息子が怪我。長期のチーム離脱となりました。
息子は慣れない生活と怪我とで、苦しみに満ちています。私は、どうしていいかわからず、外の高校に進学させたことを悔やんでみたり、泣いてみたり、私が楽になりたいがために外に出したことが悪かったと悔やんだり、ただただ時間が流れるだけの日々です。
息子からの連絡が悪い知らせではないかと怖いです。母親として、普通に生活することも辛いです。こんな私に育てられた息子に申し訳ないです。私と息子、どうやって、心を強くできますか？教えて下さい。
お坊さんからの回答 1件
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親が子離れをする時期です。
のんさんへ こんにちは。
息子が心配なのですね。
親として当然です。でもその親心が時として煩悩になります。
夏に行うお盆供養の起こりは、お釈迦さまの二大弟子の一人であった目連の母が、地獄で苦しんでいるために救う儀式が伝わったものです。素晴らしい息子であった母がなぜ地獄に行ったか、という原因は、なんと、母親の息子の「可愛がりすぎ」でした。息子を幸せにするために、他の子供を蹴散らすのもお構いなく何でもしたことが、悪業となって地獄に落ちたのです。
あなたの息子は、あなたに育てられて、一人生活を選ぶまで立派に育ちました。だからあなたは息子の選択を見守る形で応援しなけれなりません。息子さんが今の問題を可決していかなくてはならない時が来たのです。
それをあなたが努力する息子を信じなくてどうするのですか。どうしても最後に助けてというまでは手を出してはいけません。
息子はあなたの所有物ではないのです。息子は母親から独立しなけれなりません。あなたの間違った愛情が息子に負担をかけさせてはいけないのです。あなたは息子を母親に依存する不幸な人生にさせたいのですか？違うでしょう。
万が一、特待生は怪我で成果がでないと辞めることも出てくるかもしれません。そしたら大きくお帰りと迎えてあげてください。その時に息子に、特待の失敗は人生の失敗ではないと教えてあげるのです。それが息子への愛情です。
がんばって！息子さんを遠くから応援してあげてください。
合掌
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質問者からのお礼
本当にありがとうございます。涙が出てきました。子供を信じて待ちます。
学校を辞めざるを得ない事態になることも、確かに怖く不安でもありました。でも、それは人生の失敗ではないでいいんだと、はっとしました。ありがとうございました。
