動じない心が欲しいのです。
どんなことにも動じない
泰然自若とした自分になりたいです。
お坊様、どうかご助言ください。
私は神経質なことろがあり
自分の行動に後悔したり慌ててしまったりします。
なんとか改めようと
こちらのサイトや本を参考にして・・
〇自分のことを考えるのは程々にして
家族のことを考えるようにする。
〇運転などで慌ててしまったことを後悔しすぎてしまったら
「南無阿弥陀仏」と唱える。
〇「悔いているのだから、きっと許される。」
・・お釈迦さまは許してくださる、と考えています。
ということを実践しています。
以前よりはマシになりましたが、
たまに不安な気持ちになります。
ほかになにか
慌てない・・というか
ココロを穏やかに保つ方法があれば
教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
我々は初めから許されておるのです。
ちこ2様
以前にもお返事させて頂きました、
釋 慧心と申します。
真っ直ぐで正直なお人柄に感銘致しております。
ちこ2様のお心掛は必ず、ご家族有縁の方々の善知識となられ、正しい導きとなっているはずです。
私から見ましたら、ちこ2様のお心掛は、菩薩様のお姿にも見えてしまいます。
動じない心。
これは大変難しいことですね。
少しややこしい言葉を使いますが、
不退転や、正定聚(しょうじょうじゅ)の位に定まるなどいう表現をします。
成仏、即ち覚りを得ることが定まり、二度と迷いには戻らないということで、
大変なご修行を経て、菩薩道を歩んだ末にしか到達出来ない領域です。
しかし、ちこ2様は、この度の人生では阿弥陀様のご本願に出遇われました。
人間は苦しむ生き物ですが、逆を言いますと、人間しか、仏さま阿弥陀様に出遇えません。
「遇う」というのは、稀に今、会う、「まうあう」と言いまして、「参る」「会う」「詣でる」という意味を含ませて使います。
それほど、阿弥陀様に出遇うことは、類いまれにして尊いのです。
しかし、既にもう遇うております。
阿弥陀様の目的ははっきりしておられます。
迷える衆生を必ず救うとお誓いです。
ですので、迷うていない人がいましたら、
その人は、阿弥陀様のお目当てではございません。
しかし、衆生とは元来が迷うものですから、一切衆生を救うとお誓いです。
私が迷えば迷うほど、私が不動でなければないほど、阿弥陀様のお目当てに叶うておるので、
ますますお救いは間違いなしなのです。
安心して任せてくれ、そのまま、不動でないまま、弱いまま、そのまんまの貴女一人が目当てだよ。と、任せてくれよ。
その為にわしは法蔵菩薩の時代にどの様な修行も修めてきたぞ、
貴女に足りない功徳も修行も、全部、1から100まで全部こちらで準備しておるから、
だから、安心して任せてくれよ。と誓うてくださった仏さまです。
阿弥陀ぼとけにお任せいたしましょう。
大法寺様の仰られるように、まさに、あるがまま、自然法爾でございます。
自ずとそうなる。
何も出来ないとしてもそうなるべくして仏になる。
何故なら、初めから許されておるのです。
お答になっておるか、分かりませんが、我々は不動でなくても良いのです。
また、宜しければお話しましょう。
そのままの貴女が素敵です。
ちこ2さんは、 真っ直ぐて、澄んだココロを、持った女性ですね。
私も動じない人間になってみたいです。
省みる事は大切ですが、今のままでも十分素敵たと、感じます。
肩のチカラを 抜いて見てください。
楽になりますし、いろんな事、道が開けます。
自然法爾
風に任せる生き方、試して見て下さい。
なる様になりますよ。
きっと、貴女ならば大丈夫です。
質問者からのお礼
大法寺 長谷雄蓮華さま
回答ありがとうございました。
自分で言うのも変ですが、歳のわりに純粋というか
悪く言うと世慣れていないところがありまして、
長所であり短所な気がします。(しかも神経質でキモが小さい・・)
「自然法爾」を教えてくださり、ありがとうございます。
視野狭窄に気を付けようと思いました。
また、
お坊様である方の
「私も動じない人間になってみたい。」との言葉に
感動しました。
あまり落ち込まない方法を
ゆっくり考えていきたいと思います。
明覚寺 釋 慧心さま
先日につづき、
回答を
ありがとうございます。
「確かに
阿弥陀さまの視点でみれば、
迷うてない人などいない・・」
と思いました。
完全に「動じない」とか「迷わない」人がいるとすれば、
大変な修行を終えた方なのですね。
おそらく
明日も
私は迷い動ずるのでしょうが、
そういうことも含めて
仏さまに気持ちを預けてみようとおもいます。
勉強不足で
表現が拙く
恥ずかしいのですが
お釈迦さま仏さま阿弥陀様・・
超越的な方の力を信じると
楽に生きていけるのですね。
「表現を変更させてください」
楽に生きていけるのですね。→気持ちが楽になりました。